夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

少しだけ 雑な感想付け加え

2023-10-31 08:55:49 | 本と雑誌

京極夏彦著「鵺の碑」について

 

戦争中に軍の一部の人間が考えた企みの更に裏をかき 研究していると見せかけた人々がいて

そこから起きた殺人事件

消えて戻ってきた死体の謎

戸籍の無い人々の話

 

そして京極夏彦氏の他のシリーズ作品の末裔かもしれない方々も登場します

山の民

巷説百物語シリーズ

詳しくはこちらに↓

巷説百物語シリーズ - Wikipedia

 

京極氏のシリーズ作品は別なシリーズ作品と 登場人物が重なるなどの仕掛けもあるので この小説にこの人がーなんて愉しみもあります

全体像が見えないと 人は混乱し見たものについてだけ 想像・・・妄想をめぐらせる

自分が知っていることだけが正しいと信じ 中には人の考えは否定し「間違ったことを言っている」と攻撃し 自分と異なる意見の人間を排除しようとしたり

違う角度から見ているだけで 誰もが正しいし誰もが間違っている

読み取れていないだけかもしれないのに

それで争いになる

 

歴史は勝者に都合が良いように書き換えられる

人は正しく生きたいと願うものだけれど

時代によって正しささえも変えられてしまうことも

 

大切なものは「良心」

自分だけが良ければいいのだと 自分のわがままに気づけない人間も存在します

自分のわがままに気づけず 自分が生きにくいのは他人のせいだと

自分ばかりが大切なのではなく 他の人間も大切だと

少し見方を変えることができない狭量な人間が増えているようにも感じます

 

かなり小説内容から離れてしまいましたが

ネタバレを避けつつ感想を書くのは難しいです

 

この長い長い小説の結びは

ーみんな 何とか やっている

もう会えないけれど

生きていれば 会えないこともないよー

 

生きていれば 会えないこともない

本当にそうだと思います

生きてさえいれば

 


京極夏彦著「鵺の碑」〈講談社〉

2023-10-30 14:13:29 | 本と雑誌

 

帯には百鬼夜行シリーズとあります

非常に分厚い本です 「さあ読もう!」と読みだすまでに覚悟が必要〈爆〉でした

もしや読んでも読んでも終わらないのではないかーなどと・・・

 

「姑獲鳥の夏」以来 ずっとね京極夏彦氏のご本は薄いと逆に心配になるような・・・そういう作家さん〈どういう作家だ?!〉です

小説家の関口巽

刑事の木場修太郎

榎木津礼二郎の探偵社の探偵の益田の人探し

全然違うきっかけで日光に集まるようになる彼らの追うものが 或ることへとつながっていく

 

錯綜した出来事の中でも 一人とにかく陽気な榎木津

混乱しからみまくった糸をすっきりほどく京極堂こと中禅寺秋彦

 

榎木津 中禅寺 関口と旧知の女性も登場

 

関口巽は同じホテルに宿泊する人間から 部屋の担当の女性が父親を殺したことを思い出したと言う その話を聞いた自分はどうすればいいだろうーと言われて・・・

木場は 昔 消えた死体について調べろーという厄介なしろものと取り組み

 

シリーズ次回作は「幽谷響〈やまびこ〉の家」だそうです

 

 


日曜日 夫は犬たちと遊びに来る

2023-10-30 13:48:56 | 子供のこと身辺雑記

長い付き合いの車屋さんが2店舗合体し 新たな場所へ移転

夫の車検も近くー

新しい店舗の場所を確認に一度行ってみるーと夫が言い出して 新店舗の住所はまだナビには入らないので 道路の反対側にあるスーパーをナビに登録した

日頃ナビは使わない夫

それで夫が運転席に座ってエンジンをかけてから 助手席でナビ操作

登録地への案内画面にして送り出した

そろそろ新店舗の場所を確認し姑の家に着いたかなと思う頃 電話を入れた

 

新店舗の場所は無事に確認できたがー

今度は案内が終わったナビのルート消去がわからない

うるさいからとりあえず地図画面は出ないように切ったーと

 

車検の間は代車をお願いしてますが・・・・

車の担当さんには くれぐれもとお願いしておきました

貸して下さる車の運転操作方法 しっかり教えてくださいねーと

 

車検はまだ先だけど

・・・ ・・・だけど 大丈夫かしらん・・;

 

