夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

五十嵐貴久著「魅入られた瞳   南青山骨董通り探偵社Ⅱ」(光文社文庫)

2015-06-30 23:16:05 | 本と雑誌
魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (光文社文庫)
五十嵐 貴久
光文社



南青山骨董通り探偵社シリーズ第2作


裏表紙の作品紹介から{正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。 そんな折、社長の金城から任されたのは、商社マンの美しき妻・志津恵をクリニックへ送迎することだった。
渋々引き受けた雅也だったが、一目で彼女に魅了される。着々と仕事を進める中、送迎車の消失や謎の男からの暴行など予期せぬ事態が起こる。
探偵社の面々を待つ驚愕の真実とは?!}



若き井上雅也クンは探偵にはなったが 腕力はない そして童貞らしい 先輩探偵たちからその点では よくからかわれている
年上の美女に弱い

今回も志津枝にめろめろになり 非力ながら体を張って守ろうとする
しかし この志津恵が なかなかに曲者の美女なのである


商社マンという触れ込みの高岩は実は暴力団員 事件解決後ー取引で十億の金が行方不明となっている

その十億を手にしていたのは 夫の仕事について何も知らなかったはずの妻の志津恵だった

はたしてこの頼りなき若者・井上雅也クンは立派な一人前の探偵になれるのだろうか


井上がひそかにうすらハゲと呼ぶ先輩探偵の立木

元刑事らしい徳吉

知的美人の玲子

キャバクラの仕事もする真由美

格闘でのガッツも見事な美紀


正体が掴めない底知れないところのある社長の金城


南青山骨董通り探偵社の次作は秋頃刊行予定だそうです

「燃えた」

2015-06-30 09:36:44 | 自作の小説
斎場での法要が終わり舅の暮らした家に入ってきた女は 喪服のままその家に火を付けようとしていた・・・・・

女は 舅の古い家も 代々のものという巨大な仏壇も大っ嫌いだった


何かが出そうな気がするのだ


それなのに夫は退職したら この家に戻ってきたいと言った


ーこんなモノ さっさとぶち壊して売ってしまえばいいのよ
更地にしたほうが高く売れるんだしー


仏事用の太い蝋燭に火を付ける 用意しておいた油を染ませた紙とキャンプ用の着火剤


ー燃えちゃえばいいんだわー



部屋の一角で何かが動いた


がさごそ カサコソ 


ーひっー

半透明の蟹が涌いて出ている その甲羅は舅の顔

ゆらゆら わらわら

どんどん数が増えて 部屋に蟹が充ちる 満ち溢れる



腰を抜かした女の服の上に蝋燭の火 
蟹は女の鼻の穴 悲鳴をあげようとした口の中へも入っていく

蟹が女の体を覆う

女の体は蟹に埋もれる


ぶすぶす・・・・
女の体が燃え始める
手には油を染ませた紙と着火剤

生焼けになる心配はなさそうだ



別の車で遅れて戻ってきた夫と子供達が見たものはー

黒焦げの女

家は女の体がある畳が僅かに焦げたのみ



「火事を消そうとして自分が燃えたのか」



妻が死んだ建物は さすがに暮らしにくいと思ったか
相続した保険金や預貯金などの遺産で 夫は子供達と相談し 家を建て替えた

すっかり暮らしやすくなったその家で 子供達が嬉しそうに生活している


自分の子供には祟れず 焼け死んだ女の霊は悔しげに漂い出ては・・・・・
巨大な仏壇に引きずり戻されている

おかずから

2015-06-29 21:51:38 | 子供のこと身辺雑記


鍋にマーガリン溶かして 明太子と茹でてから皮をむいたじゃがいもを炒めただけ




キャベツ・もやし・椎茸を炒めて塩胡椒振って ウスターソースかけただけ





先週に引き続き じゃがいも使いこなし中~~~



日曜日も畑でじゃがいもを収穫した主人が「じゃがいも まだあるん?」と毎日のように尋ねてくるので
精出して(笑)使っております

迷惑な車さん

2015-06-29 09:26:54 | 子供のこと身辺雑記
玄関と車庫前には勝手に駐車されると困るから「駐車禁止」の赤い三角さんも置いているのだけれど

それでも勝手に車を置いていく人がいる

この車は去年から 厚かましくも車を置きにくる

姿を見かけたら注意しようと思うのだけどーー;


