夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

アリス・キンバリー著「幽霊探偵の五セント硬貨」ランダムハウス講談社

2008-02-29 12:03:15 | 本と雑誌

アリス・キンバリー著「幽霊探偵の五セント硬貨」ランダムハウス講談社
アリス・キンバリー著「幽霊探偵の五セント硬貨」ランダムハウス講談社
シリーズ第一作は未読ですので よくは分かりませんが
甘ったれで金持ちのどら息子旦那が自殺し 未亡人となったペネロピーは一人息子を連れて伯母のサディとミステリ書店を営んでいます

ただその書店ってね
出るんです!
それもペネロピーだけに
彼女の頭の中に話し掛けてくる私立探偵の幽霊ジャック

彼は何故か書店から出られない様子でしたが
今回めでたくジャックの所有していたわけありらしい五セント硬貨を ペネロピーが身に着けて行動することで 書店から出てペネロピーと共に存在し ある方法で 彼女がジャックの姿を見ることもできるようになりました

かなり便利になってきております

書店に作家を招いての朗読など企画したペネロピーですが
実はその作家エンジェル・スタークって とんでもない女でした
書いてる本もひどく
本の内容に抗議する人間の乱入はある
エンジェルは黒い車に轢かれそうになる

挙句 ペネロピーの店を手伝ってくれてる女の子ミーナのボーイフレンド ジョニーと姿を眩まします

でもって行方不明になり 死体となって発見されるのです

ジョニーへの疑いはらすべく にわか探偵始めるペネロピー

愛すべき知人 友人達と共に
あ 一部イヤな夫の親戚も巻き込み

めでたく真相にたどり着きます

アリス・キンバリーは夫婦合作のペンネーム
別にクレオ・コイル名義で コーヒーハウスを仕切る女性クレアをヒロインに据えたシリーズもあります


週刊文春 3月6日号から

2008-02-29 00:32:48 | 本と雑誌

58ページに小気味良い記事がある

―日本の「内弁慶」ジャーナリズム―がそれだ

毒入り殺人餃子事件
そういう国民性か頑として自国の非は 火を見るより明らかでも認めない中国政府

(しかも週刊新潮の記事によれば 謝りはしないが 大雪被害への見舞金の催促はしているらしい
それに踊らされている日本の政治家はいるそうな)

記事の内容には詳しく触れないが 思い切った事を書いている

結論だけ抜き書きにしてみる

{謝るヤツだけを居丈高に批判しまくるのは 臆病な内弁慶の所業である
日本の新聞は まさにそれをやっている
強い者には弱い}

イージス艦の事故で謝罪に行った艦長の事を
「あれだけ謝って貰ったら―」と 好意的発言をする方がいたのに
更に自衛隊への反感と不信を煽るような番組作りをしているワイドショーもあった

冷凍餃子への毒混入は 無差別な大量殺人を引き起こす恐れもあったのだ

これは不幸な事故では すまされない

近年 幾度 中国製品に不幸な?異常があっただろう

もしや日本人など毒が回って全員死ねばいいと あのテこのテで 人体に有害な商品を送り出しているのでは?と思い込みたくなる

繰り返す暗殺で権力握った女性の為にぼろぼろになり
それゆえ英国との戦争で簡単に敗北した国

何処に攻撃されるまでもない
内部から自ら腐っていった国だ

その国を率いる人間達は どんな妄想 理念を抱いているのか

そら恐ろしい気がする

さて連載小説を楽しみに買ってる週刊新潮さん

もう展開が そこで続きかよ?!
そりゃ~ないぜよ
な終わり方だったんです
今回
ああ 次号までが長いわ

もう二宮さんてば何て簡単に捕まっちゃうんでしょ

たまには根性見せよう
桑にいさんに いいトコ見せてほしいです
このままでは いじめられ主役になってしまう

あんまり叩かれると馬鹿になるんだよ~(笑)


朝の間にした事は(題に困って・笑)

2008-02-27 08:06:25 | 子供のこと身辺雑記

朝の間にした事は(題に困って・笑)
朝の間にした事は(題に困って・笑)
朝の間にした事は(題に困って・笑)
またもや豚汁 牛蒡 大根 人参 薄揚げ 白菜 豚肉
鰹節と昆布の出し汁で煮て 味噌 味醂 醤油 酒 などの調味料で 好みに味付け 刻んだネギを入れて火を止めます

