夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

庭から

2020-05-31 11:16:10 | 子供のこと身辺雑記
雨上がりの庭は 勝手にはえるドクダミさえ いきいきと



日頃ちまちま水やりでは得られない効果があります
雨の有難みを感じます





桃の実も少し大きくなったような




日曜日になったら とろうと思っていた枇杷は 一足早く小鳥さんにつつかれていました
庭に 椋鳥がたんと来るんです






これは葡萄です




紫陽花も元気
ゼブラフラミンゴ 色づいてきました







こちらはガクアジサイ






ジャガイモの花も




どんどん大きくなる黄色のバラさん






これはナンテン





ダン・ブラウン著「インフェルノ」 (角川文庫)

2020-05-30 19:00:59 | 本と雑誌









ハーヴァードで教える宗教象徴学専門の大学教授のロバート・ラングドンは 気が付けば病院だった
ここ数日の記憶が無い

撃たれたショックからではないかと医者は言う

病院で襲撃され居合わせた医師のシェナと逃げることに

わけがわからないままのラングドン

執拗な追手
高いIQ持つシェナの機転に幾度も救われる


誰が敵なのか
いや敵ばかりなのか


天才ゆえのシェナの孤独
世界の役に立ちたかっただけなのに

同じく人類の未来を危惧するあまり極端な行動に出た人間がいる

ダンテのデスマスクを奪ったのはラングドン自身だった
何故自分はそんなことをしたのか

ラングドンの記憶は戻らない

唯一の味方と思えていたシェナ

しかし彼女にも隠していることがあった



人類は救うに価する生き物なのか

地上に争いが絶える時はない

ダンテ「神曲」

ダンテにまつわる場所もたんと出てまいります

ダン・ブラウン著「ロスト・シンボル」 (角川文庫)

2020-05-29 21:04:35 | 本と雑誌









ロバート・ラングドンは尊敬する年上の友からの依頼と信じてきた場所で その友の切断された腕を見る
彼はある企みを持つ人物に騙されて呼び出されたのだと知る

その人物 ラングドンの友人を拉致した人間はある思い込みに駆られ自分の姿さえ作りかえた

間違った動機から家族を恨み 

ラングドンはその自身の知識を駆使し謎に挑む


映画化されているシリーズで どうしても映画に出演している俳優さんの色がついて読んでしまいます


猫たち

2020-05-28 22:13:49 | ペット
瑠奈がいるのは長男が座っている座椅子の背もたれ部分
私が瑠奈を写すから長男が少し体をよけていますが 長男の頭が当たる部分に瑠奈は貼り付いています





瑠奈は長男が大好きなんです











瑠奈の方がかなり年上ですが 
麦丸は自分の傍に瑠奈が来てくれると嬉しくて 瑠奈の頭や首など 瑠奈が自分で舐められれない場所を舐めてあげます
麦丸はチビ猫時代 瑠奈に可愛がって(世話を焼いて)もらったので 今でも瑠奈が大好きです








しかし瑠奈はすぐに麦丸の傍に居ることに飽きて 大好きな長男の居る部屋へ去っていってしまう
取り残されて 麦丸は寂しい


おかずから

2020-05-28 22:06:26 | 子供のこと身辺雑記




長男のお昼ご飯
ぶっかけ素麺で冷麺ふうに具をのっけって出汁も少しかけておく
素麺がくっつかないように
で食べる時に好みで出汁かけるように容器に入れた出汁もおいておく



姑の昼と夕飯おかず作って 長男のお昼を作り置きー





卵焼きを焼いたのはアサヒ軽金属のローストパンS
少し大きいサイズの卵焼きを焼きた時に使います



朝から作るのは面倒で 夜のうちに作っているおでん



マイクル・コナリー著「転落の街」 (講談社文庫)

2020-05-27 22:28:44 | 本と雑誌






ハリー・ボッシュはロス市警強盗殺人課未解決事件犯のベテラン刑事
父と同じ警察官を目指す10代の娘がいる

アジア系のデイヴィッド・チュ―刑事が相棒だ

二人は性犯罪に絡んだ人間についての事件を与えられ すぐ次に転落死した人間の死について捜査するように言われる

死んだ人間の父親はボッシュに恨みを持つ市議
事故死か自殺か殺人か


だれもが価値がある さもなければだれも価値がない
それは捜査するうえでのボッシュの信条
この言葉を市議に漏らした相手がいた

それはボッシュのかつての相棒で今は出世した女性

自分は信じられなくても彼女は信じられるーとボッシュは思っていた



ボッシュは市議の息子の死の真相にたどり着き 別の性犯罪についての真犯人も見つける


だが 二つの事件を追ううち彼は幾つもの裏切り行為にあう

事件について女性記者に知らせていた人間

ボッシュの捜査能力を利用しようとした人間



事件は終わった
だが ボッシュには苦い思いが残る


重松清著「希望ヶ丘の人々」(講談社文庫)

