夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

本日発売のTVガイドから

2016-08-31 13:02:34 | 本と雑誌
病院帰りにコンビニで今日発売のTVガイドを買ってきました

昼食をとりながら本を開いたらー最初の頁がコレ↓





鈴木亮平さん主演「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」のDVD発売の宣伝なのですが
「HK 変態仮面から3年、禁断の再起動」

脱力してしまいました・笑


秋の新番組情報や ドラマの最終回情報など盛りだくさんでしたが

「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」 東海林役の横山裕さんと比奈子役の波瑠さんのやりとりでは

波瑠「どこに住んでいるんですか?」

横山「波瑠ちゃんは?」

波瑠「なんで教えなきゃいけないんですか」

この波瑠さんの答えが 横山さんには衝撃!だったそうです

そして横山さん「波瑠さんは真顔で冗談言うからねえ」

ドラマの最終回については横山さん「いろいろ考えさせられる最終回になると思います」


原作と設定がかなり変わっている部分も多く どういう終わり方をするのか想像が付きません
いい終わり方をしてくれたらーと思っています
盛りだくさんで一瞬たりとも目の離せない最終回になりそうですが^^;



あと映画の宣伝で「超高速!参勤交代 リターンズ」主演の佐々木蔵之介さんが映画で使われる方言のことを「柔らかくて優しい言葉ですよね」
そう語っておられました これはその地元の方々には嬉しい表現ではないかと思いました


佐々木氏は熊本の震災からの復興の助けになればと熊本の舞台にも出演 地元の商品販売もされてました

芸能人 人気俳優の力を発揮
そうしたことなど 尊敬しております

素人考えです

2016-08-31 09:12:29 | 子供のこと身辺雑記
和歌山県で四人死傷の容疑者さんが昨夜 またもや拳銃ぶっ放し あろうことかパトカーに弾丸撃ち込み逃走というニュースを見てー
さすがにもう間もなく逮捕されるだろうーと ずっと気にしておりました

が!朝になっても居場所は分かっているのにー警察は説得中


うう・・・・まだるっこしい!

溝畑泰秀容疑者は時々バンバンと撃っていると

猛獣相手と同じだし 麻酔銃で撃ってー動けなくして捕縛ってわけにはいかないのかしらん
などと思ったのでした

現実の事件は映画やドラマみたくにはいかないのでしょうけれど



清水潔著「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」 (新潮文庫)

2016-08-30 19:37:43 | 本と雑誌
殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)
清水 潔
新潮社



著者紹介にこうあります
{清水潔(しみず きよし)1958年(昭和33年)東京都生まれ ジャーナリスト 新潮社「FOCUS」を経て日本テレビ報道局記者・解説委員

2014年(平成26年)「殺人犯はそこにいる」で新潮ドキュメント賞 日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞
著書に「桶川ストーカー殺人事件ー遺言」「騙されてたまるかー調査報道の裏側」がある

