「花より男子」を描いた漫画家さんが 別冊マーガレットに連載している作品です
天才子役だったケイトは 同じ子役の少女にはめられ 舞台で大失敗をする
そして芸能界から離れ ひきこもりになってしまっていた
だが 偶然知り合ったのがキッカケで 自由な学校へ行くようになり 徐々に心を開き 周囲が見えてくる
彼女は いつ 自分を信じ その可能性に目を開くのだろうか
「花より男子」を描いた漫画家さんが 別冊マーガレットに連載している作品です
天才子役だったケイトは 同じ子役の少女にはめられ 舞台で大失敗をする
そして芸能界から離れ ひきこもりになってしまっていた
だが 偶然知り合ったのがキッカケで 自由な学校へ行くようになり 徐々に心を開き 周囲が見えてくる
彼女は いつ 自分を信じ その可能性に目を開くのだろうか
建築探偵 桜井京介の事件簿
シリーズ12作目
人を操る 意のままに動かす
催眠療法 心理学の知識を悪用し
そう 如何に理由づけようとも それは悪なのだ
つらつら言葉を幾億連ねようと 屁理屈に過ぎない
もしくは{我儘}である
虚構の世界を作り上げ罠を仕掛ける
ただ一人の人間を苦しめる為だけに
黒幕の心は 歪んでいる
しかも自己を誰より優れている と勘違いしている
哀れである 誇大妄想の間抜けだ
桜井京介は 自称探偵から 宗教に関わる集団自殺について意見を求められ 長崎へ
蒼は知人から 新興宗教集団に 友人カンナが監禁されているらしい―と 相談される
その知人は内部から探る為に敢えて入信し 洗脳されていく
危ぶむ蒼の前に罠が張り巡らされていた
大切な存在を消す 傷つける
追い詰める
同化しようとして 決してなれない存在への憎しみ
眼鏡を外せば 恐ろしく美形の探偵 桜井京介
予定では残り 3作で 「桜井京介」という存在の謎は 解けるらしい
彼が何者であったのか 何処から来て何処へ行こうとしているのか
後味の悪い終わり方だけは してほしくないと願っている
さて お昼をどうすんべ?(笑)
などと冷蔵庫の中身と睨めっこ
昨日に作った煮玉子をひきあげた残りの煮汁で―せこい!― じゃがいもを煮て
豚の薄切り肉をくるくる巻いて 砂糖 醤油 酒 のタレに 暫く漬けて
その間に玉葱 胡瓜 人参 有り合わせの野菜を切って
さっきの豚肉に衣をつけて まずは唐揚げに
次に熱した鍋に 油入れ みじん切りした生姜を炒め 切っておいた野菜を入れて 炒め
中華スープ 砂糖 酒 酢 醤油 混ぜて味付け
あとは水溶き片栗粉で とろみをつけて できあがり
キャベツとリンゴのサラダでも添えましょうか
丈太郎の本との関わり
今回は古本屋喜助の娘しんの縁談も
シリーズがすすむにつれ 常連の登場人物も増えてきました
友人もでき 勤めにも少し馴れてきた丈太郎 今回のお話は七つ
古本屋 小泉喜平の知恵を借りながら 本を巡る謎を 丈太郎が解いていく
今回は丈太郎が本だけでなく 腕っぷしも強いことが 分かります
私は丈太郎の上役 時田敬之助さんの何処か惚けて 酸いも甘いも噛分けたようなところ 丈太郎の養父 栄蔵のおおらかな性格 人を煙に巻くようなところ
好きです
人間関係も このシリーズの魅力でしょう
派手な斬り合い 立ち回りこそ 殆どないけれど
ささやかな日常も そこそこ謎に満ちています
表紙絵は 南 伸坊さん
好きな本の知識が縁で養子に入った丈太郎
江戸城にて 本の修復 点検 彼にとっては願ってもない仕事である
捌けた養父の栄蔵
掃除好きの養母
なんとか養子先に馴染むべく のんびり者ながら 気を使っている おきゃんな実家の妹
分かってきてみれば個性豊かな職場の面々
面白くなるのは これからのようです
お土産にいただきました が!こんなにたくさんは冷蔵庫に入りません 夜はハヤシライスのつもりで ソースを作ってあったので 昼食にオムレツ作って ハヤシソースかけて
取敢えず30個は茹でて 砂糖 醤油 鰹節 味醂などで味付けし 煮玉子にします
残りは冷蔵庫へ
後は野菜を使ったおかずを考えねば
人力車の親方の家の用心棒をしていた父が病気になった為 娘は女ながらに 車夫になろうと思う
仕事始めの日 その家の息子が刑務所から出てくるのを迎えに
しかし堅物と聞いていた息子は 女と遊びたいという
見分ける目印の鼻緒をつけた下駄が盗まれていたのだ
偽者はスリだった
新しい政府に反抗するその息子と友人達の動きに 時代を絡ませ
様々な事件が起きる
何が起ころうとも どっしり構えた庶民が頼もしい
不老不死 若返り 再生
死なない無敵の軍隊
権力者の考える事と言えば
自分だけには生きる権利がある 特別なんだ
激しい誤解と思い込みだ
その為に ルゥやリィは今回大変な目に遭う
野放し状態の猛獣のような夫婦も加わり 非常識 もしくは常識外な戦いを展開する
少しでも脳味噌があれば 敵に回す前に考えるものだが―
悪役と書いてアホ役と読む このシリーズ
作者さん 楽しんで書いておられるようです
表紙絵は杉田比呂美先生
「誰か」で事件を追った杉村が今回も犯人に気付きます
犬の散歩中の老人が急に苦しんで死んだ
連続無差別殺人の犠牲者かと誰もが思った
物語が進むにつれ 被害者の老人の娘が疑われていることが明らかになる
そして辞めさせたアルバイトの異常行動に苦慮する杉村は 探偵の北見を訪ね そこで殺された老人の孫娘に出会う
奇妙な縁から 真犯人捜しを手伝うことになる杉村
彼を逆恨みする元アルバイト原田いずみの不気味な言動
自分以外の人間が注目されるのも 幸福になるのも許せない
私が人生に現在に満足できないのに
だから壊しても殺しても構わないのよ
みていなさい
私を馬鹿にした人間達 決して 決して 許さない
心の毒は 周囲を 自分を 不幸色に染めていく
どす黒く醜く汚染されるのは そんな心の毒を抱えている者
そんな名もなき毒に 向き合う人間に これから杉村はなるのかもしれない
誰かがやらなければいけないのなら 自分では何故いけない?