2020-05-26 19:52:42 | 本と雑誌





教師だった妻の圭子が病死して 圭子の想い出の街で暮らすことを選択した家族
夫は学習塾を始めることにし 娘は中学生ながら母の死後 健気にも主婦代わりをつとめ 息子は亡くなった母親の想い出を母親の生前を知る人から聞くのも楽しみにしている

息子は母親も通った書道塾に通うことに

圭子の夫の田島は自分が知らない頃の妻の話を聞き あれこれ考える
妻は自分と一緒になって良かったのかー

田島に親切にしてくれた圭子の親友の夫婦も家族の悩みを抱えていた
一人娘が家を出てしまったのだ

圭子が学生の頃 好意を抱いていたらしい男の娘のマリアが ひょんなことから田島の塾に通ってくることになる
マリアの父親は学生時代エーちゃんと呼ばれていた
型破りな言動


母親がモンスターペアレンツとみえる宮嶋泰斗は心が壊れかかってたが

授業参観に勝手に参加したエーちゃんにより救われる


イジメにあい 家では自分を押し通す母親 それに歯向かえない父親
行き場ない思いを抱えていた泰斗

この泰斗が 理不尽で陰湿な吉田先生に立ち向かう
それも田島の娘の為に

子供を思う父親たち

もちろん母親だって子供のことは思っている


孫に期待する余り 逆に孫をつぶした祖父
気にかかっているのに素直に言えない

祖父の不器用さも理解するようになった孫


期待は時に重荷になる

可能性を信じているからこその期待なのだけれど


ちょっとした行き違い

少しだけ素直になれば 勇気を出せば

相手の姿も見えてくる

そうしたら 自分の幸福に気付くこともできる


綺麗ごと結構 それで明るい気持ちになれるなら



著者のあとがきに どうしてこの物語が書かれたかに触れてあります



少し前に沢村一樹さん主演でドラマ化されました

アンソニー・ホロヴィッツ著「メインテーマは殺人」 (創元推理文庫)

2020-05-25 21:23:28 | 本と雑誌


映像作品の脚本も手掛ける作家のアンソニー・ホロヴィッツは その脚本にリアイリティをもたらす為の相談相手の元警察官から
「自分のことを本に書いてみないか」ともちかけられる
彼の名はダニエル・ホーソーン  ロンドン警視庁の顧問をしている元刑事

正しくはホーソーンが手掛ける事件を本にしてみないかーと

俺 ホームズ お前ワトソン
そんな関係になるわけだ

ホーソーンの謎めいたところも気になるアンソニー
ホーソーンにトニーと呼ばれることも気にいらない

起きた事件は葬儀社に自分の葬式の段取りを依頼にいった資産家の女性が間もなく自宅で殺されたというもの
被害者の名前はダイアナ・J・クーパー
一人息子は俳優のダミアン・クーパー

ダイアナはかつて交通事故で人を死なせていた

ダイアナの葬儀の日 今度はダミアンが殺される

子供を事故で殺され離婚となった夫婦

彼等は事件に関係しているのか

アンソニーは一人で会いに行った人物に殺されそかかる

その人物こそが犯人だった




だから彼女は殺された
別な殺人をする為にー

とてもすっきりするミステリ作品です






日曜日 大安

2020-05-24 15:39:59 | 子供のこと身辺雑記
日曜日でないと長男の用事には動けないので出かけたついでに トイレ詰まり解消の通称すっぽんを買おうと ホームセンターに寄ろうとした

が!第二駐車場までいっぱい

そこで もう遅めの昼食を食べて帰ろうと方向転換

長男はラーメンが食べたいと言った













4の付く日は唐揚げが安いと せこくも注文した長男


結局 トイレのすっぽんは近所のお店で ややちゃちいなあと思いながら一つ買ってきた
無いよりはマシだろう





ついでなので姑の家のトイレ掃除スポンジも買った


そろそろ夕方の水撒きを始めようかと

庭には色々虫もいて用心に長袖を着ているから ひどく暑い
真夏になったら どうしよう

ああ 夕飯おかず 何を作るか決めてない

昨日の私は 今日は何を作ろうと思っていたのかしら

きっと 元気が一番(笑)

