昨年の11月27日に「おたく」を書いた。
最後に「ゆきたんくはおたくなのだろうな。」という一言を添えた。
「おたくってなんだろう。」という観点で、自分のしてきたこと(大したことないことも含めて)を思い出してみた。
あったあった。なんと5年間もかけてやっていたことが…
時は平成元年、2頭身(SDガンダムと言えばお分かりになるかな?)のウルトラマン集めである。最初に手に入ったのは帰ってきたウルトラマン。なんとかわいいこと、このシリーズ集めなければならないという使命感を持った。当時ゆきたんく家には子供は長男のおーちゃんだけで、次男のつっくんは影も形もなかったのである。親と言うものは自分が好きなものは子供に伝えたいと思っているのだ。小学校1年生の時に初代ウルトラマンのテレビを、白黒であるがドキドキしながら見ていたゆきたんくにとっては当然のことである。
それから、ウルトランエース、ウルトラマンタロウ、ウルトラセブンまではすんなりと手に入った。平成も3年を迎え、次男のつっくんが生まれている。残念ながら、ウルトラマンシリーズが揃わない。しょうがないので仮面ライダーブラックを加えた。そして平成4年にはつっくんもはいはいから、つかまり立ちをするようになる。
この時のつっくんのマイブームが「仮面ライダーV3」であった。毎週日曜日の朝にテレビから宮内洋氏の声で「かめんらいだぁ、ぶぃすりぇー」の後に主題歌が始まるのである。この声を聞いた途端にはいはいからこたつの端につかまり立ち、そして歌が終わるまで、リズムに合わせてクォーター・スクワットのしっぱなしである。満面の笑顔で息をハァハァ言わせながら喜んでいたのである。
と言うわけで、V3もコレクションに加わったのである。とこで写真を見ていただけるとお分かりと思うが、これは当時乗っていたカリーナEDの助手席である。
そして平成5年の春、東京の自宅から神奈川に引っ越さねばならないという友人が、ゆきたんくがウルトラマンおたくなのを知っていて、プレゼントされたのが初代ウルトラマンの2頭身指人形である。ついにゾフィは手に入らなかったが、ゆきたんくの思い入れの大きい初代ウルトラマンが手に入ったことが満足であった。
こんなの人が聞いてもつまらないよね。