余命を宣告された雫が選んだホスピスは瀬戸内の島にある「ライオンの家」
ここでは自分が好きな名前を名乗り 自由にしていいのだと ライオンの家の代表のマドンナは言った
父親代わりに育ててくれたおじが結婚してからは 独りで生きてきた雫
どうして自分は治らない病気になってしまったのか
苦しい治療も治ると信じて 病気に勝てると思って続けてきたのにー
怒り 悲しみ 悲鳴をあげる心
どうして私がー
マドンナ始め ホスピスに関わる人々 そして亡くなった女性の犬の六花の存在が 雫の心を癒し
訪れる死を迎えさせていく
ライオンの家では食べたいおやつをリクエストできる
雫はリクエストするおやつを 長く決められずにいた
ホスピスで死を迎えていく人
それぞれの食べたいおやつへの思い入れ 思い出
生まれてきた以上 死は必ず訪れる
余命宣告されて期限が分かってしまった人生と どう向き合えばいいのか
静かに優しく物語は終ります
(コメント欄は閉じております ごめんなさい)