私も ずっと見張ってるほど暇じゃないし










一晩以上置いてて 駐車時間も長いんです

車の持ち主さん
わが家の前はあなたの車の駐車場ではありません
姫路501 ち93-13のトヨタ車さんの持ち主さん

あなたの長時間の無断駐車に とても迷惑しております

勝っても 次の対戦相手がどこになるか気になるんです

2015-06-28 09:59:58 | 子供のこと身辺雑記
昨夜 長男応援のヴィッセル神戸は勝てなかった ホームの試合だったのに

めげない長男は 早朝から なでしこを応援

結果1-0で勝利♪









で 次の対戦相手はカナダかイングランドか

その試合が現在 後半
イングランド2 カナダ1
イングランドがリードしている状況ですが


あと15分ばかし
気になって観ています^^;


「呪怨 終わりの始まり」(2014年 日本映画)

2015-06-27 14:13:12 | 映画
呪怨 終わりの始まり [DVD]
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン




警官と福祉センターの職員とそれを撮影している人間が ある家に入っていく
「トシオくん トシオくん」と女性が呼びながら
そして2階でトシオくん 俊雄の死体が発見される
虐待の上 餓死
その両親の山賀夫妻は行方不明だとか
カメラマンの近くにパンツしかはいていない白い少年が現れる


その家は幽霊が出るお化け屋敷の噂が立ち 不動産の仕事をしている家族から話を聞いた葵は友人達を誘って その家へ入る
友人の一人 七海(トリンドル玲奈)は怖がって嫌がるも 弥生(黒島結菜)に誘われて 入ってしまう

玄関の扉は閉まった

二階で不気味な絵を見つけたのに それを見て笑う葵・莉奈・弥生
七海は怖がりのはずなのに 一人二階を歩き 和室へ入る

押入れから何かが現れる
こわがる七海は白い男の子を見る

悲鳴を聞いて外に来た三人は 七海の怖がりようを笑うが



学校の体育館でバスケットボールの練習中に顔色がひどく悪いことから 弥生は休んでいるように言われる

腰かけていると背後の幕が揺れる
誰かいるのかと見にいく弥生ー既に魅入られている

誰もいないと背を向けるとオルガンの音が不気味に響く
こわくなり保健室に逃げ込むが先生はいない
保健室のベッドに潜り込み 布団の中へ

お化け屋敷といわれる家の二階で見た奇妙な絵がある
そして布団の中から白い半裸の男の子が

悲鳴

弥生は消えた

借り手がつかない家へ取り込まれたのだろう
 山賀俊雄が死んでから ずっと借り手がつかない家へ


次は莉奈
心配して葵と七海が家を訪ねる
莉奈の母親は言う「ごめんなさい 莉奈は会える状態じゃないの」

莉奈は大切な友人だからと言って 部屋へ案内してもらう葵と七海

ドアのノブにも何か巻き付けてあるが 葵はそれを破る
莉奈は机の下に隠れていた

机の引き出しも家具も全て開かないようにテープなどが貼られている

必死に莉奈に話しかける葵は気づかないが テープがはがれて引き出しや開いた戸から青白い手や子供の顔が覗く

気が付いた七海は ここにいてはいけないーと

葵は首の石のついたネックレスを外し お守りだからと莉奈に渡す
葵にしがみつく莉奈



映画では過去と現在が交互に描かれていく


山賀俊雄の死体が発見されたのは 現在より19年前

女子高校生四人が山鹿の家に入ったのが10年前

3年3組の担任となった小学校教師の生野結衣(佐々木希)が 不登校の佐伯俊雄の家を訪問するのは現在ー


莉奈は冷蔵庫を開けて台所で飲み物を取り出すと それは黒い液体となる

薬缶のお湯がかかり顔が半分焼ける莉奈は 冷蔵庫から伸びてきた手に冷蔵庫の中へ引きずり込まれる

そして消えた



莉奈を心配して家族にあの家のことを聞こうとする葵

姉は話してはいけないと言う

そして夫(袴田吉彦)に怒る

あの家は恐ろしいーと身に沁みて知っている表情だ

言われて風呂に入ろうとした葵は 鏡の中の自分に白い手がのびてくるのを見る
その手は葵の下顎をひっぱり


葵の悲鳴が聞こえて洗面所に行った姉が見たのは 血で汚れた洗面台
そして落ちている葵のものだろう血まみれの下顎

七海は電車に乗っていて 同じ車両の少し離れた場所に葵と莉奈らしい後姿を見つけ 近寄るとー
顔が半分に焼けた莉奈と下顎が無い血まみれの顔の葵

悲鳴を上げると電車の天井いっぱいの巨大な顔だけの弥生

気が付くと あの怖い家の中

泣きながら「ごめんなさい」と繰り返すのだがー


臨時教諭ながら異例のクラスを受け持つことを知らされた生野結衣は戸惑いながらも嬉しい
学年主任の女性の素っ気ない口ぶりは気になるが

以前の担任は辞めたと言われる

受け持つクラスの佐伯俊雄なる少年の長期欠席が気になる結衣だが 学年主任の女性は気になるなら 自分が行けばいいーとしか言わない
むしろ避けているように見える なんらかのリスクを


