乗用車の助手席から、巷の観光をしているゆきたんくの目に飛び込んできたのは、高級な装飾蝋燭のような形をしているトゥグの塔であった。調べてみると、ジョグジャカルタの町のシンボルの塔だそうである。 ここから北を望めば、遥かにムラピ山がそびえ、南に一直線に行くと、町一番の繁華街マリオボロ通り(Jl.Malioboro)を経て王宮(Kraton)、さらにはパラン・トゥリティス海岸(Pantai Parang Tritis)へと至るそうだ。
マリオボロ通り
この山と海岸へは行かなかったが、マリオボロ通りの賑わい、かつてジョグジャカルタを統治してきた王侯の子孫がいまだに生活をしている王宮の文化には触れることができた。
マリオボロ通りの商店街
トゥグの塔の役割は何だろうか。ジョクジャカルタのシンボルであり、ランドマークなのだろう。しかし、インターネットや文献で調べてもほとんど情報がなかったのだ。
ジョグジャカルタの地図
上はジャカルタの紀伊国屋に一つだけあったジョグジャカルタの地図の表紙である。ここにはトゥグの塔とボロブドゥールの仏像の絵が描かれている。ということはジョグジャカルタの象徴ともとれるのだ。また帰国時の空港でも詳細な地図が売っていが、こちらは碑の記号とTugu Monumentの名称があるだけだった。
どなたか詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたい。