遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

昨年8月以来の日米韓外相会議実現したが

2020-01-17 02:02:22 | 日本を護ろう
 日米韓3か国の外相会談が、米国で14日(日本時闇15日)に行われました。
 日本側が年明け早々の茂木氏の訪米を打診したのに対し、ポンペオ氏は過密な日程を調整して快諾。その後の調整で、ポンペオ氏との会談を強く望んでいた韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相も加わることが決まり、昨年8月以来となる日米韓外相会談が実現したのだそうです。
 弾道ミサイル発射などの挑発行為を示唆する北朝鮮への対処で連携を強化してい.くことを確認したのだそうです。
 
外相会談 日米韓再結束を優先に対処 北脅威温度差残す (1/9 読売朝刊 スキャナー)

米国で14日(日本時闇15日)に行われた日米韓3か国の外相会談は、弾道ミサイル発射などの挑発行為を示唆する北朝鮮への対処で連携を強化してい.くことを確認した。日韓の対立が長期化する中、共通の脅威を主要議題に据え、結束を固めることを目指した。 (政治部浅野友美、ワシントン支局中島健太郎=サンフランシスコで)

 日米韓外相会談はサンフランシスコ近郊のホテルで行われ、茂木外相と米国のポンペオ国務長官、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は冒頭、笑顔で写真撮影に臨んだ。
 茂木氏は会談後、記者団に「日米韓での緊密な連携を確認することができて、大変有意義な会談を行うことができた」と述べ、成果を強調した。
 会談は、北朝鮮が挑発行為に踏み切ることが取りざたされる中、行われた。

 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は昨年末の党中央委員会総会で「米国があくまで敵視政策を追求するなら、朝鮮半島の非核化は永遠にない」と語り、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を示唆した。3か国外相は北朝鮮問題を重点的に話し合い、今後の出方について意見交換した。
 米国は、北朝鮮が非核化に向けた具体的な動きを示さない限り、北朝鮮への厳しい制裁を続ける方針を堅持している。北朝鮮が挑発行為を示唆する背景には、米国の姿勢に対する不満の高まりがある。
 このため、日米両政府は、北朝鮮が今後、何らかの挑発を行う可能性はあるとみて、警戒を強めている。米国への到達を目標とするICBMによる挑発は米国との対話のパイプを完全に閉ざす結果になるため、中距離弾道ミサイルの発射や、「人工衛星」と称したICBM打ち上げを模索しているとの分析が出ている。
 北朝鮮は過去に「人工衛星」と称したICBMを打ち上げており、最近では2016年2月に予告した上で発射した。ICBMの発射技術は人工衛星を運ぶロケットとほぼ同じだ。日本政府内には「『民生用』と強弁し、ミサイル技術の進展を誇示するのではないか」という見方がある。
 こうした点を踏まえ、
3か国外相は会談で、北朝鮮に対する制裁緩和は「今の時点では時期尚早」との認識で一致した。ただ、3か国の間の温度差が解消されたわけではない。日米は強力な制裁の維持で足並みをそろえているが、韓国は北朝鮮に融和的な姿勢を示しているためだ。
 韓国の聯合ニュースによると、康氏は会談で、韓国の文在寅(ムンジェィン)大統領が今月に発表した金剛山(クムガンサン)観光事業を制裁の例外としようとする構想について説明した
。日米は、観光事業再開は「北朝鮮に誤っだシグナルを送る」(日米関係筋)として強く反対している。
 韓国が昨年、一方的に破棄を表明した日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は一転して継続が決まったものの、日韓の安全保障協力は停滞している。14日には茂木氏と康氏による会談も行われたが、最大の懸案である元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)問題での進展はなかった。
 韓国の対北朝鮮政策の転換や、日韓関係の改善の動きが見られない限り、
3か国の結束は課題であり続けることになる。

日米同盟アピール 安保条約60年中国をけん制

 
茂木外相と河野防衛相が同じ時期に訪米したのは、今月19日に日米安全保障条約の締結60周年を迎える節目に合わせ、日米同盟の強固さを国際社会にアピールする狙いがある。
 「日米関係はこの60年間、目を見張る進化を遂げた。強力な日米関係は、集団的な安全保障と地域の安定に重要な存在であり続ける」
 エスパー米国防長官は14日、米国防総省で河野氏と会談後、共同記者会見に臨み、こう強調した。河野氏も「節目の年の初めに、日米同盟の強化について議論できたことを喜ばしく思う」と応じた。
 茂木氏とポンペオ国務長官が14日にサンフランシスコ近郊で会談した際も、安保条約が話題となった。ポンペオ氏は締結60周年について祝意を示し、両紙は日米関係を一層強化していくことを確認した。
 
