自分は、何か気にかかることがあるとすぐに確かめたくなる性格だ。
もちろん、その何かはその時の自分の気分である。
まあ、こんな人間と一緒に仕事をやらされたり、上司でいたりしたら、堪ったものではない。余計な時間を取らされる。いつもご機嫌を伺わなければならないからである。
自分の場合は、仕事については妥協があるので、安心していただきたい。気分の方もお腹が満ち足りていれば平和である。
ところが、趣味関係では妥協なしである。
写真が何か分る方は、かなりの鎌倉通か、神社仏閣通である。
これは、今でいうかなりの「いけ面」の傍にあるものだ。
かの歌人、与謝野晶子の歌碑(観月堂の隣に立つ)には「鎌倉や みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」の歌が刻まれている。
与謝野晶子の歌碑
詠んだ当時仏様に対して、「美男の釈迦」と言った表現が、物議をかもしたみたいだ。しかし彼女の中の一番は、富山の高岡大仏らしい。
彼女の中では、多分3番以内に入ると思われるのが、今回のいけ面の正体、鎌倉は高徳院の大仏様である。
鎌倉大仏(高徳院)
その大仏様が鎮座されている左側に、大仏様の胎内の入り口がある。
一般拝観料は200円だが、胎内を拝むにはさらに20円必要である。
ちなみにこの大仏様は腹黒くはなかった(しゃれにならないかぁ…)。
当たり前である。