同じ具に鮭を加えて酒粕入れれば粕汁に

今朝のお弁当
ミートスパ 焼き鮭 卵焼き 切り干し大根の煮たの

今夜の予定おかず
太刀魚の塩焼きに大根おろしを添えて

春雨 ハム 胡瓜 卵焼きなどの具を入れた中華ふうサラダ


小杉健治著「つぐない どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫

2008-02-27 00:57:09 | 本と雑誌

小杉健治著「つぐない  どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫
小杉健治著「つぐない  どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫
「再会」頼まれてこっそり埋めた死体は 悪い奴じゃなかった
心の優しい男だったのだ
その死は 文吾が動いたお陰で 薄幸の女と別れた男を引き合わせる

「暗闇小僧」法は法 されど・・・

文吾の友人の死

「殺し屋」文吾の結末のつけ方が良い
まるくおさめて

「つぐない」 先代の不自然な死

文吾は遂に謎を探り当てる

生きるということは切なくて

敵役のように登場した岡っ引きが だんだん味を見せてきています


小杉健治著「母子草 どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫

2008-02-26 22:14:52 | 本と雑誌

小杉健治著「母子草  どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫
小杉健治著「母子草  どぶ板文吾義侠伝」講談社文庫
どぶ板長屋に住む文吾が 事件の度にいい男に育っていく成長も描く読み切り連作

「夜鷹」 とびきり美い(いい)女の夜鷹が出ると聞いて 行った文吾は 今は亡き人の面影を見る

自分を可愛がり庇ってくれた・・・

事情ありげな女の助けになりたくて 文吾は動く

「橋場心中」いなくなった結婚近い娘
行方捜しに乗り出す文吾

身代金と引換えに戻ってきた娘

あの若い娘には この男を渡しやしない

意地か執着か 意外な幕切れ

「持参金」夫が妻の死を望む
人を雇い殺させる

なら妻はどうすればいいか

文吾は その武家の始末のつけ方の考え方が―

「母子草」再縁するに邪魔と我が子を捨てていったお紋は 娘を育てている おさんに返してくれと言い出す

どちらが自分の母親かは 娘お里が答を出した

文吾の長屋の隣人 いわきありげで腕の立つ武士

病気がちの父親を抱えるおゆみ

時々 文吾に仕事を依頼する男

登場人物それぞれの背負う人生 事情
それは これから 明かされそうです


クレオ・コイル著「秋のカフェ・ラテ事件」ランダムハウス講談社

2008-02-26 15:59:53 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「秋のカフェ・ラテ事件」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「秋のカフェ・ラテ事件」ランダムハウス講談社
コーヒーハウスを仕切るクレアは何故か事件と遭遇する

コクと深みの名推理③
片腕とも言うべきバリスタのタッカ―が 殺人容疑で逮捕された

更に殺人が

例によって別れた夫も巻き込み
その口説きに心も体も揺れる

でもね でもね~

古い歪んだ恋

犯罪にいきつく情事・・・

犯人を見つけても心あまり晴れないクレア

美味しいコーヒーが飲みたくなるシリーズです


最低最悪下品な「女王蜂」――;

2008-02-26 03:41:09 | テレビ番組

最低最悪下品な「女王蜂」――;
大道寺智子 墨田ゆき
神尾秀子 沢田亜矢子

色気違いの淫乱女のように 手当たり次第に男と寝る神尾秀子

智子を脅迫しいたぶる神尾秀子

全然気高くも美しくも清らかでもない智子

原作の設定は変えまくり

こんな稚拙なドラマに「女王蜂」と冠して欲しくない

原作の良さを殺すだけでなく 貶めている

ひどい作品である

そこまで変えるなら オリジナルな別な物語で いいではないか

大概 無茶苦茶な駄作を見てきたが

これは・・・ただならぬ気色悪さ

これが「女王蜂」と誤解する人間もいるかと思うと

ああ
再放送とはいえ
嫌なものを見てしまいました


クレオ・コイル著「事件の後はカプチーノ」ランダムハウス講談社

2008-02-26 01:59:04 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「事件の後はカプチーノ」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「事件の後はカプチーノ」ランダムハウス講談社
コクと深みの名推理② バツイチ女性のクレアは 新しい恋におちようとしていた

なのに その相手が連続殺人の容疑をかけられている
彼の無実を信じるクレアは 真犯人を別れた夫マテオと一緒に捜そうとするが

娘のジョイも殺されそうになって

作中と別にコーナー設けてのレシピも嬉しいシリーズ第二作


クレオ・コイル著「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社

2008-02-26 00:04:57 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社
コクと深みの名推理①
藤本将さんによる猫のカバーイラストが何とも可愛い

夫婦合作で 別にアリス・キンバリー名義で[ミステリ書店]シリーズも

コーヒーハウスを切り盛りするバツイチ女性クレア
年頃の娘あり

姑は息子との復縁願い あれやこれやの作戦たてて

店の上の住居へ引越しの日に 店を任せていた女の子が怪我をし倒れていた
ダンサーでもある娘が慣れた店内で怪我?まさか!

