無邪気な少女の頃から 現在の等身大の 生身の若い一人の女性としての安藤美姫さんがいる
父の死の代わりに巡りあったかのような滑るということ
フイギュアスケート
それから四回転を跳べたがゆえに 跳んでしまったゆえに 世間が苦しみが彼女を追いかける
いわれなき中傷や様々な理不尽を乗り越えて 彼女は見事な女性に成長した
この本の印税の一部は被災地に寄付されるそうだ
彼女は被災した日本のために「ヘルプになるショーならば どんどん出させていただきたい」と綴っている
被災地のスケーター達にもエールを送っている
今後 どういう事をしていきたいか
フイギュアスケートを愛しているー記憶に残る選手になりたいとある
夢に向かって努力し続けた女性
熟成した深みある美しい演技をみせてくれる 四回転だけじゃない彼女
だからこそ 現在の彼女が跳ぶ四回転が その姿が見たいと思うのは ただ見る側にいる者の我が儘かもしれない
四回転は誰もが跳べるものじゃない
だから その夢を跳べる彼女に 跳んでほしい
と
荒川静香さんのイナバウアーのように
見たいと願ってしまう
滑り続けてほしい安藤美姫選手に
そうしてまた一人の女性としても幸福になってほしいと願っている
どうか頑張って生き抜いてください
あなたの夢が叶いますように
あなたのファンの長男は言います
「自分の中では ナンバーワン」なのだと
これは とても良い本だと思います
試合前後で取材された姿しか 見ることができませんが
この本は 人間としての安藤美姫さんのことを教えてくれます
うまく言葉にできませんが
読んで良かったと思える一冊です