2020-05-24 10:42:24 | 子供のこと身辺雑記
埋めた生ゴミから南瓜やジャガイモ芽を出してたくましく育ってくれます












枇杷の実が少し色づいてきました
今年もムクドリに狙われています




白薔薇



白薔薇の足元のロベリア




少し色づいてきた紫陽花 確かゼブラフラミンゴなんて品種だったはず



紫陽花は水切れー水をあげる量が足りないと途端にしんどそうになるので 紫陽花が元気だと





あ水足りてるかな^^;なんて一つの目安に











庭にある柑橘類は蜜柑 清見オレンジ レモン 酢橘 柚子 カボス デコポン 金柑
花が咲くとそれだけで嬉しくて 花が終われば
幾つか実がなってくれたら更に嬉しいぞーなどと水やりにも力が入るのでした

何か動機がないと水やりサボリがちな私(笑)

枯らさないという ささやかな目標で
自己満足の・・・・・・

美しくなくてもいい 植物が元気なら
たぶん




つい 買ってしまった

2020-05-23 22:24:54 | 本と雑誌


本屋さんのレジ横に置いてありました
「かんたん かわいい! 手作りマスク」

いろんなデザインのマスクが作れる本です

眺めるだけでも楽しい

もう街にマスクはあふれ出しましたが

家庭科の課題のようで作り方を眺めるだけで(作る気全然ないぞ私・笑)
こういうのも作れるんだーって楽しくなります

とってもね 可愛い本です
それでいて実用的

私 絵本を愉しむように読んでいました

姑の家の近代化を企む私

2020-05-23 22:08:32 | 子供のこと身辺雑記
姑は一階の和室を寝室にしていて その部屋には庭に面した餡側が160か180ほどの幅でついている
部屋に布団を敷いて寝起きしている姑

私はその縁側にプラス3メートルほど出して 姑がベッドで寝起きできるようにリフォームしたいと思っている
この先 姑が寝たきりになっても世話しやすいように

ついでに主人が寝室として使っている洋間にクローゼットを作り きちんと整理整頓しやすい家にできたらと

あとは水回りをもう少し近代的にして

だが 主人がいい顔をしない

古い家でそのまま住み続けたいと妙な拘りがあるらしい

長男はインターネットのできない環境だと暮らせないからねーとか
色々言ってみるのだが ぴんと来ないらしい


さすがに長男の身の振り方も ここ数年のうちには決まるだろう
これから何処に住み続けるか


いつも私が自分の家に帰る時に「もう帰るん」とひどく不安そうな淋しそうな顔をする姑

まずは暮らし続けられる家にと思う私ですが
家をいじる必要があるーと主人が思うようになるよう仕向けることが 案外面倒
時間がかかるかも

今後を色々考えています

いまの生活がずっと続けられるとは思っていないので


日曜日はゆっくり過ごすのだわ

2020-05-23 21:29:11 | 子供のこと身辺雑記
火曜日は ちょっと大きな内科の検査

そして6月には眼の これもややこしい検査と眼への注射

ガタのいった体だけれど どうにか騙し騙し(笑)付き合っていかなければ

日曜日は自分を甘やかそう

咲きすぎた薔薇の花を切って 枝に紐かけしてフェンスにひっぱって

水まきも普段より時間をかけて たっぷりあげよう
犬と遊びながら



金曜日 眼科を受診してきたのですが
病院が随分ものものしかったです


時間もいつも以上にかかったし

眼にね青いライトを当てるのですが そこに眼球を調べる動いていく赤い線が見えて

眼の写真を撮っているらしいのですが

その時間 青い光を見ながら

め~だま ころころ 転がった
ざくざく目玉切ったらいたいだろうな~~~

などと思っている

潰れた眼球を想像すると中々シュールだ

眼球の目玉焼き ホラーだ


患者がそんなことを考えていると知ったら 検査技師さんはどう思うのだろう

なんてね ひとり遊んでおりました

遅い夕食になるさだめーらしいーー;

2020-05-23 21:05:02 | 子供のこと身辺雑記
普段は主人が姑の家に帰宅して 姑の夕食が終ってからの帰宅になるので
家に帰ってからの夕飯は用意もあって下手すれば8時を過ぎる