おかずから↓

煮物 具はいんげん こんにゃく れんこん 豚こま にんじん

鶏むね肉 きゅうり トマト

りんご酢 蜂蜜で和えたの

かぼちゃのポタージュ


お昼ご飯

2023-10-28 18:42:51 | 子供のこと身辺雑記

子供絡みの雑用が片付けばお昼どき

昭和お好み焼劇場なる「うまいもん横丁」という名前のお店で食べてきました

映画館じゃないけど お店の前

お店の中はさながら江戸川乱歩の小説世界に出てくるような混沌・・・

食い意地が張っている親子なので 既に食べかけ残骸写真しかないお好み焼き

それぞれ播州スジもだんと播州ミックスもだん

キャラメル風味のいも娘

上がアイスクリーム 下にはあたたかなさつまいもをうらごしして スイートポテトにしたのが入っています

レモンシャーベット

 

鉄板で食べるお好み焼きは美味しいです

別に持ち帰りもしたら

持ち帰りもこれだけできますーなんて紙を入れてくれていました

明石焼きもあるのが嬉しいです

 


ようやく秋らしい気温になってきました

2023-10-28 09:46:30 | 子供のこと身辺雑記

先週は自分の病院行きもどうにか無事に終わりー今週だけは病院行きなく・・・家の中の片づけなどにあてたいと思っていた

そうしたら火曜日のお昼 夫から電話で

「湯沸かし故障したっぽい ついでにやっぱりテレビも買い換えたい」

私「そっちで電話番号わかるんだから 都合の良い日を連絡したら」

以前 テレビの調子がおかしいと言っていたから その時「買い換えたら 手配しようか」って言ったら

 

「もう一台あるし いい」と言っていた夫

〈実家を空き家にしたくないと 夫は姑の家で暮らしている〉

子供じゃないんだから暮らしている家のことくらい 自分で何とかしたらーと 一旦は思い突き放してみたものの

来週はまた姑の施設から病院への送り迎えも含めて 外せない用事が3連ちゃんである私

夫にまた「頼む」と身勝手な日時に予定を入れられてはたまらない

すぐに姑の家に燃料入れているお店にまずは連絡取り 姑の家へ来てもらう日時を決めた

姑の家近くのお付き合いあるお店に出向き 入れ替えてもらうTVと設置してもらう日時を決めた

夫は電話に出なかったので決めたことをメールで送った

 

湯沸かし もとい給湯器・・・そんなにすぐすぐ壊れるものじゃなし 

少し前から調子が悪かったはず

日曜日に夫はこちらの家に犬と遊びに来てたから その時話すか

会社からでなし 家にいる時に電話寄こせばいいのに・・・・・

色々といらいらした私

やっかいごとは 自分が会社に行って居ない間に 私に片づけさせようと

 

姑の家で現地確認していただいた結果 給湯器の件は機械の取り寄せもあるので後日 工事日時の電話待ち

機械さえ届けば工事はすぐに終わるので

 

TVは昨日届いた

約束の時間の少し前には雷鳴轟きなかなかの激しい雨

ところが電気屋さんが来る前に雨はやんで TVの入れ替えが終わり 支払いの頃に再びはげしく曇ってきて 電気屋さんが帰られるのを待つように お空は真っ暗

雷鳴じゃんじゃん どっと大雨に

 

夜 帰宅した夫から電話があった

「今度のテレビ すっごく大きくなった 映りもきれい 前のと全然違う」

私「一応 リモコンの扱いと注意点を書いた紙を置いているから それだけはちゃんと読んでね」

〈夫は どんなモノでも説明書の類を一切読まずに使おうとする・・;〉

 

まあ夫が気に入ったのなら良いか

嬉しそうにしてたし 

たぶん新しいテレビ 気に入ったのでしょう

これで文句でも言ってきたなら 殴ってやるところですが・笑

 

 

 


読み始める前に^^;

2023-10-24 14:11:46 | 子供のこと身辺雑記

少し厚さに恐れをなし・・・読み始めるのを躊躇っている〈笑〉本

京極夏彦著「鵺の碑」〈本の厚みは5センチあります〉

京極先生のご本は製本泣かせの厚さを誇るものが多くって・・・

普通の厚さの小説さんと比べると数倍ある

持ち歩いて読むのには適さない

カバンの中がずっしり重たくなるので

好きな作家さんなのですけれど 読み始めるまでが

いやまずは別の本を先に読もうか・・・などと

〈いや読むために買ったんだよね・爆〉

 

読了できるまでに どのくらいの時間を有するかと考えてしまって

 

読む前から疲れておりまする


蜜柑とカボチャ

2023-10-24 08:25:53 | 子供のこと身辺雑記

先日まで緑色のままだった蜜柑が ここ数日冷えるせいか黄色に変わっていました

早速 少しもいできて仏壇のお供えに

もぐ時に あの昔の・・・蜜柑の匂いが漂いました

 

庭からカボチャ取入れ 大きいのが三個

やたらかわいい小さな実も三個 とってきました

おかずにはもちろん スイートポテトならぬスイートパンプキンや プディングも作ろうかなと

かぼちゃを練りこんだクッキーとか

自分の腕でつくれそうなものを料理本眺めてチェック中です

 

