いやぁ、自動販売機はいいねぇ。世の中は便利になったものだ。道端を歩いていればいつでも喫茶店の気分だ。よりどりみどりの飲み物を飲むことができるのだ。
ゆきたんくも数十年、自動販売機のお世話になっている。
その昔、コーラ、ファンタは50円で350mlのアメリカンサイズを飲むことができたと思う。そのお世話になったジュース群の横で、細身で威張っていたのがコーヒーである。まあ別に威張っていた訳ではないだろうが、100円という値段がその当時の自分にとっては高嶺(高値)の花だったのである。
今でこそ、ジュース類もコーヒーも120円という値段でならんでいる。
そしてコーヒーのうまくなったこと。昔の砂糖水みたいのとは違う。
これから書こうとする自動販売機を見つけたのは、静岡県の大瀬崎である。
静岡に旅行をした時のことは5/25のカタストロフィで紹介した。そのメインの一つ、「神池」のことである。伊豆七不思議の一つで、海から最も近いところでは距離が20メートルほど、標高も1メートルほどしかないのに淡水の池なのだ。コイやフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息している。
何故淡水池であるかは明らかにされていない。
①古くから池を調べたり魚や動植物を獲ったりする者には祟り(たたり)がある。
②実際に池の水が層状に分かれていた場合などに機材や人などが池に入ると取り返しのつかない環境破壊となる恐れが強い。
③透明度が低く池の底の観察が難しいと考えられること。
神池である。
で、正体のはっきりとしていない池のようである。
でありながら、神池の中にいる鯉のは餌をあげて良いのだ。
餌のあげかた次第では池を汚染しないのかと考えてしまうのだが・・・
神池の鯉たちである。
その餌は、池の周遊道路沿いの餌の自動販売機で売っているのだ。
そう、この神池の鯉のためのみである。これも便利と言って良いのだろうか。
さて、ここを訪れようと思っている方へ。引手力命神社の境内地であるため、拝観時間は日の出から日没まで、そして、拝観料が必要だ。また魚や動植物の採取は文化財保護法などにより固く禁じられているそうだ。