昨日は、娘にとってこの3年間ほんとうに頑張ってきた、小学校の合唱団のラストコンサート&6年生の卒団式。家族でとても楽しみにしていたのですが・・・
3月19日(土)朝6時。ピピピ~~~っという目覚ましで、ぼお~~っと起きだした私。「ああ~~今日でこの早起きもひとまず終わりだ・・・」と、いつもよりちょっとだけしっかりと朝ごはんを作りました。
6時20分。娘、子ども部屋から出てきます。
いつもなら、「ママ、おはよ~~~」とぼわぼわの頭で挨拶してくる娘、今朝はおかしい。
青白い顔で泣きながら
「ママ、気持ち悪い・・・」
「・・・・でぇぇぇぇぇ~~~???」
とりあえずトイレにいかせると、少量ゲロンパになり、そのまま座布団の上にダウン。
「一体、いつからこうだったのよ!」の私の問いに、
「起きたら気持ち悪かった」といって泣いてます。
どうも、気持ち悪くて目が開いたらしい・・・
夕べは「今回はアンコールもあるからちゃんと拍手してね~♪」と笑っていたのが、この有様。。
朝の練習が7時40分からあるのですが、とりあえず病院に行く旨を先生に連絡し、9時の小児科診療開始と同時に見てもらい、「インフルエンザ」ではないから半日から一日おとなしくしてれば大丈夫ですよ、の先生のお言葉に、「先生ー。今日の午前中だけ元気ならいいんですけど・・・」「お嬢さんが行く気力があれば行ってもいいけれど、じい~~~っと同じ姿勢でいると気持ち悪くなるから、すぐ先生にいいなさいね」と言われて帰宅。(さすがに1時間以上たちっぱなしで歌います、とは言えなかった~~~)
10時20分のコンサート開始に間に合うように彼女は一度は制服に着替えたのですが、やはり気分が悪くて動けません。しかたないので、私は先生に「途中からでもいいでしょうか・・」とお許しをいただいて、だーさんと妹には「子ども出てなくてもビデオ撮ってきて!」と学校に行ってもらいました。
その後もう一回ゲロリンパした娘、出すもの出して落ち着いて(爆!)どうしても参加する!と、制服に着替えてよろよろ学校の体育館に行きました。
ハイ。
気力だけで、コンサート(3曲遅刻)と卒団式の両方になんとか出席することができました。。
この子が小学校入学と同時に赴任された音楽の先生。
この先生がとても指導力のある熱心な先生で、合唱団を創設され、目標の一つとして毎年、ある全国規模の音楽コンクールにも出場しています。その実績の積み重ねで、現在娘の通っている公立小学校は「合唱団」でちょいと有名な学校になっています。
娘は昔から歌うことは大好きだったため、4年生で入団できる合唱団をとても楽しみにしていました。それから3年。4年生のときは右も左もわからず、ひたすら上級生や先生の言うとおりに声をだし表現することを学び、5年生はコンクールメンバー選抜のオーディションに落っこちて悔しさを学び、それでもコンクールで全国大会1位を取った瞬間、泣いて喜んで友達を精一杯応援することを学びました。
そして、そのコンクールが終わった後、今までソプラノだったパートからいきなり「アルトに行きなさい」とパート変更。音取りも1からやり直しで、毎朝6時20分起きで7時には家を出、朝練習に参加することをはじめました。(毎朝7時40分から8時10分が合唱団の練習の中心です。)みんなより早くいって練習することを、自分で決めて。
そして6年生。2回目のコンクール選抜オーディション。今年は絶対コンクールメンバーになる、と頑張っていた彼女は、コンクールの課題曲と自由曲、2曲とも歌える!といって、喜んで帰ってきました。(6年生は基本的に全員がメンバーにはなれるのですが、入れ替えできる規定があるため、5.6年生で1曲だけ参加の子どもも出てくるのです。)