 

材料さえ入れてしまえば 後は鍋任せの簡単ポトフ

適当にあり合わせ野菜をぶちこんで♪


堂場瞬一著「棘の街」〈角川文庫〉

2023-10-21 19:45:43 | 本と雑誌

 

 

再読です

以前 読んだ時に書いたのはこちら↓

堂場瞬一著「棘の街」 幻冬舎文庫 - 夢見るババアの雑談室 (goo.ne.jp)

 

この小説をドラマ化したドラマの再放送を観ていて・・・

そうだ 原作はどうだったっけと読んでみたくなったもの

 

とっても親切なウィキさん↓ドラマ化の情報もあります↓

棘の街 - Wikipedia

 

ドラマは主演が仲村トオルさん

過去に誘拐事件の身代金受け渡し現場での主人公の刑事の行動で

犯人側から サツがいるなら・・・・・と 誘拐された学生は戻らず

 

この学生が 主人公の刑事が学生時代に付き合っていた女性の子であったこともあり 主人公には取り戻したい

挽回したい過去のようになって「俺の事件」俺が解決するんだーと

そして事件があったのは 主人公が捨ててきた故郷の街

誘拐された被害者の死体が見つかったことから 主人公は再び強引に事件の捜査に加わります

主人公の亡父の店を引き継いだ 亡父の店の常連

その店の前でぼこぼこにされていた少年を 主人公は救いますが 少年は記憶喪失になっており 自分の名前すらも分からないと・・・・

病院は嫌だ 警察は嫌だーという少年

シャワーを浴びる為に上半身裸になった少年の背中を見た主人公は気づきました

それが出産後間もなく死んだ妻が産んだ子供だと

 

主人公との結婚にすらいい顔をしなかった 亡き妻の父親は 主人公から赤ん坊を取り上げ 自分の養子にしました

 

警察官 片親では育てられない・・・

自分の父親ともうまく接することができなかった主人公

彼なりに父親の真似事のようなことを始めます

彼の学生時代の友人の一人は 表向きは健全な会社経営をしていますが 親の跡を継いだ暴力団の組長さん

この組長さんも主人公に情報をくれます

警察内部では自由すぎる主人公の評判はよくありません

犯人側からの襲撃も受ける主人公さん

いわば自分たちを囮にして犯人をおびき寄せ 対決する主人公

 

彼の息子も 遺体で見つかった誘拐事件にかかわっていました

誘拐ではなく 自分たちの身がやばくなった連中による仲間割れによる殺し

殺すのが好きな人間がグループのリーダーをしていて

殺人をごまかすために 誘拐を装ったものでした

身代金を要求する電話がかけられた時には もう殺されていたのです

 

ドラマの詳しい感想があるサイトさん↓

土曜ワイド劇場「棘の街~刑事上條元」を見まして。 | お笑いとドラえもんとドラマとゲームを愛する水樹の日記 (ameblo.jp)

 

ドラマ化されたのは2011年

もう12年前ですね

 

角川文庫の解説は ドイツ公共放送プロデューサーのマライ・メントラインさん

この解説が なかなかに興味深いものでした

題して「餓鬼道」化する社会、その見立ての的確さこそ暗黒〈ノワール〉の本懐

 

「棘の街」が発表された2004年はメントラインさんが大学留学で本格的に日本での社会生活を始めた年であること

この頃 読んだ時と2023年に読んだ時とでは感想が違うこと

再読して思ったのはー「これは地方都市にとどまらない 日本の心象風景のリアルだよね」というほかない

2004年から2023年にかけて明確化・先鋭化した社会心理的傾向のひとつに 旧来型の知性・教養が「善であり 好ましい」と見做していた文化的要素をおおかた「偽善」と見做して拒絶する、というアンチテーゼ性がある

この背景には いわゆる90年代型のリベラル言論界の既得権化や そうした知的業界の世代的「逃げ切り」狙いの露骨化といった諸々の問題があるのだが いずれにせよ後続世代の「非リア充」という言葉に象徴される文化的不満層としての色合いを全体的に強めたのが大きなポイントだ

その特徴は精神的な余裕の無さと「生存」への渇望から来る一種の攻撃性であり そもそも精神的な余裕のあるヤツは その余裕こそが「悪」であることの証明だ という主客逆転じみた観点を持つ なんというかまさに高度化した餓鬼道のような!