事件の動静についてはTwitterでも発信中}



真実を求めて納得いくまで調査する人間であることが そうした自負も持っていることが この本の中にもしばしば出てきます

時効間近の未解決事件を仕事の一端で調べていた著者は 県こそ違えど さして離れていない地域で未解決の幼女誘拐殺人事件が起きていることに気付きます

それが発端でした


パチンコ屋から連れ去られた小さな女の子

共通項をリストアップして5件の類似事件が見つかります

けれど そのうちの1件だけ犯人が逮捕されていました

これは著者の推理には合いません

攫われた幼女たちは同じ犯人でなければ理屈に合わない


すると犯人として逮捕され服役中の人間はずうっと無実を訴えておりました

まずはこの人間の無実を証明して 取り除かなければいけません

で なければ著者の推理は成り立ちませんから


著者はこつこつと取材します

テレビ番組でもこの著者の調べたことや推測を放送し 雑誌にも書きます

遂に犯人として服役していた人間は 無実だと冤罪であったと 自由の身となりました

次は著者が犯人と目す人間に近づき 取材もします

が!警察が動かない


著者は犯人と思う人物をルパンと呼んでいます

それは漫画のルパン三世に犯人の面差しがどことなく似ているから



著者がルパンと呼ぶ人間は 今もパチンコ店に出入りし もしかしたらさらうに手ごろな幼い少女を物色しているかもしれない
また幼い少女を殺すかもしれない


1996年に4歳で行方不明となった横山ゆかりさんはいまだ見つかっておりません


ノンフィクションであり実在の人物の名前も作中に出てまいります


犯人と著者が思う人間への呼びかけでこの本は結ばれております

{何度も何度も報じたぞ 
ルパンよ お前に遺族のあの慟哭は届いたか
お前がどこのどいつか 残念だが 今はまだ書けない
だが お前の存在だけは ここに書き残しておくから
いいか 逃げ切れるなどと思うなよ}



著者が犯人と思う人物は疑われていることに気付いているでしょう

もう このまま誰も殺さないでいられるでしょうか


それとも パチンコ屋さんで幼い女の子を見つけて 誘惑に負けるでしょうか


今迄 逮捕されなかったのだからー


真実は まだ闇の中です

桃むくや 瑞々しき 香り立つ

2016-08-30 19:32:15 | 子供のこと身辺雑記
果物屋さんで桃を買ったら「こちらもオススメ!」と 今絶対に美味しいですからーと言われて 「こちらも」買いました



長野県の黄金桃

むくと香りが良くって 色は黄色



はい^^「絶対に」美味しかったです♪

桃には魔除けの力があるとも申します
これで病魔退散(長男の夏風邪)となればいいのですが☆

長男の妄想

2016-08-30 14:35:52 | 子供のこと身辺雑記
長男の病院帰りに今日はご近所の「明日香」さんで







明日香定食(ランチ) ポタージュスープ・ライス あとコーヒーと




今日はお天気もいいので 果物とお花(月末なので 神棚用の榊・仏壇用のお花と仏壇横の花瓶にさすお花など)も買って帰りました


帰宅して冷蔵庫にお茶を取りに来た長男に「エスカップも飲んどきなさい」と言ったら

エスカップの蓋を開けながら長男が言いました

(風邪で声が出にくいので 聞き取りにくい小さなかすれ声で)

長男「エスカップって相当大きなオッパイ」

アホでしょう(笑) 出にくい声で喋ると喉が痛いし すぐ咳き込むのにね^^;


Fカップとか どれっくらいの大きさか
Sカップだったらーなんてね


じゃチオビタンとかリポビタンDとかだったら どんな連想をするのかしらん
試してみようかな

降る雨の おかげかしらん 暑さ消え

2016-08-29 14:06:09 | 子供のこと身辺雑記
風邪ひき長男 昨日から声が掠れて出にくい状態になっておりますが 今日はますます掠れた小さな声しか出ず 右わき腹も痛むというので再び病院に行ってきました

念の為に耳鼻咽喉科も受診

特に異常はなく また一週間先に内科と耳鼻科と受診することに


朝からの雨で病院の駐車場に置いた車内も暑くなくて乗る時に助かりました

診察が終り お薬を受け取るともうお昼も大幅に過ぎているのを良い事に♪食べて帰りました



「和食のさと」にて





親子丼です



ちょっと食べかけですが鱧の天麩羅の盛り合わせ 鱧の他には椎茸・オクラ・海苔など入っておりました




食後のコーヒー

お店の中はすごく冷房が効いていて 温かいものが欲しくなりました



高田郁著「あきない世傳 金と銀」2巻 (ハルキ文庫)

2016-08-29 13:42:03 | 本と雑誌
あきない世傳金と銀 2(早瀬篇) (ハルキ文庫 た 19-16 時代小説文庫)
高田 郁
角川春樹事務所



人に学問を教える塾の家に生まれた幸(さち)だったが 父と兄が死んだことで暮らす家が無くなり 貧しいゆえに母も実家に戻れず働くことに 幸は大阪の呉服商「五鈴屋」で下働きを住み込みですることにー

