午前中 雑用で外出 帰宅して昼食とりながらつけたテレビ BSプレミアムで放送がありました
「マイ・インターン」(2015年アメリカ映画)
ナンシー・マイヤーズ監督
若くして起業し成功した女社長の妻ジュールズ(アン・ハサウェイ)
妻を支える為に専業主夫となった夫
だがー夫は浮気していてジュールズは気付いてしまい秘かに悩んでいる
社長業で多忙なのがいけないのか
ジュールズの会社にシニア・インターン制度で採用された70歳のベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)
最初は使えないと思えたベンだがー
ベンは42年連れ添った妻が亡くなっている
人生経験と人間としての器
かといってでしゃばらず 相手が必要としている助言ができる
たぶん一緒には暮らせないけれど 近くには居てほしい存在
若者たちとも打ち解け
ジュールズが出しちゃいけないメールをママに送ってしまった時に 若者達と一緒に対処してくれる
この時のわちゃわちゃしたやりとりが楽しい
「警報ベルがなっている」
ベンからの電話を受けジュールズの会社からの返事
「ママはケチなの 鳴っているだけのニセモノよ」
だけど警報機は本物 パトカーのサイレン音が近付いてくる
なんとか処置を終えて逃げてくベンと若者たち
ジュールズの夫の浮気現場をジュールズの娘の送迎をしていたベンも見ていて
ひとりぼっちでお墓に入りたくないとか あれこれ言って離婚は避けたいジュールズ
ー夫のことを愛しているから離婚したくないーってことだと思うけれどー
悩みのあれこれをベンに話すジュールズ
ジュールズの夫は不倫していたことをジュールズに告白 「終わった」と話し
「愛している」とジュールズに告げる
他の問題も解決
ベンも気になっていた女性とうまくいっている
ジュールズの娘役の子役さんがかわいい
ベン役のロバートさんが どの場面もとても良い表情で
お若い頃 中々こわい役もなさったロバートさん こんな素敵なおじいちゃまになられているのねと
「クワイェット・プレイス」(2018年 アメリカ映画)
解説は米田匡男さん(シネマ・ナビゲーター)の言葉から
ーホラー映画は設定やアイデアが勝負とよく言われます
この映画はまだこの手があったかと 感心させられた映画ですー
ー音のみに反応する怪物によって人類は危機に!
生き残る為には決して音を立ててはいけない
一組のカップルが迫りくる恐怖に立ち向かう物語ー
ーヒロインの妻はエミリー・プラント
映画の監督でもあり夫役のジョン・クラシンスキーとは本当の夫婦であるとの紹介もあります
ーこの夫婦ならではの息の合った演技もご堪能下さいー
そして米田氏の映画が始まる前のお言葉
「映画は記憶の中に 記憶は映画と共に」
続編も公開され シリーズ第3作も制作されるようです
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宇宙から地球へやってきて人間の立てる音に反応し 人間を殺し餌とする怪物
その為に多くの人間が犠牲になりました
89日目
町にも雑貨店にも人の姿はありません
現れたアボット一家は必要なものを棚から取っていきます
ところが末の男の子がおもちゃを見つけて
電池を抜き取り上げられますが
姉のリーガンは弟におもちゃだけは手渡してやります
リーガンは耳が聞こえにくく 一家は手話を使います
音声を怪物に聞かれると襲われるので その為にも手話がいいのですね
徒歩で家に向かう帰り道
まだ小さい末の男の子は怪物の脅威が理解できていなかったのか
ちゃっかり持ってきた電池をおもちゃに入れて おもちゃが音を立てました
一瞬 男の子は怪物に殺されます
助ける時間すらありませんでした
472日目
母親のイブリンのお腹は大きいです 妊娠しているのですね
声を立ててはいけない世界のようですが それで出産は大変に困難なことでしょうに
NY市封鎖 奴等は音に反応する
地下に潜れーなど どこか絶望的な言葉が見受けられます
父親のリーが出す短波のSOSへの反応もありません
自分が渡したおもちゃが原因で末の弟が死んだ事で 父親は自分を嫌っていると思っている娘のリーガン
父親の言葉を素直に受け取れません
釣りに父親が弟だけを連れていったことにも納得できず 臨月近い母親を一人にしてしまうリーガン
産気づいた母親は 一人どうにかすべく動くうち 階段の釘を裸足で踏み抜いてしまいます
家の中を歩く時 足音がしないように素足で暮らしているのです
あげてしまった叫び声で怪物が家の中へ
滝音があれば紛れて声をあげても平気だと 叫んでみせる父親
この後 異状に気付いた父親のリーは 妻を救うべく動いたり
屋外で怪物に狙われている子供達を救いにいき
自ら囮となり怪物に殺されるのですが
父親の愛を疑っていた娘に「お前を愛している ずっと変わらずに愛している」
最期の言葉を遺すのです
そして娘は知ります
父親が生き延びる為にしていた努力
娘の為に作っていた補聴器
より良いものを 不具合のないものをと
赤ちゃんと子供達と母親とで怪物に対しなければいけません
守ってくれる夫はー子供たちにとっては父親は もう 居ないのです
妻の決意
子供達を守る為に 自分が奴等と戦わねば
イブリンは武器を取り構えます
リーガンは怪物たちの弱点に気付き 利用
父親が作ってくれていた補聴器
器用な父親が持っていた機器あればこそ
母と娘は 家に入ってきていた怪物を撃退
ここで映画は終わりますが
声を立てると怪物が殺しに現れる世界
赤ん坊には「泣くな」といっても駄目です 赤ん坊は泣くことも仕事なのですから
今後 彼らはどうやって生き延びていくのでしょうか
それは シリーズ2作目で描かれているそうです
今度活躍するのは子供達と新たな登場人物