巷間にこれはネット民的な精神性とよくいわれるが ー

 

長く日本で生活されている方とはいえ 鋭く日本社会を見ておられる言葉だなーと

昭和や平成の時代と比べて はたして「令和日本」は 昭和や平成時代をバカにできるほど良い社会になっているかいーと 思うことも多いです

 


北村薫著「雪 月 花」〈新潮文庫〉

2023-10-21 19:29:58 | 本と雑誌

 

 

表紙がなんとも愛らしくて・・・・

カバー版画は大野隆司さんのものとか

 

よむ

つき

ゆめ

ゆき

ことば

はな

ーと目次にあって ひらがなで

さて内容は・・・と思って読み進んでいくと ここまで拘るものかしらと

著者が謎に思ったことを調べて 解明するまでが書かれています

その過程での様々な事実との邂逅

著者もすごいですが 周囲の方々の博識ぶりも凄まじい

 

文学の世界に名を連ねる方々のお名前が もうずらずら~~~~っと出てまいります

「知る」ことへの著者の貪欲ぶり

 

解説は池澤夏樹さん


しかし まだ一日は続く〈当たり前だ・笑〉

2023-10-19 07:57:55 | 子供のこと身辺雑記

木曜日と金曜日は 長男が仕事で大阪日帰りなので朝が早く4時起き

外は暗い・・・・・

長男が出かけたあと粗大ごみを捨てるのに てくてく歩く

風に乗ってキンモクセイの花の香りが流れてきました

洗濯ものを干し終えると 

一仕事終わったような気になっている


涼しくなって庭いじりも苦にならなくなりました

2023-10-18 13:09:10 | 子供のこと身辺雑記

庭の柘榴の実が色づき始めていて・・・そのまま食べる〈種がね 結構面倒で・笑〉よりも

柘榴酒にしようかと思っています

幾つなっているか 既に数えるのは諦めました

ずうっと ずうっと昔 遊びに来ていた祖母が「あそこもあそこも実がある」と指さして

実をとるのは私

一緒に皮を外して実を洗って 水切りして祖母と一緒に漬けたものです

 

今日もカボチャ

二つ?と思って見てみたら 三個並んで成っていました

葉っぱの陰で分かりにくいですけれど

 

そして葉っぱはカボチャだから カボチャのはずですが これ楕円形

一体 君は何なのさーなどと疑いつつ 切らなきゃわかりません

こうなりゃスパっと切って正体見極めようかな♪

 

 

鮭を茹でて 骨や皮を除き 水気を切って フライパンに入れて胡麻を加えて酒・味醂・醤油少々で味付けしたの

 

焼肉のタレに漬けておいた肉を炒めただけ

炊き立てご飯で作るおにぎりの具にしようかしらと

新米が出回る季節になったので

 

他には梅干しと鰹節・酒・醤油を混ぜたのや 高菜も美味しいかしら

おにぎりの具 塩昆布も良いし 焼いた明太子もいいかな

 

適当に野菜どっさりぶち込んだお味噌汁など合わせて☆☆☆☆☆


「エクスカリバー」〈2023年 宙組〉

2023-10-18 13:06:41 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

本当に心の底から幾年も待ち続けた芹香斗亜さんのトップスター就任

そのお披露目の別箱での舞台

待ちに待って届いたブルーレイ

届いてから繰り返し観ておりましたが・・・

本来なら大劇場でのお披露目で10月・11月と とても祝祭月であったはずなのにー

そこはとにかく残念でなりません

宝塚歌劇団は 前トップスター真風涼帆さんの退団前より 某週刊誌の意地悪いネタにされ 宝塚歌劇団を見出しにして記事を書けば内容はともかく売り上げが上がるのか あれこれ書かれておりました

その記事を読んでこれこそ真実と思い込み え あのスターさん そんな人だったのーなどと軽挙妄動に走りブログやX〈旧ツィッター〉などに姦しく書かれる方も

 

退団前に真風さんが舞台でこの記事を否定したことも某週刊誌さんは「笑いものにされた 今に見ておれ」などと恨みに思ったのでしょうか

 

そして宙組の芹香斗亜さんと春乃さくらさんのトップコンビ宝塚大劇場お披露目の舞台が始まり

ニュースによれば この舞台に出ていた宙組の方が自殺らしい死に方をなさいました

死の理由・原因は明らかにはなっておりません

 

が これを某週刊誌さんは 以前に自分たちが出した記事

宙組の中での「いじめ」が原因であると決めつけ なかなかな「読み物」を連発しておられるそうです

汚らわしいので私は読みませんし眼も通したいとは思いませんが

 

宝塚歌劇観劇ブログなど書かれている方々が記事になさっています

おおかたの方々は冷静に事の推移を見守っておられますが 中には週刊誌記事こそ真実と思い込み これまでとは掌返しな事を書かれる方々も

ああ こんな方々であったのか と そこも残念ですが

本当なら 大劇場の舞台映像ブルーレイもそろそろ予約販売される時期でもありますのに

宙組の公演は中止のまま 

公演もできずに宙組の方々は針のむしろに立たされております

あれこれ週刊誌に書かれて 疑心暗鬼 道を歩くのすら恐ろしいと追い込まれてしまっているかもしれないと思います

週刊誌記事による被害者がこれ以上 どうか出ませんように・・・

これまで自分たちを応援してきてくれた方々が 週刊誌記事を鵜呑みにして 面白おかしくあさましい悪口雑言並べていたりしているのですからね

 