いつか自問する杉村の姿が 目に見えるようである
杉田比呂美先生の表紙画も楽しいです
猫がいっぱい 色んな猫が出てきます
若竹女史が作った葉崎半島を舞台にした作品です 葉崎半島の先端に満潮時は陸続きでなくなる猫島があります
そこの入り江で ナイフを突き刺された猫の剥製が見つかります
次に不幸な事故で死人が出ます
それから猫トイレと化したゴミの中から腐乱死体が
民宿〔猫島ハウス〕の経営者 松子の義理の弟は刑務所内で死亡したが 強奪した金が猫島に隠されているという噂も
ひたすら受難な猫島臨時派出所の警官 七瀬
猫アレルギーの駒持警部は その対策としてガスマスクをつけた異様な姿で捜査する 声もダースベーダーのようにマスクにこもるのだ
かなり際どいロマンス小説翻訳中の土産物と本の店 店主 三田村成子
古い民宿を自分でリフォームする本職はイラストレーターの原アカネ
松子の孫 響子
猫島ハウスの料理人ツル子
しっかり者の女達
いずれ 並みの男では 太刀打ちできないでしょうねぇ
楽しいミステリです
猫は・・・・・お好きですか?
堪忍旦那 為後勘八郎
下手人に対して寛容な姿勢をみせるゆえか「堪忍旦那」と呼ばれる北町奉行所同心 為後 「堪忍」の名の由来には 本人には苦い思い出もあるのだが
そうと知らぬ若い同心は やり方が生温い と批判する者もいる
その一人 岡部主馬を 娘の小夜が慕っているのも 困ったことだと思っている
どちらも一人っ子
まとまる話ではないのだ
「その角を曲がって」父を思う娘の気持ちがいじらしい
「犬嫌い」主馬の諦めた恋の相手の娘が注意をひこうとしたことは・・・
少し辛さが分かる主馬
「魚捨てる女」 干物売りの酔いどれ浪人には秘密があった
彼に武士の意気地を取り戻してほしい娘
蜆売りの少年は なんとかできねぇんだろうか と思う
「松風」主馬の父は遊女に溺れ あろうことか自宅内に妾を住まわす場所を建てようとする
その費用捻出に 法を犯していた
事は露顕し 主馬の父は切腹
家も改易となる 切腹しようとする彼を必死で止める小夜に
醜女の深情けか
吐き捨てた主馬の言葉は 小夜の胸に深い傷を残した
「銀の雨」 為後の家へ養子にきた主馬
だが小夜の心は かたくなになっていた
押し込み盗賊一味もからみ
離れた女心に必死になる主馬
最後は 優しい銀の雨
ご賞味下さいませ
三人佐平次捕物帳シリーズ 第5作
長男 平助は腕もたち頭もきれる
次男 次助は気は優しくて力持ち
後添えの連れ子だった佐助は美貌
こんな三人は 末の佐助が女装して美人局をして世渡りをしていた 同心 井原に見破られ 罪は不問とする代わり 三人で一人の岡っ引きになれと言われる 顔だけ良い佐助が表向きの親分で 考えるのは平助
三人の名前をとり 佐平次に
事件は 大奥女中に化けた一味が 金を騙しとる これが連続する それに同心 井原が関わっているらしい
しかも井原が商人を斬り殺したという
井原の無実をはらすべく 三人は火盗改めの力を借りる
シリーズは まだ続きそうです
伊藤整一とレイモンド・スプルーアンスを対比させ その人間的な共通点 交流
戦争
それら様々なものを浮かび上がらせている
人は誰も死ぬ為に生まれてくるのではない
だが―大和とその乗組員 無意味な特攻作戦に参加させられた全ての人は 死ぬ為に 追いやられたのだ
岡 信子 木暮正夫 編 初恋コレクション ③ 表題作は 越水利江子先生 幼稚園の時に あげたチョコを捨てられ バレンタインが苦手な女の子 結(ゆい) そんな彼女が 気になる相手は実は?!
初恋をテーマに もしくはモチーフに七つの作品が おさめられています