遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

人民解放軍将校 軍事衝突言及 日豪は対中連携強化

2012-09-15 23:56:50 | EEZ 全般
 尖閣を「核心的利益」と定義した中国は、略奪・占有に向け周到な戦略に基づいた戦術を着々と実行に移しています。  反日デモを焚き付けているのが、民意だとの口実を得て強硬策を行使したい政府なのか、胡錦濤・共青団の次期政権への支配力強化に対する江沢民・上海派の混乱作戦(胡錦濤政権誕生時の大規模反日デモも江沢民派の仕掛けとも言われている)なのかは不明ですが、PR効果もあり数十人規模から急速な拡大と、暴徒化が進んでいます。  その中で、人民解放軍将校達が軍事力の行使に言及しています。小規模の戦闘はベトナムとの間で実績があり、単なる脅しと聞き流せない話です。  どこまで中国の反応を読んでいたのか解らない野田政権ですが、時を同じくして開催された日豪 2+2 では連携の緊密化を進めることに合意し、覇権拡大を進める中国の行動の透明化を求めました。玄葉氏は中国の情勢を観て日程を繰り上げて帰国したのだそうですが、想定内のこととし、むしろ日程を延長して豪と対応協議を重ね、中国への抑止力を高めてほしかったのですが、想定外であわてたことを中国はもとより世界中に示す繰り上げ帰国と情けない失態です。 . . . 本文を読む
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