それからは、ひたすら練習です。普通のときの練習とはまったく違い、先生も「鬼」になるときもあるし、時間も土日祝日と3時間半ぶっ通し、という状態になります。もちろん、朝練習は休めません。7月下旬の地区予選、地区本選と勝ち抜き、夏休み返上の練習のあと、9月上旬の関東甲信越ブロック大会。そして10月の全国大会。ひたすら「歌・歌・歌」の半年間。春はのどを痛めて病院で、「二日は歌うな」といわれておおむくれになり、説得するのが大変だったり、夏の猛暑でへろへろでも合唱団の練習だけは長袖長ズボンで首にタオルを巻いて頑張ったり、秋になると風邪でのどを痛めないように、毎日早寝早起きをするようにと先生から言われたり・・・家中巻き込まれての今年の彼女の合唱団生活でした。
昨日の卒団式では。一人ひとり、この日のために用意した作文を読みました。
娘は1番で読みました。泣きながら読んでいました。
不覚にも、私も泣いてしまいました。
彼女の作文。苦しかったこと、悲しかったこと、それ以上に楽しかったこと、うれしかったことがつづられたあと、こう締めくくってありました。
「合唱団で学んだことは、責任の重さです。私ひとりが声を出さないだけで、みんなに迷惑がかかります。○○先生(音楽の先生)、☆☆先生(ピアノの先生)、3年間ほんとうにありがとうございました。」
ああ、こんなことを考えられるほど、成長していたんだな、と自分の娘を改めて見直しました。
他の子達の作文もびっくりするほどキチンとした文章と考えで、多分、普通の小学校ではまず体験できないであろうこと。それを頑張ったこの子達の成長の姿なんだろうな、と思います。
みんなほんとに立派です。
集合写真を撮ったところでダウンした娘。結局熱を出して寝込んでしまいましたが、それでもどうしても出たかったラストコンサートと卒団式に出られてよかったね。と思います。
こんな頑張り方もできるようになったんだね、と、思います。
3年間ご苦労様。
そして、たくさんのうれしい体験をして、させてくれて、ほんとうにありがとう。Kちゃん。
写真は合唱団の制服。リボンはなんとスカートのつり紐をお母さんが作り変えてリボンにしてます。ひとりひとり、後輩から色紙とお花をいただきました。
3月19日(土)朝6時。ピピピ~~~っという目覚ましで、ぼお~~っと起きだした私。「ああ~~今日でこの早起きもひとまず終わりだ・・・」と、いつもよりちょっとだけしっかりと朝ごはんを作りました。
6時20分。娘、子ども部屋から出てきます。
いつもなら、「ママ、おはよ~~~」とぼわぼわの頭で挨拶してくる娘、今朝はおかしい。
青白い顔で泣きながら
「ママ、気持ち悪い・・・」
「・・・・でぇぇぇぇぇ~~~???」
とりあえずトイレにいかせると、少量ゲロンパになり、そのまま座布団の上にダウン。
「一体、いつからこうだったのよ!」の私の問いに、
「起きたら気持ち悪かった」といって泣いてます。
どうも、気持ち悪くて目が開いたらしい・・・
夕べは「今回はアンコールもあるからちゃんと拍手してね~♪」と笑っていたのが、この有様。。
朝の練習が7時40分からあるのですが、とりあえず病院に行く旨を先生に連絡し、9時の小児科診療開始と同時に見てもらい、「インフルエンザ」ではないから半日から一日おとなしくしてれば大丈夫ですよ、の先生のお言葉に、「先生ー。今日の午前中だけ元気ならいいんですけど・・・」「お嬢さんが行く気力があれば行ってもいいけれど、じい~~~っと同じ姿勢でいると気持ち悪くなるから、すぐ先生にいいなさいね」と言われて帰宅。(さすがに1時間以上たちっぱなしで歌います、とは言えなかった~~~)
10時20分のコンサート開始に間に合うように彼女は一度は制服に着替えたのですが、やはり気分が悪くて動けません。しかたないので、私は先生に「途中からでもいいでしょうか・・」とお許しをいただいて、だーさんと妹には「子ども出てなくてもビデオ撮ってきて!」と学校に行ってもらいました。
その後もう一回ゲロリンパした娘、出すもの出して落ち着いて(爆!)どうしても参加する!と、制服に着替えてよろよろ学校の体育館に行きました。