五鈴屋には若死にした三代目徳兵衛の代わりに孫息子三人を育てた富久 四代目徳兵衛となった長男 商売上手な次男の惣次 物書きになりたい夢持つ智蔵がいた

五鈴屋の要石と呼ばれる番頭の治兵衛は幸の利発さに気付き 下働きで終わらせるのは惜しいとあれこれ教えてくれるようになる

色街通いの止まぬ徳兵衛は迎えた妻から愛想をつかされ 出て行かれた

治兵衛はいつしか幸こそが 五鈴屋を救うのではないかと思うようになる


智蔵に淡い想いを抱いていた幸だが 商売にやる気を見せず彼は勘当され家を離れた



富久も幸を徳兵衛の嫁にすることを決めるがー徳兵衛はまだ子供の幸には見向きもせずーむしろ惣次が幸に目を向けるようになっていた


自分を出すことが下手な惣次は 幸になら本音を話せることに気付き 幸の聞き上手な聡明さ
また娘らしく美しくなってきていることにも気が付いていた

見せかけているより優しい男の惣次だが 損な性分の人間だ



徳兵衛は幸を本当の妻にはしないまま泥酔からの事故で死ぬ


大店から養子の縁談が進んでいた惣次に富久は頭を下げる

五代目徳兵衛になってほしいと


惣次は・・・・・幸を嫁に迎えることを条件に出した





幸を見守り導いてくれた治兵衛は病から店を離れ・・・・・五鈴屋で働く人間も変わる

学びたい気持ちが強い幸は・・・・商いの仕事を憶えることにも熱意を傾ける



巻末に「治兵衛のあきない講座」が付いております


派手さは無いけれど整った目鼻立ちで 少し吊り上がった切れ長の目の幸

少女から若い娘の体つきへと成長し・・・・・試練を乗り越えつつ生きていきます



著者の高田郁女史は他にドラマ化された「銀二貫」「みをつくし料理帖」
また「出世花」などの人気作品があります

困難に負けず生き抜く人間を主人公とした作品が多いです

「グッモーエビアン!」 (2012年 日本映画)

2016-08-29 00:06:44 | 映画
グッモーエビアン! [DVD]
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント


原作 吉川トリコ著「グッモーアビアン」

監督 山本透

出演者

広瀬アキ ( 麻生久美子)

矢口ことヤグ( 大泉洋)

広瀬ハツキ 愛称ハッちゃん ( 三吉彩花)

丸尾トモミことトモちゃん( 能年玲奈)

ベースの茂樹 ( 竹村哲 SNAIL RAMP)

ドラムのヒロシ ( MAH  SHAKALABBITS)

学年主任・カニ (塚地武雅 ドランクドラゴン)

小川先生 (小池栄子)

フリーマーケットの店番 ( 土屋アンナ)



母アキと二人で暮らす中学生のハツキは父親には会ったことがない

ヤグが帰ってくると荷物が送られてくる
ヤグは自由に生きている男らしい

学校に行き仲の良いトモミにそのことを話すハツキ



トモミ役はNHKの朝ドラ「あまちゃん」のアキ役で人気となった能年玲奈さん 今は所属していた事務所の為に本名の能年玲奈が女優として使えずにー本名なのに!(私 この事務所さんの横暴には怒っています 事情はともかく本名を本人が使えないのはおかしいです)「のん」と名乗っておられます
主人公の友人として とてもいい表情を見せておられました

ハツキは進学か就職かでも考えています

ヤグが戻ってきて一緒に住むようになり それなりに楽しく暮らしている三人ですが
ハツキは会ったことのない本当の父親のことも気にはしています

その苛立ちから仲の良いトモミにも当たってしまいます
トモミの「ヤグさんみたいな人が父親だったらいいのに」
この言葉が ハツキの神経を逆なでしました

店に残されて涙をこぼすトモミ
トモミの両親は長い間揉めていましたが とうとう離婚することとなりトモミは母親と鹿児島に行くことになっていました
その話も本当はトモミはハツキに伝えたかったのですがー