土曜日 主人がいつもより早く帰宅したので 私の自分の家への帰宅も早くなり 7時に夕飯の用意が整って
さあ 食べようという時 電話が鳴った

主人からでトイレがつまった
あのサンカクの漏斗のでかいのみたいなのを持ってきてくれーと言う

もうご飯もおかずもついで 箸を持って今から食べるタイミングだったのよ
何の嫌がらせよ

それっくらい買いにいけば!!などと思いつつ

「すぐに着替えて届けるから半時間待ってて」
ついでにパイプ詰まりようの薬剤も買い置きを袋に2本入れて

私が姑の家を出てから1時間経つか経たないか

いったいトイレに何をしでかしてくれたーとも思いながら


で まあトイレ詰まりは無事に直ったのだけど
主人が「コレ借りとく」って言ったから

「あげるわ こっちが新しいのを買えばいいんだから」と置いてきた

主人の「借りとく」は「もらっとく」と同じだから

とっても使いやすいハンドミキサーも
主人がホットケーキ焼きに凝った時に 「あれ貸して」で そのままになっている

仕方ないからハンドブレンダーを買った


そして私は家に帰って さめたおかずとご飯をそのまま食べたのだった

長男いわく「トイレに必要なんくらい買っとけばいいのに」

私もそう思うけれど
主人は必要にならないと買おうと思わない

そしてこちらにあると思うと「いるから貸して」となる

明日 ホームセンターにでも行って トイレ用の通称すっぽん 買ってこよう




「よたばなし」-31-

2020-05-22 23:13:42 | 自作の小説
ー夢の残像・1ー


誰を恨むでもないけれど木面(きづら)衣都子(いとこ)は本業(研究職)以外の厄介事を持ち込まれることが増えている

今回は学部長からのお話が回りに回って 巡りに巡ってー転がり落ちてきたのだった
「君はあの振袖の時だって行方不明の学生を見つけてくれたじゃないか」

「あれは たまたまで」

「だから今回もその才能を発揮してほしい 学生が消えるって問題だからね」

日頃は人の好い教授が 「じゃあ任せたよ いやあ これで安心だ 木面君に任せれば間違いない」
にこにこしながら去っていった

どうも周囲から激しく誤解されている気がする衣都子だった
ー何かできるののは こっちじゃないんだけどなー
やっぱ あのコは何か呼ぶのかしらん 事件が絶えない

また夢絡みかあ 心当たりにも声かけてみよう

そしてもちろん あのコー深空野真夜(みそらの しんや)にも命令した
何しろ 学部長やら教授やらからのお話
研究室にいる以上 調査はしなくちゃならない

「こういう話は上品寿(かみしな ひさし)も得意そうだから もう何か聞いているんじゃない
夢の中で黒い女を見ると 消えるって」

「だけど どうして木面先輩にー」

「ほら大野さん見つけたのこっちって事にしたでしょ で こういうのはこっちに言えばどうにかなるって勘違いされってるらしくって」

「先輩らしいな 任された用は片付けるべく動く」

「手も足も出ないけど出来る範囲のことはやろうかと 夢とか化け物関連得意よね 真夜クン
すっごく期待しているから頑張って」

深空野は文句は言わなかった
言っても無駄だと学習しているのだ

そしてここからは想像も合わせた話となる

木面は知り合いの人が見た変わった夢とか 実際にあったらしい変わった話など聞き集め記録している知り合いに会いに行きめぼしい話を幾つか聞き込んだ

どのスジを追うべきかネット上にあらわれる噂なども集めて

もうこの世にいないー最近死んだ女優にまつわる話とか

〇馘首になった付き人の話〇
「夜 うなされての寝言ですが  燃えろ燃えろ 燃えてしまえ  生き残った者の勝ちよ
殺した 殺してやった
それが毎晩で気持ち悪くなって
ある朝 随分うなされておいででしたねー
そう言っただけで ひどく怖ろしい眼で睨まれてクビになりました」


〇あるおばあさんの話〇
「そりゃあ綺麗な人でした 映画界へ誘われて いつデビューかと思っていたら火事で焼け死んだと
おそろしいことです」


そして色々どうやってか調べた真夜のまとめは


大型新人 超絶美人女優  期待の主演

ところが噂の女優はデビューすることなく

制作予定の映画も流れた

消えた女優


対してこれまで幾人も新人女優をつぶしてきた噂ある大物女優


そうして真夜は夢に呼ばれる

彼にはそういう特性があるから


其の女は人を殺した
焼き殺した

若い娘の美しさが自分の脅威になったから

犯罪は発覚しなかった
不幸な事故で片付けられた


誰が其の女の罪を知らずとも 殺した其の女は知っている

知っている


意志の力でねじ伏せても 其の女の心が自身を告発する
夢の中で苛む

自身の罪が女を捕まえる


自分の美にしがみつくしかない女

美など たかが皮一枚のこと
どれほど手をかけようが いずれ褪せる


老醜 

いかな厚化粧も年を隠せはしない


夢に残る怨念が他人の夢へ入り込む

黒い女の夢が他人の夢を取り込む


真夜は彼の夢鬼と共に 夢の中の黒い女と対峙し夢の檻に閉じ込める

未来永劫出られない夢檻に



どう解決したのかーなんて野暮なことは衣都子は尋ねなかった


もう黒い女の問題が これ以上起きないなら
それは解決したということなのだ