夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

昔 映画は夢だった

2010-04-22 14:27:56 | 日記・エッセイ・コラム

子供の頃 「ウルトラマン」「ウルトラQ」「怪奇大作戦」など わきわくする思いでテレビを見た

映画館で観るゴジラはその延長線上にあった

時代は移り変わりゴジラは外国で作られる時代となった

ゴジラは怪獣ではなく化け物・怪物と成り果てていた

金はかけてある

ただの映画として観るなら 例え「エイリアン」の二番煎じな演出があろうとも悪くはないのだろう

しかしソレはもはや懐かしい「ゴジラ」ではなくなっていた

そうして6年ぶりにゴジラが出る映画がハリウッドで日本人スタッフも参加し制作されるそうだ

今度はゴジラは何をやらされるのだろう

リメイクや古い名作をもとにした換骨奪胎を是とし 好きな監督だから観たいという映画好きもいる

かつての監督のファンで その監督の精神 心もわかっている人間がつくるから期待するのだと

昔の映画がそういうキッカケで光を当てられ 若い人達の目に触れるなら それはそれでいいことなのだろう

それでも私はリメイクされた映画や そのシリーズの やたら金をかけたのは分かる映像を前に ひどい安っぽさを感じてしまう

コンピュータによるCGなる技術も時に逆に 映画の画(え)から深みを奪ってしまっているように感じる時もある

かつての名作と呼ばれる映画には 一場面一場面に奥行きと厚みが感じられた

最近の映画には紙芝居よりも 薄っぺらく感じてしまうものも多いのだ

あの名作を自分の手で撮り直してみたいー現代に蘇らせてみたいのだと言う意気込みを悪いとは言わない

ただ旧作の名前だけ利用したような粗雑な練習作 描き損ねたデッサンのような映画を映画館にかけるのは止めてほしい

それだけ金をかけるなら 自分の話 オリジナルな映画を制作すればいいだろうに

何やってくれるんだと 怒鳴りつけたい思いでいる 現在はこの世にいない監督やスタッフ達だっているだろうから

生きてある程度 力を持つ人間なら 何をやってもいいとは 許されるとはー

そういうのは嫌だ

映画をつくるなら自分の新しい作品にすればいい

やたらリメイクは 必要なのか

ただつくった
かつての名画を 切り刻み玩だだけのような趣味の悪い下品な映画はつくってほしくないー心からそう思う

観客を泣かせ笑わせ愉しませるのが映画
また観たいねと思わせてこそ

つくり手側は 観客側を無視して自分の思いだけをぶつけてはいけない

きちんとした計算もできなければ 世界は自分の為に自分を中心に回っていると感じている幼児と同じだ

映画館での上映など考えず ただの趣味で作ればいい

他の人間がつくりあげた物で遊ぶのは 同人誌やただのファンなら許される

いじくられ名前だけ かつてのオリジナル映画というシロモノは観るにしのびない
むしろ怒りすら覚える

その時代に創られたからこそ 観る人の心にしみいる忘れ難い作品となった映画も多いのだ

華やかな外国の生活にある者は憧れ

銀幕を飾る美しい女優の面影に酔い
贔屓の俳優の新作は友人と誘い合って映画館へ駆け付けていく

わぁ綺麗だな
すげぇな あの早撃ち見たかい
なんて憎ったらしい悪役だろう

もうドキドキしたわ
あの眼 あの台詞
それなのにー可哀相すぎるわ
ひどいわ

待って待って新作を観る
その映画がかかっている映画館のある街まで出掛ける行き帰りすら楽しみの一つだったりする

映画を観る為に お昼を抜き 好きな煙草すら買うのを我慢する者もいる

特に戦後の日本では 映画は夢や笑い 希望を与えてくれる存在だった

生活に密着し

いつかはあんな家に住んでみたいわ

映画に出てくる国を見たい 行きたい

このままではいないのだ

その気持ちが 高度成長と呼ばれる時代へ繋がってもいたのではないかと

そのようにも思えるのだ

芸術的な映画があっていい
難解な なんでこんな映画つくったんやろー
または下品な映画があってもいい

ただ娯楽(楽しめる)ということも忘れないでほしいのだ

毒のある映画もいいだろう