佐伯俊雄の母親はひどく影が薄い
ふわっと急にあらわれる

二階へ上がると部屋に目張りがしてある
気になりテープをはがし部屋に入る結衣


「ここは俊雄の部屋ではありません お茶をいれました」
不意に現れ ぼそぼそと言って階下へいく俊雄の母親の伽椰子


お茶は干からび濁っているように見える

伽椰子は不自然な歪んだ体で 渦を描き続けていた


逃げ出す結衣

様々な怪異が結衣を襲うようになり 様子がおかしくなった結衣を一緒に暮らす恋人の直人(青柳翔)は案じて 結衣を悩ませる不登校の佐伯俊雄について調べ始める

そして佐伯一家の住む家がいわくつきの家であることを知る


扱う竹田不動産の男(袴田吉彦)は言う
自分も10年前に妻と妹を失った

あの家に入ってはいけないのだと


19年前の事件について 直人は知った

同じ名前の子供 二人の俊雄


二人は顔も同じだった



山賀俊雄の死んだ家を異様なほどに気に入り 住み始めて間もなく伽椰子は「こどもがほしい 誰の子供でもいいから」と病的に妊娠したいと思うようになる
夫の佐伯剛雄は出張などで留守がちだった
妊娠できない

伽椰子は現れた男の子に「おかあさん」と呼びかけられる
あるとき その子供は伽椰子と一つになった


妊娠 出産 


そうしたことが結衣の持ち物にあった伽椰子の日記に書かれている

それらを知った直人は現れた血まみれの顔の女ー伽椰子に首を回されねじ折られて絶命


目覚めた結衣は 直人の死体を見つける




3年3組の担任となった結衣は運動場に描かれた大きな渦の中央に立っていたことがある

結衣は教室で机に渦を刻み続ける俊雄の幻を見たことがある

知らぬうちに窓ガラスに指で渦を描いていたことも


教室に立つ結衣は決然とした表情

そして佐伯の家へ入る

玄関の扉は勝手に閉まる
意志あるもののように



目張りがされていた部屋に入り 押入れにある箱を開けると 中にはビデオテープ
デッキで再生すると
俊雄が生まれて 表札の名前も3人に
幸せそうな家族
だが生まれた俊雄は父親にはなつかなかったようだ
七五三の記念も話しかける父親に返事せず 逃げていく俊雄の姿
俊雄が父親を見る視線は冷たい


別に封筒に入れられていた最後のテープを再生しようとするとテレビの画面いっぱいにひろがる白い顔の子供


結衣がいる部屋に その部屋で起きた過去が再現される

俊雄の父親は自分ではないーそう伽椰子を問い詰める剛雄


伽椰子「この世にあなたの子供なんていないのよ」
嘲笑う伽椰子を怒りのあまり 剛雄は殺す
そして包丁を手に取った


それで俊雄を殺したのだろうか

二階の部屋の押し入れの一角から天井裏を見回す結衣

そこに伽椰子がいた

血で汚れた異様に白い顔 ゆがんだ体
ねじれた蜘蛛のような姿で結衣を追ってくる


下には白い男の子 俊雄

扉にもとおせんぼするような伽椰子

俊雄は結衣に呼びかける「おかあさん」


伽椰子は這いながら階段を上がり結衣を追ってくる


絶体絶命
さあ?!