日本が米国との関係を重視するのは、北朝鮮に加え、軍拡をつづける中国に対抗する必要があるためだ
 ポンペオ氏は「政権の外交・安全保障政策を実質的に取り仕切っており、トランプ大統領への影響力が決定的におおきい」(日本関係者)とされる。日本側が年明け早々の茂木氏の訪米を打診したのに対し、ポンペオ氏は過密な日程を調整して快諾した。その後の調整で、ポンペオ氏との会談を強く望んでいた韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相も加わることが決まり、昨年8月以来となる日米韓外相会談が実現した。
 日本政府は今後も外相、防衛相同士の信頼関係の深化に取り組む方針で、茂木氏は2月にドイツで行われる国際会議の場でポンペオ氏と会談する方向で調整する。
今年中に在日米軍駐留経費の改定交渉が始まり、米政府内に「日本にも大幅な増額を求めるべきだ」との声があることを踏まえ、現在の負担の妥当性を丁寧に説明していく考えだ。

 昨年末の党中央委員会総会で金正恩氏は、「米国があくまで敵視政策を追求するなら、朝鮮半島の非核化は永遠にない」と語り、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を示唆していました。
 国連制裁が効いていて苦しい北朝鮮。なんとか制裁緩和を得たいのですが、日米は制裁を堅持する姿勢。
 こうした米国の姿勢に対する不満の高まりからの発言だとみられています。
 予告したクリスマスプレゼントもないままでのこの発言だったのですね。

 米国への到達を目標とするICBMによる挑発は米国との対話のパイプを完全に閉ざす結果になるため、中距離弾道ミサイルの発射や、「人工衛星」と称したICBM打ち上げを模索しているのですね。
 こうした点を踏まえ、3か国外相は会談で、北朝鮮に対する制裁緩和は「今の時点では時期尚早」との認識で一致したとの発表。

 しかし、南北統合を目指す金正恩の僕の文在寅氏は、金剛山(クムガンサン)観光事業を制裁の例外としようとしていて、康氏は構想を説明。
 勿論、日米は、観光事業再開は「北朝鮮に誤っだシグナルを送る」として強く反対。
 北に対する3か国の間の温度差は解消されてはいません。
 安全保障に係るGSOMIA脱退の件は、韓国が米国の圧力で一旦延期にしていますが、日韓関係は最悪の状況で、日韓基本条約、日韓補償協定に反する元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)問題の棘はささったままです。

 韓国の対北朝鮮政策の転換や、日韓関係の改善の動きが見られない限り、3か国の結束は課題であり続けることになると。

 茂木外相と河野防衛相が同じ時期に訪米したのは、今月19日に日米安全保障条約の締結60周年を迎える節目に合わせ、日米同盟の強固さを国際社会にアピールする狙いがあったのだそうです。

 日米韓の連携に留まるのか、北朝鮮ともども、中国の属国として飲み込まれるのか。
 韓国国民の方々の判断が注目されます。
 北東アジアのバランサーをめざして「均衡論」を唱えた盧武鉉大統領。文在寅氏が師事していましたが、自殺に追い込まれたことは諸兄がご承知の通りです。
 任期を終わった大統領が、検察に訴追される韓国。
 それを回避しようと検察改革をして保身を図ろうとしている文在寅氏。曺国(チョ・グク)法相を強引に実現させたのですが、懸念通り検察によって、曺国氏は辞任に追い込まれましたね。

 米国からも、基地朝鮮からも信頼されていない文在寅氏を大統領に冠する韓国。どこへゆくのでしょう。
 日本の対中安全保障に大きく影響しますから、目が離せませんね。


 # 冒頭の画像は、文在寅大統領
  【新・悪韓論】韓国・文大統領、年頭会見でピンボケ回答「徴用工問題は日本が解決策を」 経済では有効な見解示せず…「ギリシャ化」か「完全赤化」か - zakzak:夕刊フジ公式サイト




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