宝塚歌劇団は 何が起きたのか調べているところ

まだ何もわかってはいないのです

 

 

さて「エクスカリバー」は 6世紀を舞台とするアーサー王の物語

アーサー王と円卓の騎士

湖の騎士ランスロットとアーサー王の妃のグィネビアの道ならぬ恋などは 様々な舞台や映画でも扱われてきた題材です

新たな解釈・設定で描かれる今回の舞台では 

ランスロットはアーサーと家族のように育った兄貴ぶん

マリーンが聖剣エクスカリバーを与えたウーサー王は この剣を得たことで暴虐の限りを尽くし 若く美しい人妻への欲望を抑えきれず マリーンに命じてその体を手に入れます

こうして生まれたのがアーサー

ウーサー王に見切りをつけたマリーンは ウーサー王から取り上げてアーサーを高潔なるエクターに託しました

 

エクスカリバーもウーサー王から取り上げ 岩へ突き刺します

このエクスカリバーを抜く者こそ王になる者だと

ウーサーの死後も絶え間なく戦いは続き 人々の暮らしは死と隣り合わせ

 

時は流れて アーサーはエクターの愛を存分に受けて健やかな青年に育っておりました

そこに現れたマリーンにより アーサーは自分の出生の理由と己の義務と立場を知らされます

受け入れられないアーサー

 

いっぽうその頃 サクソン族の恐ろしい王ウルフスタン率いる軍勢が近づいてきておりました

ウーサー王の娘のモーガンが幽閉された修道院も襲われ 皆殺される中 モーガンは言います

「自分を殺せば 損をするのはあなたがた」

何故なら自分はウーサー王の娘 その居城へとあなたたちを案内できるのだと

 

幼い頃 マリーンの教えを受けたモーガンは ある儀式でどちらか片方が死んでも残る片方も死ぬーそんな契約をしておりました

自分が殺されたらマリーンも死ぬことになる

この時のモーガンは必死だったのです

ここを出て生きてマリーンに会いたい!その望みだけ

 

養父エクターにも諭され 岩からエクスカリバーを抜いたアーサー

ランスロットはアーサーに死ぬまで彼を一人にはしないと誓います

新しい王の出現を祝い喜ぶ人々

祝福された新王の出現の噂を聞き駆け付けたのは美しいグィネビア

彼女は自分も戦うのだと そしてこういう国をつくってほしいと願いも持っていました

その夢にランスロットとアーサーも惹かれます

 

普段の彼女の姿を知りたいとランスロットはアーサーを誘い偵察に

 

そこへ現れ女性たちに襲い掛かったのはウルフスタンの息子アスガル率いるサクソン兵たち

ランスロットとアーサーは女性たちを守り戦い アスガルを退けますが サクソン兵は武器に毒を塗っており アーサーが負傷します

自分を救うためにアーサーの命が危なくなってしまった

神に祈るグィネビア

その姿に 自分のことは彼女の心の中に無いと気づくランスロット

ー諦めるしかない恋ー

 

アーサーとの戦いで深手を負ったアスガルはウルフスタンに相手はアーサー・ペンドラゴンだと伝えました

 

その言葉を聞いてモーガンの表情が変わります

アーサーは死んだはず

だから自分は父親に虐待され 地獄のような修道院に閉じこめられたのに

マリーンは自分を騙していたのかと

マリーンは自分を見限り 自分よりもアーサーを選んだのか

自分は王と王妃の間の正当な血筋の者なのに

自分こそが王位にふさわしいのに

魔力と欲望で生まれたアーサーが王になってしまうのか

 

マリーンの力とグィネビアの看病で死の淵より生還したアーサー

誰もが平等な円卓で・・・迫る敵を退け理想の国をつくろうと

 

そこへモーガンが現れ マリーンへの恨みの言葉を吐く

異母姉モーガンに これからは幸せにと言葉をかけるアーサーに一旦憎しみの表情は揺らぐが マリーンの言葉に再びモーガンの心は凍り付く

 

アーサーを滅ぼし マリーンを取り返す

 

息子を喪ったウルフスタンはアーサーへの復讐の思いを滾らせていた

王位について結婚式で サクソン兵の放つ毒矢がアーサーを狙い 気づきアーサーを庇ったエクターに当たり・・・その毒でエクターは落命

 