犯人捜しに乗り出すクレアは 店を巡る陰謀にもブチ当たり―

娘の男友達問題
復縁迫る浮気者元夫

気になる男性の出現

作中にある美味しいコーヒーのいれ方

沢山のレシピも楽しいシリーズ第一作です


危ない駐車場

2008-02-25 20:20:27 | 子供のこと身辺雑記

出先から帰ってきたら 車庫の真ン前に車が
来客の車でもないようで 見覚えがありませぬ

車庫入れするのだと車の動きで示すと 相手の車はじわじわ後退
車庫入れが終わると その車はまた前進して戻ってきました
どうするのかなと見てたら 今度は隣家の車庫前に
おいおいと思いつつ車庫の戸を閉めてたら 広い道路へ 出て行きました

でもって玄関に入ったら 父が帽子を被り木刀ぶら下げて立ってました

「そこに停めるな!言うても返事もしやがらん
年寄りや思うて馬鹿にしてと腹が立って
ぶっ叩いてやろうと出て行くとこやった」
お父さん それでは傷害罪

大正14年生まれ 剣道の心得あり(確か有段者)

至って短気

後少し遅く帰ってたら 父ってば三面記事に載ったかも――;

幾つになっても危ない男です

一緒に帰ってきた長男「危なかった」とわりかし冷静に感想を


父の食事を作りながら

2008-02-25 12:13:30 | 子供のこと身辺雑記

父の食事を作りながら
父の食事を作りながら
父の食事を作りながら
父の食事を作りながら
鯛の切り身の煮たの
素麺の味噌汁

白菜 平天 卵と小麦粉団子の煮たの

小麦粉に水 卵 砂糖で 練ったのを ティースプーンで鍋に落とします
やわめのふわふわ団子
少し甘いこれが好きでした

見栄えの良い料理では ありませんが

夜は菜の花のお浸しで春を添えましょうか
娘の好物の鶏のささみと胡瓜の酢の物に


クリストファー・ゴールデン著「闇に棲む少女」ランダムハウス講談社

2008-02-25 01:58:57 | 本と雑誌

クリストファー・ゴールデン著「闇に棲む少女」ランダムハウス講談社
クリストファー・ゴールデン著「闇に棲む少女」ランダムハウス講談社
パーティの帰路 マイケルと妻のジリアンは夜道に一人立つ少女を車に載せ 館で下ろした
少女は 「見つけて 約束よ」
そんな言葉を残して館の中に姿を消す

気になったマイケルは少女を追いかけ館の中へ

その後 ジリアンは嫌な言動をとるようになり マイケルは妻を取り戻す為に あの館の事を捜す

ジリアンから奪われていくモノ
それを奪おうとする異形の者達

マイケルは妻を元の人間に戻すことができるだろうか

愛は人を強くする・・・かもしれない


キャサリン・コールター著「戦士と美しき人質」ランダムハウス講談社

2008-02-24 23:27:57 | 本と雑誌

キャサリン・コールター著「戦士と美しき人質」ランダムハウス講談社
キャサリン・コールター著「戦士と美しき人質」ランダムハウス講談社
異父兄の留守に彼を殺しに来た男ロリック
負傷したロリックを留守を預かるミラナは手当てし看病する

ミラナが敵の妹と知ったロリックは 彼女を連れて自分の島に帰る

ミラナの異父兄アイナーはロリックの留守中に彼の妻子を惨殺し 島の人々も殺したのだ

様々な出来事を越えて二人が愛し合うようになった頃

アイナーの命を受けた者達が ミラナを見つけ船にさらった

アイナーはアイルランドの年老いた王が ミラナを妻に望んでいると言う

ミラナにロリックを奪われたと思うシラは アイナーに取り入ろうとする

ミラナは仕方なく婚礼はあげるが
妻にとミラナが望まれた裏には ある企みがあった

妻を取り戻す為 ロリックはある交換を申し出る

やっと島に帰るロリックとミラナだが
そこには彼女の死を願う人間が存在した

無理やりな展開も多いですが
あれもこれも詰め込んで 力ずくで持ち込んだハッピーエンドは この分野の小説のお約束でしょうか