「溶けていく」
就職し一人暮らしを始めた娘は 漫画の登場人物が会社の人間に似ていると感じ悪戯を始めーやがて自分だけの世界にはまる
「紙魚家崩壊」名探偵は事件の終わりを見つめやがて事件を後にしていく
「死と密室」
こちらも同じ探偵が関わる
謎はあるのかないのか
探偵とは謎を解かなくてはいけないのか
「白い朝」
解説にありますが ささやかな謎を解いた少年はどうやら成長後 落語家になったようです
それはもしかしたら著者のシリーズ物の謎解きを引き受けるある人物の若き日の姿ではあるまいかと
「サイコロ、コロコロ」 ある人物が持っていた品についての話
「おにぎり、ぎりぎり」
「サイコロ、コロコロ」と同じ主人公が出てまいります
何故出て行った人間がわかったかをおにぎりの形から考えた人はしかしー
「蝶」会話に裏を汲み取ろうとさせる流れがある 悲劇をついついさがしてしまいます
「俺の席」何か皮肉な 何処かで誰かが舌を出してはいまいかとー そんな読後感があります
「新釈おとぎばなし」 カチカチ山はこの著者にかかるとこうなるのかと
死んでいたのは誰でしょう
おとぎばなしの真相は
昔むかしのおじいさんとおばあさんはー
読者は 著者のひろげた掌の上
右往左往しているしかありませぬ
見た目もぼろく長年使っている棚がある 一番上は砂糖に塩に片栗粉ほか料理しながら さっと使いたい調味料を置いている 次の段は鍋敷きにはかり IHやレンジに台所で使う調理器具や電化製品の説明書
その下は料理本
学生時代からのや 母が愛用していたの 滅多に作らないフランス料理全集なんてのも詰めてある
見たこともない道具もあり 面白い
あとはアサヒ活力鍋を利用するレシピ本
圧力鍋・電子レンジ利用レシピ本
ジュース
漬物
副菜
行事食
和食の基本
鍋物
ご飯料理
時々整理するけれど 古い本にしか載ってないレシピも多く捨てられない
平成2年だから長男が生まれた年の冬に出た本と その十年後に出た雑誌の付録の電子レンジでできることの特集本
これより後に買った本もあるけれど 使いやすくて手放せない本の一つ
ジャガ芋と人参は皮をむき適当に切ったら耐熱容器に入れラップかけて10分レンジにかけます
玉葱はバターで炒め ブイヨン・スープを少し加えて煮ます
グリンピースや玉蜀黍に砂糖・塩胡椒・醤油をちびっと入れます
蓋して蒸し煮にします
耐熱容器にバターと小麦粉を入れ 30秒から1分ばかしレンジにラップはしないでかけます レンジによる加熱がおわれば掻き混ぜダマをなくします 次に冷たいままの牛乳をホワイトソースに必要量加えて レンジで3分ほど
これでホワイトソースの出来上がりです
後は具をグラタン容器に詰め ホワイトソースをかけ チーズをのせ オーブンで焼きます
具は 家にある野菜や鶏肉・魚介類・パスタ
またはひやごはん なんだってかまいません
ホワイトソースとチーズかけて焼けば それっぽく(笑)なります
人に教えてもらって食べたくなり 買ってきました
やや大粒と小粒と2種類
大粒納豆は北海道産黒大豆使用
フジッコ株式会社の商品です
タレと辛子がついています
小粒納豆はやはり国産大豆使用
わさびとタレがついています
こちらは あづま食品株式会社の商品
で どちらがおいしいかって言うと 食べる人の好みじゃないかなと
教えてくれた人はわさびが合うと お勧めしてくれました
私は卵と混ぜてご飯にかけて食べるのが好きなので 辛子のが納豆の味を邪魔しない気がしました
大粒納豆のほうが 少し豆が柔らかく食べやすく思えましたが
次は丹波の黒豆使用の納豆がないか捜してみましょう
私がたまにやる納豆の妙な食べ方
納豆に卵・マヨネーズ・ふりかけをてんこ盛りにかけてご飯に混ぜる
豆類は好きです
加工品も
島から帰ってきた男は 佐平次を狙っていた
留守の間に盗んだ金も情婦も 他の男の物となっており その意趣返しに新たな押し込みへ巻き込む
佐平次になりすますお鶴活躍の巻
日頃は頼りない同心・井原も三人を息子のように案じる茂助と力を合わせ 佐平次親分の存在を守ろうとする
覚悟を決めた男は 平助と次助の父の平吉の最期の話も教えた
佐助には情を交わした美しい芸者がいる
命懸けで佐助を庇うお鶴の純情
ただ古い女が棄てられるでは 可哀相だし 男の身勝手
どうなることやら先の展開が案じられる
いずれ何か起こり芸者と別れて お鶴がそのまま佐助と夫婦になる流れのようにも見えるので