ハイ。
気力だけで、コンサート(3曲遅刻)と卒団式の両方になんとか出席することができました。。
この子が小学校入学と同時に赴任された音楽の先生。
この先生がとても指導力のある熱心な先生で、合唱団を創設され、目標の一つとして毎年、ある全国規模の音楽コンクールにも出場しています。その実績の積み重ねで、現在娘の通っている公立小学校は「合唱団」でちょいと有名な学校になっています。
娘は昔から歌うことは大好きだったため、4年生で入団できる合唱団をとても楽しみにしていました。それから3年。4年生のときは右も左もわからず、ひたすら上級生や先生の言うとおりに声をだし表現することを学び、5年生はコンクールメンバー選抜のオーディションに落っこちて悔しさを学び、それでもコンクールで全国大会1位を取った瞬間、泣いて喜んで友達を精一杯応援することを学びました。
そして、そのコンクールが終わった後、今までソプラノだったパートからいきなり「アルトに行きなさい」とパート変更。音取りも1からやり直しで、毎朝6時20分起きで7時には家を出、朝練習に参加することをはじめました。(毎朝7時40分から8時10分が合唱団の練習の中心です。)みんなより早くいって練習することを、自分で決めて。
そして6年生。2回目のコンクール選抜オーディション。今年は絶対コンクールメンバーになる、と頑張っていた彼女は、コンクールの課題曲と自由曲、2曲とも歌える!といって、喜んで帰ってきました。(6年生は基本的に全員がメンバーにはなれるのですが、入れ替えできる規定があるため、5.6年生で1曲だけ参加の子どもも出てくるのです。)
それからは、ひたすら練習です。普通のときの練習とはまったく違い、先生も「鬼」になるときもあるし、時間も土日祝日と3時間半ぶっ通し、という状態になります。もちろん、朝練習は休めません。7月下旬の地区予選、地区本選と勝ち抜き、夏休み返上の練習のあと、9月上旬の関東甲信越ブロック大会。そして10月の全国大会。ひたすら「歌・歌・歌」の半年間。春はのどを痛めて病院で、「二日は歌うな」といわれておおむくれになり、説得するのが大変だったり、夏の猛暑でへろへろでも合唱団の練習だけは長袖長ズボンで首にタオルを巻いて頑張ったり、秋になると風邪でのどを痛めないように、毎日早寝早起きをするようにと先生から言われたり・・・家中巻き込まれての今年の彼女の合唱団生活でした。
昨日の卒団式では。一人ひとり、この日のために用意した作文を読みました。
娘は1番で読みました。泣きながら読んでいました。
不覚にも、私も泣いてしまいました。
彼女の作文。苦しかったこと、悲しかったこと、それ以上に楽しかったこと、うれしかったことがつづられたあと、こう締めくくってありました。
「合唱団で学んだことは、責任の重さです。私ひとりが声を出さないだけで、みんなに迷惑がかかります。○○先生(音楽の先生)、☆☆先生(ピアノの先生)、3年間ほんとうにありがとうございました。」
ああ、こんなことを考えられるほど、成長していたんだな、と自分の娘を改めて見直しました。
他の子達の作文もびっくりするほどキチンとした文章と考えで、多分、普通の小学校ではまず体験できないであろうこと。それを頑張ったこの子達の成長の姿なんだろうな、と思います。
みんなほんとに立派です。
集合写真を撮ったところでダウンした娘。結局熱を出して寝込んでしまいましたが、それでもどうしても出たかったラストコンサートと卒団式に出られてよかったね。と思います。
こんな頑張り方もできるようになったんだね、と、思います。
3年間ご苦労様。
そして、たくさんのうれしい体験をして、させてくれて、ほんとうにありがとう。Kちゃん。
写真は合唱団の制服。リボンはなんとスカートのつり紐をお母さんが作り変えてリボンにしてます。ひとりひとり、後輩から色紙とお花をいただきました。