つくり手が それで何を訴えたいかはっきりした物があるならば

大衆娯楽としての存在価値 役割を忘れて欲しくない

映画をたのしみたい
そう思っているから

映画に酔いたい 世界に浸りたい
そう願っているから

どうせ半年か一年まてば レンタルできる

そんな映画 存在ではいけない

上映を待って映画館へ家族揃って走りこまずにいられないような そんな映画をつくってほしい

映画館は何処?と探したくなるような映画を待っています

映画との出会いを夢見て 雑誌「オトナファミ」を ただいま読んでおります

ちなみにこの雑誌を買った動機は 表紙のお二人 ー阿部寛氏と仲間由紀恵さん

娘は 仲間さんのファンです

私は「日経エンタテイメント」も好き

ジャンルを問わず楽しい映画が好きです
眉間に縦皴より笑顔♪

お金払ってまで不機嫌をしょい込みたくないですもん


想い出箱から

2010-02-09 20:40:29 | 日記・エッセイ・コラム

子供の頃 思いがけないご馳走の一つと言えば 父が会社から何かの折りに持ち帰ってくれる折詰だった
新しく船が完成した進水式などあると 祝いの折りに配られた折詰を 父は家族が食べながら喜ぶ顔見たさに 手をつけず持ち帰ってくれたのだ

その折詰に入っている木の匂いが移った卵焼きが好きだった

食べたいなと思って 何かの機会に駅弁を買ってきて食べても あの味じゃありません

自分で焼いても 違います

わくわくする嬉しさと
何が入っているのかと ドキドキしながら開けて

小さな小さな子供の頃 煌めくような嬉しい時間

父と母と
いっぱいの愛情

ふっと何かの折りに思い出す味

一生の中で一番のご馳走は何か選ぶなら 私にとっては 父が持ち帰ってくれた折詰の中の卵焼き
これは買えない味になっています

そうした振り返り懐かしく楽しく思い出せる味を 今度は子供達に食べてほしい
見つけてほしいーなんて願いながら


気がつけば・・・一郎(笑)

2007-03-09 13:48:03 | 日記・エッセイ・コラム

気がつけば・・・一郎(笑)
気がつけば・・・一郎(笑)
今ブログで書きかけの「緑の国に住む人は」に橋本一郎という登場人物がいる 暖かな家庭に育ち穏やかな人柄と明敏な頭脳の持ち主(―の つもりで書いている)

少し前に書きかけて長い話になりそうで挫けてるのに「冬の残照」がある 3で止まっている こちらには白藤一郎という やや素直じゃない男が出てくる

姓が違うとキャラも違ってくれるはず―

ああ でも 似通った性格になりそうな不安が~~~・・;


イメージでは

2006-09-14 00:36:25 | 日記・エッセイ・コラム

イメージでは
イメージでは
トロイのヘレン

若い頃のジーナ・ロロブリジーダあたりが 近いかもしれない

絶世の美女ヘレンと並んでも 遜色なかった美青年のパリス

現在の俳優さんなら 誰がいいだろう? と 思ってみる

清純さと高貴さと妖艶さを合わせ持つ女優さん

パリスは 正統派美形でなくては つまらない

王子としての品格があって・・・


何しろ美男だということは・・・・・

2005-11-21 15:44:16 | 日記・エッセイ・コラム

「ルパン」の映画が制作された

しかも「カリオストロ伯爵夫人」を 原作にしていると言う

それは・・・いい

でも!でも! 俳優がイメージと違うのだ

思えば20年以上読み返していないから うろ覚えではあるが

「リュパンの冒険」という短編集の中に 素顔のリュパンが 女性に惚れられた事で 絶体絶命の危機を逃れ 多少の自惚れを持って 鏡を眺め「何しろ―」と呟く場面がある

素顔でもリュパンは 好男子 二枚目なのだ

悪いけれど 映画の俳優さんは 私の好みのハンサムさんではない

女優さんも 美しさが足りない

カリオストロ伯爵夫人こと ジョゼフィーヌ・バルサモは 全ての男性を魅了する妖艶な美しさがなくては

対してクラリス・デチーグは 清純で楚々とした乙女でなくては

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