はっきりした色合いなら見えると言ってたから―と 年下(20代)の従姉妹と叔母が見舞いに持ってきてくれました
末っ子にあたる叔母は 母の様子にショックを受けたらしく
「末っ子やから みんなが先にいくのは 順番やし 仕方ないけど」 みたいな事を言っていました
酸素吸入の機械もとれたし これでも一時期よりは よくなっているのですけれどね
冷たいかもしれませんが オーバーアクションは苦手なので 相手が取り乱すと 心の中でひいてしまう部分が 私にはあります
何故なら 母はこの妹の裏表ある性格に随分嫌な思いをしましたから
叔母は最初 結婚して暮らした場所が 夫の身内に囲まれていて 嫌だ と それに狭い と 母に相談し
それに応える形で 我が家に近く 部屋数も広い家への転居をすすめました
後に石川県で暮らす祖母が出てきた時には かなりのお金を利息なしで 貸し 知り合いの家を 購入したのでした
祖母が子守して留守番してくれたら 外に出て働ける
ということで
嫁ぐ時の縁談も 父が見合いさせ
ずっと家で花嫁修行して 式の費用も うちの両親持ちでした
細かなことを言えば きりがありませんが
なのに叔母が他の兄姉や他人には 〇子(母の名前が入ります)ちゃんが あっち行け こっち行けと ひきずりまわすんや と 泣いて電話したり 〇子ちゃんは外では綺麗やけど家の中では ずっと素顔で寝巻のままやとか
母が傷付くことを無いことは作ってまで 言いふらしていたのです
見兼ねて「妹さんは どういう人なの」と教えにくる人
久しぶりに姫路に来て叔母の住む家の立派さに呆れて 「がたがた文句言うのやったら 姉さんが取り上げればいい」と 叔母が泣いて電話してきたことを話す身内もありました
母娘でいじめるのだと
他にも呆れるような事を言っていて叔母は それがばれていないと思っています
末の妹ということで あれこれ心配し相談に乗り 世話を焼いてきた母が どれだけ その無神経ぶりに 悲しい嫌な思いをし 傷ついたかは わからないのでしょう
だから うわべで 泣いていても 私は妙にさめてしまうのです
従姉妹は優しい娘なので たまの休みに見舞いに来てくれることを 有難く思っておりますが
この姪のことは母も気にかけ 元気な頃は 「いい人がいたらね」と言っておりました
叔母だということで たて遠慮はしておりますが 母にした仕打ちのことでは 許せないと思うことが 多くあるのです
仲が良かった母のすぐ下の妹に 母が言いもしない悪口を言っていたと言い込んでみたり
同情ひいて自分だけ可愛がられたい 品物でも送ってもらって得したいという気持ちからでしょうか
母のすぐ下の妹の娘になる私の従姉妹J子が「そんなに姫路で暮らすのが大変なら こっちへ来ればいいが」と言っていたと電話で尋ねてきたこともあります
本当に細かなことはキリがないけれど
そうしたことを怒り嘆きながらも「長女だから」「やっぱり妹は可愛いから」と 「損な性分やね」そう私に言いながら最後は笑っていた母
母は年下の妹達の生活をずっと案じておりました
甥や姪達のことも
結婚式には〇〇だけは お祝いしてあげたいしね などと
母が もし死んだら 相談して決めていたことも 全部一人でしなくてはいけない
なんて考えるのは 頼りない私 結構 切ないです
ちょっとストレス解消で無様な独り言になってしまいました