学校で担任の小川先生から トモミの転校を聞いて驚くハツキ
トモミの転校する理由を小川先生に教えられて ハツキは校舎の屋上で自分を泣いて責めます

人の心が分かっていないのは自分でした
気付けていないのはー


偶然 空港に向かうトモミと出会った矢口は トモミからの伝言を伝えに中学に行き ハツキは早退すると中学から連れ出します
ハツキをトモミのいる空港へ自転車で送ろうとして事故に遭いました

病室に駆け付けるアキ
心配していますが 矢口の傷は三針縫っただけ

ハツキは病院からトモミと連絡を取りました 直接には会えなかったけれども

病院からの帰り アキ・ハツキ・矢口は焼き鳥屋で食事を 
珍しく酔いつぶれるアキ

その様子を見て考えているハツキ

ハツキが教師に提出した進路は就職

成績優秀なハツキを惜しみ小川先生は ハツキの家にやって来ます

仕事から帰ってきたアキに小川先生は 多感な年頃のハツキについて 母親が結婚していない男と暮らしている家庭のことなどにも触れて話し始めます

それはアキの神経に触れました
小川先生の示す一般的な幸福な未来について アキは「つまんない」と言い放ちます


自分の人生だからとハツキの進路については自分で決めるように言っていたアキではありますがー

帰宅したハツキとアキは言い争いになり ハツキは矢口のことにも触れて 自分がいないほうがいいでしょーとまで言ってしまいます
だから一人で暮らすんだ 働いて独立して

矢口はハツキのアキに向ける言葉を「言い過ぎだ」と ハツキを叩きー

ハツキは部屋を出て行きました


ハツキを捜しに出る矢口 夜の街を必死で捜しています

ハツキは石段に座っていました




石段を降りて来るアキ
母親の勘で娘のいる場所がわかったようです



二人並んで話します

アキが妊娠した時 相手の男は「(子供は)いらない」と言ったのでした

アキは一人で とっても痛い思いをして出産しました

だからアキは ハツキが居なかったら自分はどうなんだろうと思うことはあっても 子供としてのハツキを手放す気なんかないからね!とも言います
ー大切なコなのだからって思いもこめて

逆にハツキと名付けてくれたのは 同じバンドのメンバーの矢口であったこと

矢口は事故で両親を失いました

だから本当は家族がとても大切であること でも家族を持って矢口が変わることはアキは望んでいないのです
矢口は嘘の無い人間であるから


ハツキはトモミのことで必死になって自転車を漕いでくれた矢口を思い出します
中学に迎えにきて ハツキをトモミに会わせようと後悔がないようにしようとしてくれた

ハツキが産まれる時に居てくれたのは矢口でした

名前をハッピーにしようと この子は人を幸せにしてくれる だからハッピーだ 幸せになるコだからハッピーだと

アキがさすがにハッピーはと 言うとじゃあ アキがキがつくから 同じようにキを付けてハツキとつけたのだと

二人が話していると 二人の姿を見つけた矢口が上から名前を呼んで 手を振ってきました


帰ることにした母と娘は石段を上がります


夕方 矢口が味見しながら作ったカレー ヤグ・カレーを食べようと


やがて中学の卒業式 それでもね生徒思いでもある小川先生は感動して泣いています


ハツキは同じく鹿児島で卒業式を迎えたトモミからの写真入りの手紙を嬉しそうに読んでいました


そうトモミが名古屋へ来るんです



二人が待つのは アキと矢口の出るライブ

アキはギター

矢口はボーカル


詰めかけた客の前で矢口は発表します
アキと結婚したこと

ハツキもステージに上げて家族3人一緒に歌います






本当の家族になって 
もともと3人は家族でしたけれども

仲良く幸せに暮らしていきます



3人が出かけたお祭りみたいなフリーマーケットで品物を売る女性として土屋アンナさん
ハツキの気にいった袋をオマケにつけてくれます

ハツキは500円しか持ってなくて古いCDしか買えませんでしたが その曲の選択も気にいってくれたのか ハツキが欲しがっていた袋を
ー本当は高いものなのに「大事に使ってね」とオマケとして渡してくれました

