UK旅行で、ウェールズのB&Bパンディ・インからハージェスト・リッジを目指した時があった。夢にまで見た、イギリスの田舎を車で走ること。それが実現した。しかもカントリーロードという言葉が当てはまりそうな風景の中を走る快感。同乗していた女房と次男のつっくん、女房の友人は、どこに連れて行かれるのだろうと不安だったに違いない。ガソリンだけは満タンにしておいた。これでしばらくは迷うことが、もといドライブを楽しむことができるだろう。という安易な心構えでハンドルを握るゆきたんくであった。
そして、どこを通ったか。グーグルアースやUKの地図を見て、通った道を確かめてみた。
走る道の殆どは両脇を垣根でふさがれている。時々切れ間があって、そこからはオレンジとグリーンのパッチワークのような草原が見えた。まことに牧歌的な風景に感じた。しかし、この垣根一つの長いこと・・・。
グーグル・アースで、走った辺りの上空からの写真を見た。
ウェールズの上空
緑のもこもこが移っているが、これが道路の両脇を固める樹木である。イギリス特有の景色、パッチワークを形作る境目のもこもこ樹木がある所は道路だったのである。
道を塞ぎそうなところ
1枚目の写真は標準的な生え方なのではないだろうか。上写真の道を塞ぎそうなところもあったし、中にはトンネルのようなところもあった。
トンネルみたいなところ
上り坂になり、高い位置に来ると、比較的樹木の幅が広がり、視界も開けてくる。
視界が開け、明るくなる。
さらに高いところに来ると
垣根はあるが、高さが低い。
すごく視界が広がったと思ったが、ここは交差点である。道の占める面積が多いのだ。しかし垣根が低いので右奥にはもっと背の高い尾根が見える。
この地点をグーグル・アースで見つけたので、その写真をキャプチャーした。
ゆきたんくが「give-way」と名づけた地点
この交差点の右下の道から上がってきたのだ。道に沿って樹木が生えており、交差点で視界が広がることが分るだろう。ここから古本の町ヘイ・オン・ワイまで2.5マイル(約4km)のところである。またこの後、30kmほど走ってハージェスト・リッジについたがそのドライブは大変楽しいものになったこと。同乗者の3人が「ホッ」と胸をなでおろしたことを付け加えておこう。