さあて、旅の楽しみの一つにご当地名物があるという話。
大男3人衆のK氏いわく、羽田空港へ向かう車の中で、「昼間は、うまいものが喰えると聞いていたから、朝抜いてきちゃったぁ。」とのこと。何か責任重大である。ゆきたんくが計画した昼食は、高知のホテル近くにひろめ市場内にある明神丸のたたき定食だ。
まずホテルに行き、部屋の確認。そして観光よりも食い気優先で「ひろめ市場」へ向かう。
ひろめ市場中央部分
この周囲にテーブルがあって、とても混んでいた。
さて、お目当ての明神丸は、昼の営業時間は修了。しょうがなく市場内を1周した。インド料理、くじら料理、ラーメン、惣菜、フライ専門店、土産屋などなんでもある。園に中で、うまそうな匂いが漂ってくる店があった。
もりみつ活魚店
この黄色い札が全部メニューだ。
森光活魚店である。
ここでたたき定食を頼んだ。
かつおたたき定食 1000円
あたたかさの残る香ばしいたたきに、アラ汁、卵のいためもの、ごはんにおしんこうだ。たたきにはにんにくのおろしではなくて、スライスがついていた。これがとても美味い。素材が良いだけではない。ご当地の調理法があるのだろう。生臭さはなく、かつおの清冽な香りが食欲をそそる。
はらんぼ である。
まぐろでいうとトロの部分だ。
あっさりしていて美味い。
「たっすいが」をもりみつのおばさまに聞いた。
「たっすい」とは土佐弁で「薄い・つまらない・頼りない」なんて意味で、この場合はキレがないという意味でもあるそうだ。
ひろめ市場は「たっすい」ではない。大男3人衆を満足させてくれたのだ。
もちろん、夕食も「ひろめ市場」でいただいた。
高知を訪れたら、ぜひ試していただきたい。