原作は京極夏彦先生
分厚さでも話題になった本でした(笑)
中禅寺秋彦 彼は古書店店主にして拝み屋(憑き物落とし)でもあります
博識にして気がむけば呆れ返るほど多弁
ひたすら話して相手を圧倒するーという特技(かな?^^;)の持ち主
小説家関口巽は そんな京極堂こと中禅寺のいいおもちゃでもあります
さて彼らも知らないではない(それどころか因縁のある)医師が行方不明でその養子に行った先が 変事に見舞われているといいます
薔薇十字探偵 榎木津礼二郎(阿部寛)は 人に見えない 人の記憶みたいなのが見える体質で
事件は終わっているーと言います
噛んで含めるように1から100くらいまで説明してもらわないと理解できない関口は納得できません
連続殺人も起きており
赤ん坊殺しの噂も
はたして姑獲鳥の呪いは存在するのか
この原作のシリーズはとても好きなのですが
どの人物も中途半端な気がします
探偵役の阿部さんも もっとはじけた演技にしてほしかったし(大人しすぎ!)
京極堂に至っては・・・・あの宇宙が七度絶滅したような仏頂面が 出来ていません
愛想の良い男になってしまってます
原作の面白さが消えてしまっているのです
笑いの場面も 怖さ(怖いもの見たさに繋がる)も 何もないのです
しかし京極堂って 変換ミスすれば「今日極道」に
京極夏彦先生は確信犯で名づけたのでしょうか♪