縦に2700kmのインドと横に5200kmのインドネシアの稜線を結ぶと、その中に東南アジアの国々の殆どが入ってしまう。インドで始まった大乗仏教はインドネシアでその最盛期を迎え、インドネシアのジャワ島中部にボロブドゥールとプランバナンという2大世界遺産を遺した。宗教建築物として規模も大きい。
プランバナン
インドとインドネシアの間にマレーシアがある。その首都クアラルンプールにはペトロナス・ツイン・タワーという500m近い高層ビルが建っている。アクション物の映画に使用されているので見たことがある方もいらっしゃると思う。ゆきたんくはマレーシアは未踏の地なので、ウィキペディアより写真を拝借した。このツインタワーを初めて見た時に、複雑なデザインだと思ったことを覚えている。そして、①「宗教的な意味を持っているらしい。」ことも友人から聞いた。いまひとつピンとこなかったのだが、プランバナンの写真と比較すると①が納得できるのである。
建築物として、その高さは10倍も違うが、デザインは確かに似ているのだ。