これまでの気弱で穏やかな表情は消え 憎悪に燃えるアーサー

ランスロットが止めるのも聞かずに エクターを射殺したサクソン兵を斬り殺す

養父エクターを喪った苦しみから抜け出せないアーサーの心の隙を突き 彼を操ろうとするモーガン

アーサーの心に寄り添えず苦しみ傷ついているグィネビアとランスロット

ランスロットは封じ込めたはずのグィネビアへの想いにも苦しんでいた

 

モーガンに呼び出されたアーサーは 抱き合うランスロットとグィネビアを見てしまう

モーガンが使う魔術に操られた二人だったのだが

激高し「跪け」と叫ぶアーサーだが 二人の命を奪うことはできず

キャメロットからの追放を命じる

 

マリーンにこれが自分の運命だったのか 独りになることが

信じる相手から裏切られてー

自分は息子としても 友としても 夫としても 王としても 失敗したのだなと言うアーサー

 

マリーンはアーサーこそが自分の感情のなかで人々を切り捨ててしまったのだ

王は赦しを与えることができる

人を赦し自分をも赦すのだと

そしてアーサーがモーガンに操られていたのだと話す

だけどアーサーは グィネビアとランスロットを殺さなかった

ウーサー王なら二人の命を奪っていただろう

 

アーサーは自身でモーガンの呪いを断ち切ったのだと

〈モーガンのことは〉

それは わたしにお任せください

アーサー あなたはエクスカリバーで この地を守る それが運命

その事は忘れないでいてください

 

この場面は幾度観ても心に刺さります

 

何故ならこの時 既にマリーンは死を覚悟しているのです

だからこの言葉「アーサー あなたはエクスカリバーでこの地を守る それが運命

その事は忘れないでいてください」

これはマリーンのアーサーへの遺言です

 

マリーンへの執着から逃れられずにいるモーガン

マリーンは モーガンの心を解き放つために己を犠牲にするのです

アーサーの姿となりモーガンの前に現れたマリーンはモーガンに刺されました

モーガンにマリーンは言います「わたしは あなたのものだ」

マリーンに抱きしめられて喜びの表情のモーガン

「わたしには あなたしかいなかった」

 

誰も自分を愛してくれなかった

父は冷たく自分を虐待

マリーンだけが自分をかまってくれた 色々教えてくれた

ずっと一緒だと言ったのに

いなくなってしまった

ずうっと待っていたのに

 

マリーンとモーガンは居なくなり

 

アーサー率いるイングランド兵とウルフスタン率いるサクソン兵との戦いが始まります

追放されていたグィネビアも駆け付けひそかに弓矢で剣でアーサーを守ります

ランスロットもアーサーと背中合わせで闘い 恐るべきウルフスタンの攻撃からアーサーを守り身代わりに自分が斬られました

 

ウルフスタンを斃しとどめもさしたアーサー

王を殺されサクソン兵は敗退

 

自分が死ぬまでアーサーを一人にしないと誓った だから戻ってきた

グィネビアはアーサーを愛している

ランスロットは苦しい息の下で伝えます

この戦いが終わったら二人を赦すつもりでいたんだと話すアーサー

 

兄貴 兄貴死ぬんじゃない 死んではだめだ

 

ランスロットが死んで グィネビアに戻ってくれるよう伝えるアーサー

自分はもう赦しているーと

グィネビアは自分を赦せない だからアーサーを護る兵を育てることにする

それが自分のアーサーへの愛だと

 

独り 険しい崖を上り エクスカリバーを掲げるアーサー

イングランドの王として生きるために

 

 

 

まあ 大雑把に〈色々抜きました・笑〉 そんな物語なのですけれど

〈宙組のことを色々悪く好き勝手書かれているこの状況で〉

 

歌われる幾つかの歌の歌詞が 心に刺さります

ー信じていた世界を奪われ 居場所はどこだろ

 

疑いの目をはらせるだろうか

疑いの目を必ず晴らすー

 

宝塚歌劇団には 悪意しかない記事の為に傷つけられている歌劇団所属の人々へ向けられてしまった「疑惑」を晴らし 何よりも守ってあげてほしいと思います

 

笑顔を取り戻してあげたい そう願っています

 

 

 

 

 

 

 


私は宙組の舞台が観たいです!

