新番組放送開始シーズンで 新ドラマも次々と始まっている
「警視庁アウトサイダー」出演の西島秀俊さんが 少し前 読売新聞の日曜版のインタビューの中でこんな言葉を発しておられた
演じる役柄は濃いサングラスで恐めの見た目 なのに血を見ると眩暈がーという
さらにその中で自分で出してみた個性とは
藤田まことさん主演の人気シリーズ「はぐれ刑事純情派」
この中で藤田まことさん演じる安浦刑事に憧れているという設定
西島さんはデビュ―当時(1992年)に若手刑事役で「はぐれ刑事純情派」に出演された時に
藤田まことさんからこんな言葉をいただいたのだとか
ー脚本に違和感があれば、そのままにせず必ず伝えるように教わりました。
「新人で監督に伝えづらいだろうから俺に言ってくれ」と気遣ってくれましたー
まだぽっと出の 海のものとも山のものともわからない新人に
必殺シリーズ 刑事ものー主演を張る経験豊かな人気もあるベテラン役者からの言葉
大切な思い出の作品・・・・・
「安浦刑事とは(西島さんが今回演じる架川英児刑事) 外見も口調も全く違うけど、架川を人情味のある人物にしたくて。
藤田さんご自身も、正義のヒーローでなく、犯人の事情に思いを寄せる刑事像にシンパシーを感じておられた」
とも振り返っておられました
そして始まるドラマへの意気込みは
(はぐれ刑事純情派)あれから30年 世相がすさみ 理解しがたい動機による犯罪も目立つ中
「それぞれ事情を抱え、世代ギャップもある刑事3人が、良心に基づいて事件に立ち向かう。そして信頼関係を築いていく。そんな話を作っていきます」
文 若林圭輔さん2023年1月15日の記事より
「はぐれ刑事純情派」は繰り返し再放送されており 娘などは必殺シリーズと並んで 再放送を観て 藤田まことさんを好きになりました
演じる役柄の存在感 人間くささ
「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎で人気者となり しかしこの役のイメージが強すぎて その後イメージ払拭に苦しみ ゆえに苦労もされたことかと思います
自身の不遇時代があればこそ 新人さんにも思いやるあたたかな言葉をかけることができたのでしょうか
その言葉を受け継ぎ 役者としての姿勢を大切にしておられる西島さん
ドラマは始まっていて 登場人物それぞれの秘密が明かされるのも楽しみです
(コメント欄は閉じております ごめんなさい)