遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

中国 反日歴史プロパガンダ 一段と熱

2014-04-30 23:58:58 | 中国 全般
 中国の習近平が、朴槿恵の反日歴史認識宣伝の真似を強めていると書いていました。
 相変わらず進めている様ですね。
 

旧満州国に外国メディア案内 中国、南京事件に関し主張展開 (4/30 読売朝刊)

 
【ハルビン(中国黒竜江省)=牧野田亨】中国政府は28~29日、旧満州国だった吉林、黒竜江両省で外国メディァを招いた取材行事を開いた。1953年に発見したとする旧日本軍の資料を初公開し、南京事件やいわゆる従軍慰安婦問題などで、旧日本軍の残虐行為を強調する中国政府の見解に沿った主張を展開した。
 吉林省梢案(文書)館によると、資料は関東軍が日本の敗戦直前に地下に埋めた約10万件の文書で、53年に偶然見つかり、最近、整理を終えた89件の成果を緊急出版した。今回は約20人の記者を書庫に入れ、原本の一部も見せた。
 89件は
南京事件、慰安婦など日中の見解に食い違いがあるテーマが中心だ。南京事件では、当時の南京の人口を「100万人」と記した憲兵隊文書を根拠に、「南京で30万人以上が虐殺された
」とする中国の主張の正当性を強調した。
 この時期に公表した理由について、穆占一副館長は「膨大な資料整理には長い時間がかかる。ここ数年、日本の右翼勢力が侵略の歴史を絶えず否定しており、研究を急ぐ責任があった」と説明した。
 ハルビンでは、1909年に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した朝鮮独立運動家・安重根の記念館を公開。韓国メディアの記者が熱心に取材していた。
 同様の行事は今年に入って3回目。中国メディアは今月下旬から档案館の成果を大々的に報じ、「日本軍国主義の魂はまだ消えていない」(人民日報)と訴えている。
 また、新華社電によると、
訪中したデンマークのマルグレーテ女王が27日、南京市の「南京大虐殺記念館」を参観
した。外国の国家元首が同館を訪れるのは初めてで、習近平政権は訪中した外国元首も巻き込み、日本に圧力をかけようとしている。

新彊テロ倭冠」に例える 習主席 対策徹底を指示

 【上海=鈴木隆弘】中国の習近平国家主席は27日から2日間、新彊ウイグル自治区カシュガル地区を視察した。新華社通信(電子版)によると、習氏は、かつて中国沿岸で略奪を行った日本人らの海賊集団「倭冠」を撃退した事例を挙げ、テロ対策に力を入れるよう指示した。
 習氏は28日に同地区の警察署を訪れ、反テロ訓練や装備を見学した。その際、長い警棒を見て、明朝の武将・戚継光が倭冠を撃退した故事を例に、「5人や7人1組で先に竹やりを使って倭冠を防ぎ、盾を持った兵士が攻撃して殺した。我々も有効な兵法と武器を持たなければならない」と語った。
 テロ集団を倭冠に見立てたことは、習主席の反日感情の表れとも受け止められそうだ。同自治区では、ウイグル族が当局の締め付けに対して反発を強めており、「暴力テロ」が増加傾向にある。今回の視察先となったカシュガル地区は特に対立が激しい。
 習氏は25日の共産党政治局の勉強会でも反テロ対策を指示したばかりで、自ら現地に乗り込んで対策の徹底を図ったとみられる。



 南京事件については、習近平が訪独した際にも演説で取り上げていたことは諸兄がご承知の通りです。
 
「南京大虐殺で30万人殺害」習近平氏の発言に日本が抗議 菅官房長官「極めて遺憾」

 この講演は、ホロコーストを見学した後で行う計画で、ホロコースト訪問を申し入れたが、独政府に断られたことも有名な話ですね。理由は、李克強首相がポツダムを訪問した際に、反日歴史認識プロパガンダの演説をし政治利用した為、習近平にも利用されることを予測し断ったのだとか。
 貿易拡大の為、媚中政策をとり日本には一線を画すメルケル政権でさえ、他国との争いを持ち込んで利用する非常識さを嫌われたのですね。

 それにも懲りず、粘り強く反日プロパガンダを展開する習近平。恥も外聞もなく朴槿恵の真似をする習近平。
 朴槿恵ともども、国内の支持率を確保する、数少ない手段のひとつだからですね。

 日本政府も、都度抗議声明を出してはいますが、口先だけなので効果はありません。
 安倍首相が海外歴訪し、積極的平和主義の説明をしてまわっていますが、手が足りないというのが現状ですね。
 中韓のプロパガンダを放置すれば、黙認したことになり世界に誤った情報が浸透します。
 適切な手段を、官民(メディア)一体となった戦略構築が求められますね。



 # 冒頭の画像は、訪独した習近平とメルケル首相






  この花の名前は、ホトトギス  撮影場所;六甲高山植物園(2013年 9月 撮影)


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