このやりとりってちょっといい場面でした


ハツキを演じた三吉彩花さんは テレビドラマ「エンジェル・ハート」で香瑩役を演じております
成長著しい美人さん

NHKの「ひこうき雲」ではヒロインの親友役でした



ハツキとトモミと 二人並んで一緒にいる空気も心地よい映画でした

血管まで意地悪い私です

2016-08-27 21:46:08 | 子供のこと身辺雑記
太っていて皮下脂肪の下に埋もれていてーしかも時々迷子になるらしい厄介な私の血管は看護師さん泣かせだったりする

それでも月に一度 通院している病院の看護師さんは採血にだいぶ馴れてきてくれている

が!先日の眼科の看護師さんは気の毒に私の血管を見つけるまでなんと3人がかりだった

最初の可愛い看護師さん 暫く捜したあとー「すみません 名人を連れてきました」

タオルで腕を温めてくれる そうすると血管は見つけやすくなるらしい

私 だんだんめんどくさくなってきて「取敢えず刺していいよ そのへんどっか(血管)あるはずだし」

看護師さんは刺したら痛いからーと遠慮気味

で 看護師さんの一人が(名人じゃないお方)見つけたと思って針を刺した
我慢できない痛さじゃなかったけど ダメだったらしく刺した針を抜いた

その時はなんでもなかったけれど時間が経つと点滴の液ちょっと漏れてたみたいで↓こうなりました



最初は真っ黒だったけど 日が経つにつれて色は赤紫に変じてきました

昔 入院した時にも点滴もれはわりとあって ああこの感じーと懐かしかったです
私の身体 よくこうなるんだよねって・笑 面白がっております

結局 検査用の点滴は左手の甲の血管から

採血や点滴で血管が見つからず困っている看護師さんを見ていると なんだか気の毒で申訳なくて・・・看護師さんをいじめているような気になります

手の甲からだと痛いことも多いからって 気にする優しい看護師さん

ごめんね さまよえる厄介な血管の持ち主で

被害者・長男(笑)

2016-08-27 20:02:42 | 子供のこと身辺雑記
今年も24時間テレビが始まりました

(不幸自慢やさあ泣いてくれ!って趣向は苦手ですがー)
それでも集まったお金がで助かる人がいるのなら 続ける価値はあるなと

募金した人は少し良いことをしたって気持ちになれるしーテレビで全国に呼びかけることでお金が集まって 個人ではできないことができるのならー

今年はまだ始まったところですが すごく良い番組になっていると思います

これほどの想いをしても 生きている人がいる
こんなことくらいでくじけてていいはずがない
もっと頑張ろうって
そうした気持ちになる人もいるかもしれない


ところで強姦息子について謝罪会見をされた女優さんがおられました
不謹慎ながら我が家はそれをネタにした会話など


私「いつか質問されて答えられなかったらあかんから聞いておきたい! 君の性的嗜好は ?」

長男「俺の性欲と性的嗜好は多岐に渡るから一口では言えんのや」

私「有難う ブログにメモしておく」

長男「アホな人やな 冗談に決まってるやろ そんなん自分でもわかるかい もう(風邪で)声出すんもしんどいのに」

私「わかった 自分でもわからない性欲と記録してあげよう」

長男「いいか 俺のおっぱいな性欲についてはなー」

私「うんうん おっぱいな性欲が?!」

長男「あかん のせられた こんなん言うたら俺の目指す爽やかな人のイメージが」

私「いやいや 自分から言ったしさ♫」

ーとアホ会話に長男をまきこんで遊んでおります

文庫本 二冊読了 待ち時間

2016-08-27 01:07:24 | 子供のこと身辺雑記
先週から風邪気味だった長男は 今週に入り立派な風邪ひきさん状態となっていた

私「病院に行かなくて大丈夫なの」

長男「寝ていれば治る 完璧や」

長男と主人の「完璧や」ほどあてにならないものはない(笑)