結衣は自分の部屋で目覚めた

直人の声がする
リビングへ向かうとテーブルの上には紅茶が


向うから近づいてくる直人の首は折れたままだった


キッチンのカウンターの上には膝を抱えた俊雄の姿が


近づく直人を見る結衣の瞳に涙が浮かぶ

すべてを知った今 悟ったのだろうか
自分の運命に



ここで映画は終わります




この映画の終わり方では 結衣は俊雄から「おかあさん」と呼ばれており 伽椰子に続いて 再び自分が生まれるための俊雄の母親として選ばれたのかーと思います


であるならば 結衣は産むのでしょうか俊雄を

俊雄の母親であることに執着する伽椰子には それが許せるでしょうか



「呪怨ーフアイナル」のノベライズでは 姉をも死へと誘う結衣



想像を楽しめる(おちょくれる^^;)シリーズになってきました

「あるモノ」

2015-06-26 23:08:42 | 自作の小説
藍色の空に月が浮く

そんな夜 若者は首を斬り落とされた

整った顔の若者の首は 焼かれて川に蹴落とされた


知らずに 若者は恨まれていたのだ

その美しい顔ゆえに


ある娘を無理矢理に妻にした分限者の男
しかし 若者に想いを残す娘は 夫となった男に心を開かなかった

嫉妬に狂った男は 斧で若者を背後から襲い 切り刻んで殺した


そうして殺された若者は 死んでも己の首を探し続けー
名前も忘れーいつしか悪霊となる
彷徨するだけのモノとなり果てる


哀れな魂
何の救いも与えられず 夜からも脱(ぬ)け出せぬ

「ある居候」

2015-06-26 20:09:11 | 自作の小説
ーひなたー

父が交通事故で急死して一年 買い物と墓参り以外は外出しない母を連れ出そうと誘った旅行だった
たまには冒険も必要よーと納涼ミステリーツアーにひっぱりだしたのだ

二日目の夜の行く先にかなり後悔をしている
折り紙付きの{何か出る}という場所へのー

「ホラーや怪談はね 読むか観るに限るのよ」と渋った母だが 「ひなたを一人にして何かあったら おとうさんに申し訳がたたない」と一緒に来てくれた

冷静に振り返っている場合ではない
本当に「何か出た」のだ

白い着物を着た首無し男に追いかけられている
腰を抜かした者もいる

ツアーの案内係りなんて一番に逃げてしまった


喚きながら追ってくる首無し男は顔も無いのに足が速い

母は言った「ひなた とっとと逃げなさい おかあさんは足が遅いから 先に行きなさい」
おかあさんーと言うのに 母は笑う

「大丈夫 あんなの どうにかするから」



そして向かってくる喚き首無し男に 向き直り 立ちふさがるように両手を広げた


「うるさいわね つかまえて気が済むのならつかまえてごらん」

開き直りというか 大胆だった あまりにも



それなのに 
首無し男は倒れて 消えた


母は笑う「いなくなっちゃったわね」






ー首無し男ー

追っていた 捕まえられるはずだった
それがー

そもそもどうして追いかけていたのか

とにかく逆に捕まえられてしまった

ふわふわと女の後を追いかけて影の中を歩きー

ー負けた
いったい何が起きたんだろう


ー負けた

「当たり前だ」
生きていない者が立っていた

そうだ 殴られたんだ 

「生きていようと死んでいようと 誰にも手を出させはしない」
ーと そいつは言う





ーひなたー

白い着物はやめたのか黒い着物で首もついたモノが家にいた

「消えてなかったみたい」と母が言う
「ついてきちゃったみたいね」とも

動じていないのは 母らしかった


そして言うのだ
「ここにいるつもりなら 女所帯なんだから 居場所をはっきりさせなさい ちゃんとお部屋をあげるから」

「そうね」とわたしも言った「着替えとかお風呂なんか覗いたら 殴り殺してやるから」




ーもと首無し男ー
無茶苦茶な母娘だった「もう 死んでいます」
思わず答えてしまった

おお!生きた人間と会話できている

母親の方が言う「あら ちゃんと話せるんじゃないの で あなた お名前は」

名前 思い出せないぞ あったのだろうか

困っていたら
また母親の方が言う「名無しさんも不便だから 白い男から城尾 名無しから七史ーと 城尾七史として 城尾さんと呼ぶことにするわ」

コの字形の建物の一番奥の部屋を与えられた


なんなんだろう この人間達はー

「ああ だから安心して成仏できない(したくない)」と 俺を殴り倒した者は言った

「心配かけたくないから妻子には姿が見えないように注意している 怖がらせたくないし だからお前も気を遣え」

その者は 生きている時はこの家の主人なのだった




ーひなたー
前々から 母は変わっているとは思っていたけど 幽霊の居候を受け入れるほどとは思わなかった

ついてきた幽霊と同居の取り決めする人間なんて どこにいるだろう


おかずから

2015-06-26 19:43:36 | 子供のこと身辺雑記
「レタスクラブ」から
シンプルジャーマンポテトを真似っこして作ってみました



洗ったじゃがいもを皮つきのまま耐熱容器に入れてラップかけて電子レンジで加熱

皮をむいてくし形に切っておきます

縦に薄切りした玉ねぎをバターを溶かしたフライパンで薄く色づくまで しっかりと炒めます

ソーセージを加えて炒め 次にじゃがいもを焼き付けるように炒めて 粒マスタードと塩コショウを加えて ざっと混ぜて出来上がり




ー簡単なモノは すぐ作りたくなります・笑ー





筑前煮もどき
もどきの理由は コンニャクを入れずに厚揚げを入れているので

ー柔らかいと食べられる 
姑に食べてほしくて^^;