2023-10-16 14:57:21 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

私が住んでいる場所では日曜日の朝7時半からサンテレビで「カフェブレイク」の放送があり 宝塚歌劇団のスターさんが登場し 上演中の舞台・役柄などについて 司会者の中井美穂さんとトークを繰り広げる

楽しみにしている番組の一つです

好きなスターさん出演時には録画保存し繰り返し観ています

時には幾年も前から

以前から書いているように私は 現在は宙組トップスターになられた芹香斗亜さんが好きです

彼女の花組時代からの出演されたDVDやブルーレイは私の宝物です

2年間の音楽学校から2007年宝塚歌劇団に入団し星組に配属される

当時のトップスターは安蘭けいさん

安蘭けいさんは この頃の芹香斗亜さんが「サンリオのキキ」に似ているからーと「キキ」という愛称を

宝塚歌劇団の方々にはいくつかの愛称があります

組のトップスターさんは「神」と思うという芹香さん

現在でも たとえ観客席に居なくても「この舞台は安蘭けい様が観にきて下さっている」

そんな思いで舞台に立っているそうです

それから星組のトップスターは柚希礼音さんに変わり 2012年春に花組へと芹香さんは組替えになりました

当時を振り返り「何もできない」そう話される芹香さんですが

舞台姿は はっとする美しさ 可愛さもたたえていました

2009年の新人公演「愛と青春の旅立ち」主演の時には 花組の人気男役だった瀬戸かずやさんが 観劇後楽屋に行きバックハグのやり方を教えて下さったとか

「なんて可愛くて格好良い下級生がいるんだ!ってファンになったの」〈瀬戸かずやさん〉

だけど舞台ではあんなに格好良かったのに 素顔はふやふやした感じでーとも

退団されて現在は女優として活躍中の瀬戸かずやさん 本当に格好良い退団が惜しまれる男役さんでした

2009年の新人公演「太王四神記Ver.2」のサリャン役も印象深いです

一つ一つの舞台を取り上げていくと とても長くなってしまうので 惜しいけれど省きます・笑

宝塚歌劇団の中でも花組は伝統ある組

「花男だから」と花組の男役は高いプライドを持っている・・・

そこへ放り込まれた芹香さん

最初は緊張で声も出なかったと

朝夏まなとさん〈のちの宙組トップスター〉と望海風斗〈のちの雪組トップスター〉さんが 芹香さんを別室に連れて行き歌の指導をしてくださったそうです

花組では蘭寿とむさんが本役の舞台の新人公演で3度の主演

新人公演の長の期では望海風斗さんが本役を演じた難役も

花組時代 トップスターだった蘭寿とむさんは芹香さんに こう言われたと

「あなたは もっと上を目指したくはないのか?」

 

この時「目指したいです!」と答えた自分にまず驚いたと

そこで蘭寿とむさんは「ならば 止まっている場合じゃない」と

 

人として タカラジェンヌとして蘭寿とむさんは色々教えて下さったのだとか

「羽根を背負い大階段から降りてくる あの景色を見ることができるのは限られた人間だけ いつの日か あなたにもそれを見てもらいたい」

この蘭寿とむさんの言葉が 「心が折れそうなとき 挫けそうなとき いつも私を支えてくれたー」

ずっと心に置いていたーと宙組トップスター就任が決まってからのインタビューで初めて明かしています

 

蘭寿とむさん退団後 花組のトップスターは明日海りおさんに

「エリザベート」でトップ娘役の蘭乃はなさん退団

花組トップ娘役は 花乃まりあさんに

月組から組替えで花組となった明日海さんは 「どこの組かわからない」と言われないようにと・・・花組のトップスターとしての役割の責任を果たすべく

〈生え抜きじゃないとかね 明日海りおさんほどの人気スターでも謗る人間はおります〉

花乃まりあさんは退団前の対談で 芹香さんは 明日海さんに言われた言葉が理解できない時には 「こういう意味じゃない」とアドバイスしてくれてと そのやさしさに感謝していました

花乃まりあさんは あれこれ言われる期でもあったので 彼女も大変な宝塚歌劇団での時間であったでしょう

組んだ相手が大人気の男役・明日海りおさんでしたし

 

二番手男役スターまでなったら その組でトップスターになることが多いです

しかし芹香さんは 別箱での主演舞台後に宙組へ組替えになりました

 

たゆまぬ努力で堂々とした花組男役二番手スターであった芹香さん

組替えの挨拶では組長さんも涙ぐまれておりましたっけ

 

これは私の感想なのですが

宝塚歌劇団には年末に 各組共演の舞台「タカラヅカスペシャル」があります

2014年と2016年のタカラヅカスペシャルにて 真風涼帆さんと芹香さんが並んで一緒に歌う場面があるのです

歌劇団の人事に携わる方はこの二人の並びを見て 新しく宙組のトップスターになる真風さんの横に立つのは芹香さんがいい

この二人の並びはいいぞと 思われたのではないかしらと

真風さんは92期 芹香さんは93期

音楽学校では予科・本科の間柄

そして真風さんも芹香さんも最初は星組配属です

宙組で 芹香さんはどんな難役も任せられるーと演出の方が思われるほどの男役に成長

真風さんは2018年から2023年まで宙組トップスターでした

芹香さんは花組・宙組と8年間トップスターを支える二番手男役であり続けました

芹香さんファンからでさえ このまま二番手男役で トップスターにはならないまま退団するのではないか もしくは専科行きになるのではと案じる言葉が書かれるほどでした

それが2023年 次の宙組トップスターは芹香さんと発表あり

どれだけ安心したことか

 