木曜日になって やっと長男「明日 病院に行く」

で 金曜日 朝から病院に行きました 予約なしだから待ち時間長いです

やっと診察して それからレントゲン撮影に採血にー

そうして再びの診察まで また待って

病院が終わったのが午後3時

それからお昼ご飯を食べて帰宅

ちょっと休んで姑の家に行って 主人の帰宅が遅い日なので姑の家を出たのが7時頃

それから帰宅しての夕飯

病院でお薬も出たし この週末で風邪を治すんやーと長男
ま 治ればいいけれどね

ソフトバンクが勝利して首位に返り咲き
ちょっと元気の出た長男でした



さいとうちほ作「ルパン」1・2巻 (小学館 フラワーコミックス)

2016-08-27 00:12:32 | 本と雑誌
VSルパン(1) (フラワーコミックス)
さいとうちほ,モーリスルブラン
小学館


VSルパン(2) (フラワーコミックス)
さいとうちほ,モーリス・ルブラン
小学館



「ルパン」1巻は モーリス・ルブラン原作のアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を漫画化したもの

「ルパン」2巻はモーリス・ルブラン原作のアルセーヌ・ルパンを主人公とした「カリオストロ伯爵夫人」を漫画化したもの


ラウール・ダンドレジーとも名乗るアルセーヌ・ルパンが若き日に愛した女性ージョゼフィーヌ・バルサモことカリオストロ伯爵夫人
その美貌と謎多き妖艶なる魅力にラウール青年は夢中になりますが 
しかし彼女は恐ろしい女性でもありました
人を拷問し殺すことも厭わない


ラウールの心は彼女から離れ 心も天使のように清純なクラリスに向かいます

それがーカリオストロ伯爵夫人には許せませんでした

若いラウールとカリオストロ伯爵夫人と 別な一味との知恵比べと冒険と


書店で創元推理文庫の棚で見つけて買って十代の頃に繰り返し読んだ物語です


ー俺を忘れたか ボーマニャンー


読んで胸の中に抱えてきたリュパンーラウール・ダンドレジーとクラリス ジョゼフィーヌのイメージは さいとうちほ先生の描かれる姿とはまた異なっておりますがー

「カリオストロ伯爵夫人」は「カリオストロの復讐」も一緒に読んでほしい物語

ルパンは私の中では アルセーヌ・リュパンと書くものとして心に馴染んでおります

桜木紫乃著「蛇行する月」 (双葉文庫)