鶏肉・牛蒡・人参・筍・椎茸・しっかり炒めて じっくり煮ています じゅうぶん柔らかくなるまで
最後に厚揚げを加えて 味が厚揚げに染み込むまで煮て 火を止めます
ストウブの径28cmの鍋を利用して 蓋をしたまま煮て 火を止めてからも蓋を開けません
余熱調理







トウガンとむき海老の中華スープ 浮き身はネギで
隠し味で少し日本酒を入れてあります






さて雑事を少し^^;

今季は一度30センチばかし髪を切ったのですが なんかバサつく感じがイヤで 鬱陶しくて 友人の美容室で先日また「友人の好きなだけ」切ってもらいました
思いっきり切っていいからーって
またまたバッサリ30センチほど切ってくれて かなり短めのおかっぱに分け目つけたようなーパーマっ気が少し残っているから ちょっとウエーブかかってて
軽くて気にいっています



それくらい短くしたのにー主人は髪を切ったことに気づきませんでした
あんまり気が付かないから 数日してから「髪を切ったのはこの季節 二度目なんだけど」と言っても

ぜんぜん気づいてなかったらしく「わからなかった」と

髪型変えても 主人に気が付いてもらおうと思ったら丸坊主にしない限り いえ丸坊主にしても気が付かないかも・爆

主人は 「居る」認識までで細かいところは見ないようです





そういえば その美容師の友人のご主人は金魚を育てているのですが 屋外に置いている金魚がアライグマに襲われて全滅する事件があったとか
アライグマの食い散らかした金魚の残骸が無残であったとか

そこで対策として 姫路セントラルパークまでライオンのウンコをもらいにいったそうです
(匂いがすごかったとか)

ライオンのウンコの効果絶大 アライグマは来なくなったとか

友人が言うには近所のお寺にアライグマがいるのを見た人が何人もいるそうです



ところでネット検索するとアライグマの鳴き声を幾つも見つけられます
最近 夜 庭に出るとアライグマの複数の鳴き声が聞こえます
数が増えていると思うと あまりいい気持ちはしません


なんと言っても雑食性ですアライグマ
群れになったら 厄介ーと思うのです
繁殖率も高い生き物らしいですし

高田郁著「蓮花(れんか)の契り   出世花」(ハルキ文庫)

2015-06-24 23:39:44 | 本と雑誌
蓮花の契り 出世花 (ハルキ文庫 た 19-14 時代小説文庫)
高田 郁
角川春樹事務所



真ず帯から前作「出世花」の紹介を引き写します
{不義密通の大罪を犯した妻を討つため、矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出た。 ふたりは行き倒れ、源九郎は落命するも、一命をとりとめたお艶は、青泉寺の住職から「縁」という名をもらい、新たな人生を歩むことにー。
悲境な運命を背負いながらも、真っ直ぐに自らの道を進む「縁」の成長を描いた、著者渾身のデビュー作}


それから「みをつくし料理帖」シリーズを完結させ 他の小説も発表した著者が7年経って 書き上げたのが この「蓮花の契り」
その後の縁の物語

著者のあとがきによればー
「いつかその悲しみの癒える日が巡ってくることを心から祈っています。あなたの悲しみに、この物語が届きますように」


そして裏表紙にある作品紹介は
{下落合で弔いを専門とする墓寺、青泉寺。お縁は「三昧聖(さんまいひじり)」としてその湯灌場に立ち、死者の無念や心残りを取り除くように、優しい手で亡骸を洗い清める。そんな三昧聖の湯灌を望む者は多く、夢中で働くうちに、お縁は二十二歳になっていた。
だが文化三年から翌年にかけて、江戸の街は大きな不幸に見舞われ、それに伴い、お縁にまつわるひとびと、そしてお縁自身の運命の歯車が狂い始める。
実母お香との真の和解はあるのか、そして正念との関係に新たな展開はあるのか。
お縁にとっての真の幸せとは何か。
生きることの意味を問う物語、堂々の完結}