生え抜きじゃないトップスターはいらない とっとと退団しろーなんて書き込む悪意ある方々もおられます

歌劇団からトップスター就任と聞いて 嬉しかったと芹香さんは話しておられます

 

花組時代からの芹香さんを観ていて私が感じるのは とても正直な方だなと

花組だった方 宙組だった方も 現宙組・現花組の方も芹香さんについて一番に言われる言葉は「優しい」「優しくて」

それから その視野の広さ

「あんなにスターさんなのに劇団の外部レッスンに出てこられる」

「遅くまで練習に付き合ってくれた」

「自分の役でないのに 教えてくれた」

 

様々なインタビュー記事を読み返しても伝わるのは宝塚歌劇団への愛 宙組への愛

 

「これからの私の男役としての時間は自分のためではなく宙組のためにあります」

宙組の皆に「宝塚に入ってよかったな」と思ってもらえるような その思いが今後の人生の糧になるような そんな時間にできたらなと

そう思えるのはきっと 今の自分が120%満たされているから

上級生の方々が「宝塚に入ってよかった」と思える時間を私に届けてくれたからこそ

 

男役としての技術だけでなく 舞台に立つ楽しさや苦しさ 努力と経験を積み重ねた先にあるこの満たされた気持ち・・・・・

上級生から私が教えてもらったことを今度は下級生たちへ あますことなく伝えていきたいです

 

〈以上は芹香さんのインタビュー記事から〉

 

吉本新喜劇が好きで笑いの動画も好きと言われる芹香さん

アドリブも臨機応変に 短い時間でも笑いをとります

 

不確かな 結果的にデマも多い週刊誌の記事よりも 私は自分が今まで見てきた芹香斗亜さんを信じます

言葉は 同じ言葉でも書かれた文面のニュアンスで さもひどいことをしているように作り変えて書くことができる

まして週刊誌の記者なら お手の物でしょう

 

今回 宙組の方から公演中に自殺者が出ていることは確かなようです

しかし亡くなられた方の心のうちまでは 誰にも分らない

確かなことは 某週刊誌が再々宝塚歌劇について色々な記事を書き 

退団前の真風さんのこととかも

その頃にある娘役さんが別な娘役さんにやけどさせたと かなり酷い記事がありましたっけ

とりあえず どんどんあげる名前を増やし 騒ぎになればなるほど 書いたもの勝ち

そういう世界

 

ほくそえんでいるのでしょうね

様々な悪しき言葉に

 

宝塚歌劇団の宙組が 

ずうっとただ頑張ってきた芹香斗亜がトップスターとして これから上演できたかもしれない舞台・・・・・

役者・芹香斗亜が殺されようとしている

 

宝塚歌劇団に属していない 普通の芸能人であれば

こうこうだーと自分の気持ちを発表できるのに それもできない

立てられる噂 悪評にも耐えるしかない

 

それは月組に組替えが決まっていた娘役さんも 随分と辛い立場だと思います

舞台で芹香斗亜が娘役さんにブリザード 目も合わせないーとかわざわざブログネタにされた方もおられてね

演出でしょ と思ったけれど

あれこれ妄想募らせる方もいるのですよね

 

むしろ自殺でもしろーと酷い言葉で追い詰められているのは 彼女たち

 

冷静に物事の結果がわかるまでたいていの歌劇ファンは静観していらっしゃる

真実はわかるからーと

でも中にはえげつない言葉を書かれる方々もいらしてね

 

頑張れ 頑張れ 宙組の方々

私は公演再開を日々祈り 希い続けております

 

 

 

 


やや肌寒く感じる朝でした

2023-10-16 09:02:05 | 子供のこと身辺雑記

かぼちゃ 2個収穫

かぼちゃは葉っぱが大きいので 実があっても埋もれていて^^;中々気づけません

何かの拍子になっているのを見つけると嬉しくなって そろそろあのあたりのとってもいいかなーと

毎日のようにおかずに使っています

 

日曜日は長男が家に居ることもあり そろそろいいかしらと炬燵布団出して敷物なども冬向きに換えました

さすがにもう暑くはならないだろうかなーって

こたつの天板が重いので一人だと ちとしんどい

そこで長男を巻き込むことになります

まあ和室を使っているのもほぼ長男ですしね

扇風機もストーブと入れ替えて

ホットカーペットに冬向き敷物

猫が一番うけています

麦丸などはずうっと炬燵の中に入っておりました

 

さて 今週も頑張って?!予定をこなさねば