2016-08-26 23:31:14 | 本と雑誌

高校時代 仲の良かった女友達
学生時代 谷川先生が好きで騒動も起こした順子は和菓子店に就職し そこの店主の子供を妊娠し 店主と東京へ逃げた

1984年 清美は順子から「東京に行く」という電話を受けた

自分の生き方 暮らしを見直した清美は転職し 実りない交際相手とも別れる



1990年 桃子は家庭持ちの男と関係を持っている しあわせだという順子の暮らしを見に東京へー
桃子の思う幸せとは違うけれど 順子は生きていた


1993年 弥生は店の女の子の順子と逃げた夫の居場所を知る
もう失踪宣告を受けようと手続きを進めている今になって尾崎とのことを考えていた

けりをつける為に東京で夫と会う弥生



2000年 美菜恵は学生時代に想いを寄せていた谷川と結婚することになった
友人の順子との経緯も気になる美菜恵
谷川は穏やかで優しい男

このまま結婚していいのだろうか 美菜恵の中にある逡巡
はっきりしないもやもやする想い


2005年 静江は一人で生きていた 一緒に暮らしていた男は若い女へ走った 回される仕事はキビシイ 
娘の順子に会いに行く静江
真っ直ぐに生きている順子

静江は きつい仕事を続ける


2009年 直子は看護師を続けている 両親も看取った

順子からの手紙の文面が気になり 直子が会いに行くと 順子は病気で死期も近いのだった
男所帯には母の静江が来てくれる

自分の目は 角膜移植で息子の目となる
そう明るく話す順子

両親の死へのわだかまりがあった直子は順子の様子に 溶けて行くものを感じる



いつも一生懸命だった順子
友人たちや関わった女性へ なにがしかの影響を与えている



人の数だけ幸せも不幸もある

不幸と思えば不幸
幸せと思えば幸せ

この手で掴んだと思った幸せは ずうっと続いていくものか

それでも 生きて行く明日へ向かって

蛇行する月 (双葉文庫)
桜木 紫乃
双葉社
僕たちの戦争 新装版 (双葉文庫)
荻原 浩
双葉社



茨城の海でサーフィンをしていた尾島健太は ある衝撃を受けて気を失い 気付いて陸地へ向かって泳ぐがーそこはすっかり変な場所だった
空襲 防空壕 これはテレビでよくあるドッキリかと思ったがー


初めての単独飛練中だった石庭吾一は トラブルに見舞われ気が付けば病院にいた が様子が面妖で吾一は怪しむ
無理もない吾一はほぼ半世紀先の日本に来てしまっていた


容姿が生写しであったことから健太と吾一はそれぞれ見間違えられる


健太の恋人ミナミは吾一と健太の違いに気がつきながらも 健太なのだと信じようとする


それぞれの世界で馴染もうとする二人だが 本来の自分達の世界に戻ることを諦めたわけではなかった

二人は元に戻れるのか


事の起こりの海で二人はそれぞれの世界に戻れたのか

海辺で待つミナミのところに戻ってきたのは・・・健太だろうか 吾一だろうか

健太は吾一の生まれ変わりだったのだろうか


1944年と2001年の時代に生きる二人の男
彼等の目に写るそれぞれの時代の日本 そしてその時代の人々

清貧を良しとするか 家族を国を思う心

表面を取っ払ってみれば そうは変わらぬ人の中身 心


純粋さ 
誰かを守ろうと言う気持ち そして生きようという気持ち



生きていかなきゃー
生きられる限りは

宇佐美まこと著「入らずの森」 (祥伝社文庫)

2016-08-25 23:35:58 | 本と雑誌
入らずの森 (祥伝社文庫)
宇佐美 まこと
祥伝社


森の中 飢えた何かが目覚める

金髪の少女・杏奈は祖母に呼ばれて森を去る


金沢圭介は陸上選手だったが足を故障し夢を諦め教師となった
赴任した中学はしかし廃校となることが決まっている

早期退職で移住し農業に取り組む松岡 彼は職場での人間関係に疲れて田舎に来たのだがーここにも彼へ向けられる悪意はあり それは松岡の心をいつしか蝕んでいく

生徒たちと校歌について調べる圭介は 校歌ができた時の校長が人を殺したことを知る

校長に殺された人間は かつて家族を殺し破談となった相手を惨殺して山に逃げ込んだ犯人・大沢正を射殺した人間の血縁者

大沢は自分を殺した相手の子孫までも呪うと言って撃ち殺された

杏奈の家の天井から下を覗くと姿を現す少女ややこ

圭介や松岡をゾッとさせる何か


圭介は大叔母から聞いた土地にまつわる話を思い出す

惨殺された平家の落ち武者や女官たち

血に染まった石

失われた校歌の三番の歌詞


病室で何かを歌っているらしい女性

登場人物をつなぐ因果


森から出てくるモノを退けるもの


圭介と教え子たちは拉致された杏奈を救うことに成功する


もうソレが出てこないように圭介はある液体を森にまきにいく


しかしソレは 飢えている
飢えたソレは人を覆う


愛媛県生まれの作者が 四国を舞台に書き上げた物語


瀬戸大橋を渡って四国に入ると 四国の四つの県は山によってつながっている
そのように思えてきます

愛媛県と高知県の県境近くにあるとした山中の集落に起きる怪異

山には何がいても不思議ではないーそのようにも思えます