著者は縁に「艶」であることは許さなかった

ストイックに ただ人のために生きる道を選ばせた

装えばいくらでも美しくなるであろう娘に 


むしろ いたましいほどにも思える人生を

自己犠牲もまた美しいか 
そういう運命のもとに生まれた娘であるという物語か


清く潔くー

そして孤独

尼僧となるお縁は二十四歳ー


若い日の決断を後悔する時もありはしまいか?
などとも思うのだ



堀江純子ノベライズ「呪怨 ザ・フアイナル」(角川ホラー文庫)

2015-06-24 16:27:06 | 本と雑誌
呪怨 ザ・ファイナル (角川ホラー文庫)
堀江 純子
KADOKAWA/角川書店



29歳の生野麻衣は 32歳の優しい恋人の北村奏太と共に幸せに暮らしていた

しかし不思議な夢を見る 夢を見たのは午前2時

2歳下の妹の結衣は夢の中で指で渦巻をかいていた


ーおわらないー



その日から 麻衣と奏太は怪異に襲われる

念願の教師になれたはずなのに 行方不明になった結衣

不登校の少年トシオ


猫の声の白い少年
長い髪の恐ろしい顔の女


ーこどもがほしい こどもがほしい こどもがほしいー
妄執にとらわれた女が宿した子供はー
産まれた男の子は 家庭を破壊した

男の子「トシオ」を産んだ女の伽椰子も殺され


それでも「トシオ」に執着する トシオから離れない

トシオの中のトシオ

ついてくる子供



呪怨ー強い怨念を抱いたまま死んだモノの呪い それは死んだモノが生前に執着していた場所に蓄積され「業」となる
その呪いに触れたモノは命を失い 新たな呪いが生まれる


ならばこの呪いに触れて死んだモノがいる限り 「終わらない」

まだ殺す途中ーということになる


関わったモノは皆殺しにされて終わるのだ


映画は 永遠に創り続けることができる
この設定ならば


誰も助からない


映画の中で トシオと伽椰子は「殺し続ける」ことができる

狡い設定と言える

理屈も何もない トシオと伽椰子に狙われたらー逃げられはしないーのだ

彼等を避ける為の護符はないから


終わりにはできない物語


トシオと伽椰子に殺された人間達の無念の想いが トシオと伽椰子を襲って復讐するーということは ないのだろうか

伽椰子は無敵なのだろうか

堂場瞬一著「over the edge(オーバー・ジ・エッジ)」 (ハヤカワ文庫JA)

2015-06-24 10:15:49 | 本と雑誌
over the edge (ハヤカワ文庫JA)
堂場 瞬一
早川書房







ESU(ニューヨーク市警緊急出動部隊)の分隊長のモーリス・ブラウンは かつての戦友のドナルド・ホワイトが行方不明になったことで IT企業「ラーガ」のCEOのラオから相談を受けていた

日本進出の足掛かりとしてホワイトは支社を作る為に日本で仕事しておりー唐突に連絡がとれなくなったと


視察で来日したブラウンは子供の頃に日本に住んでおり 読むことは無理だが話すことでは日本語の不自由は余り無かった

ホワイトについての聞き込みを始めたブラウンは複数の人間に襲われる

その急場に現れた元刑事の濱崎は 「面白そうだ」とブラウンにつきまとい 協力するーと言う

濱崎を信用できないブラウン

それでも協力して ホワイトが消えた理由とその行方を捜すのだがー

ブラウンにホワイト捜しを依頼したラオの様子が変わる

ブラウンは襲撃を受け拘束された

事件に絡んでいるのが 自分が警察をやめなくてはいけない原因を作った男と知る濱崎


彼はブラウンが捕えられている場所を突き止め 飛び込んだ




ずっと濱崎を認めなかったブラウンだが 空港で言う
「感謝するよ、相棒(バデイ)」




白井久明(弁護士さんとか)氏の解説によれば シリーズ第二弾も刊行されるようです



夕方の犬達

2015-06-23 19:56:16 | ペット
狭い所に3匹 邪魔です 通れないじゃないですか・笑











アシュリーが居るその近くに2匹くっついているトキ(赤い方)とラン(白い方)




これがアシュリー トキとランは何かにつけてアシュリーをお手本にしています










片方が何か美味しいモノもらってないか 気になる食い意地張り犬さん達