ロシア軍のウクライナ侵攻は、5月9日の対独戦勝記念日に、戦果を発表できず、プーチン氏の威信は失墜したはずですが、特段の情報は見聞できませんでした。
ウクライナ侵攻の戦果では、東部ではむしろ劣勢で戦線後退もみられる状況でしたが、マリウポリのアゾフスタリ製鉄所のアゾフ大隊が、実質降伏しました。
プーチン氏が盛んに口にしてきたネオナチからの救出が、なったと言い張ることは出来ますが、東部での戦況は、米国他からのウクライナへの最新兵器や戦車の支援で、ロシア軍は劣勢。
NATOのストルテンベルグ事務総長は「ウクライナは勝利できる」と述べていますね。
そこで、孤立化を隠し結束を示そうと招集した「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会合。参加国は、積極姿勢を示さず、むしろ逆効果。
ロシア漫談家としても親しまれている、筑波大名誉教授の中村逸郎氏は、「ロシアの諜報機関はポスト・プーチンをにらみ、自らに都合のいい体制づくりに着手し始め、主導権争いになっている。プーチン氏は諜報機関の離反を把握していても、制止や粛清を実行すれば、離反者が増えるという負の循環に陥っている」との見方を示しておられます。
ウクライナ軍 アゾフスタリ製鉄所の防衛任務終了を発表(日テレNEWS)ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウ…|dメニューニュース(NTTドコモ)
ロシアの諜報機関には連邦保安局(FSB)、対外情報庁(SVR)、軍参謀本部情報総局(GRU)の 3つがある。
戦果の乏しい今回のプーチンの戦争。オルガルヒの一部離反、プーチン氏の健康不安などから、早くもポストプーチンを巡り、主導権争いの情報合戦がは締まっていると、中村教授。
9日の対独戦勝記念日を境に、有力な後継候補も浮上したとも。
「戦勝記念日の映像で、プーチン氏がドミトリー・コバリョフ氏という36歳の男性と親しく話す姿が見られ、ロシア国内では後継者のお披露目ではないかとの憶測が飛び交っている。同氏はオリガルヒの息子で、大統領府の局長級とされ、プーチン氏とはホッケー仲間とされている」と中村教授。
交代の時期までささやかれていて、それは、6月12日の「ロシアの日」という祭日だと。
「プーチン氏は退陣し、院政を敷きたいと考えている。大統領令でコバリョフ氏を大統領代行に据えて『終戦宣言』を行わせ、数カ月後に大統領選を実施する可能性がある」と中村教授。
「コバリョフ氏と仲が良いFSBが、プーチン氏を説得したとの情報もある。だが、GRUなど他の諜報機関がコバリョフ氏に不満を持てば、大統領選で野党勢力を支援する可能性もある」とも。
もはや、ロシア国家や国民の事よりも、自身の延命のことしか考えていないように見えるプーチン。
国民の方々は、どのような判断をされるのでしょうか。
# 冒頭の画像は、ドミトリー・コバリョフ氏とプーチン大統領
【注目の人物】ドミトリー・コバリョフとは? - 困ったー
この花の名前は、サルマンヘンリー
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
ウクライナ侵攻の戦果では、東部ではむしろ劣勢で戦線後退もみられる状況でしたが、マリウポリのアゾフスタリ製鉄所のアゾフ大隊が、実質降伏しました。
プーチン氏が盛んに口にしてきたネオナチからの救出が、なったと言い張ることは出来ますが、東部での戦況は、米国他からのウクライナへの最新兵器や戦車の支援で、ロシア軍は劣勢。
NATOのストルテンベルグ事務総長は「ウクライナは勝利できる」と述べていますね。
そこで、孤立化を隠し結束を示そうと招集した「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会合。参加国は、積極姿勢を示さず、むしろ逆効果。
ロシア漫談家としても親しまれている、筑波大名誉教授の中村逸郎氏は、「ロシアの諜報機関はポスト・プーチンをにらみ、自らに都合のいい体制づくりに着手し始め、主導権争いになっている。プーチン氏は諜報機関の離反を把握していても、制止や粛清を実行すれば、離反者が増えるという負の循環に陥っている」との見方を示しておられます。
ウクライナ軍 アゾフスタリ製鉄所の防衛任務終了を発表(日テレNEWS)ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウ…|dメニューニュース(NTTドコモ)
後継者出現!プーチン氏〝退陣Xデー〟間近か 重病、クーデター説も 複数の諜報機関が暗闘 「数カ月後に大統領選の可能性」識者 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.5/18
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(69)をめぐり、「重病説」や「クーデター進行説」などの情報が相次いで出てきた。36歳の後継者候補の名前も浮上、「Xデー」は、早ければ1カ月以内にも訪れるとの見方もある。ロシア軍はウクライナ南東部の要衝マリウポリを「陥落」させたが、東部などでは苦戦も続き、損害も大きい。「プーチン後」を見据えて国内の複数の諜報機関が暗闘を繰り広げているようだ。
プーチン氏をめぐっては、英紙タイムズ(電子版)が「血液のがんで重病である」とのクレムリン(大統領府)に近い新興財閥「オリガルヒ」が語ったと報じた。露独立系メディア「プロエクト」や英紙なども体調異変について伝えている。真偽は不明だが、これまでもパーキンソン病やがんなどの重病説が伝えられてきた。
戦況は泥沼化している。ロシア国防省は17日、マリウポリのアゾフスタリ製鉄所を最後の拠点として抵抗していたウクライナ部隊が「降伏した」と発表した。露軍は侵攻開始から3カ月近くかけて、ようやくマリウポリを制圧したが、ほかの地域では苦戦も続く。
米国防総省高官は16日、ウクライナ軍が同国第2の都市、東部ハリコフ周辺で露軍を国境から3~4キロの地点まで後退させたとの分析を明らかにした。
東部ルガンスク州のガイダイ知事は、セベロドネツク近郊の2集落から露軍を撤退させたとした。ウクライナ軍参謀本部は侵攻開始以降の露軍の損害は約2万8000人になったと主張した。
英BBC電子版は同日、プーチン氏と、負傷説が出ていたゲラシモフ軍参謀総長が東部ドンバス地域での軍部隊の移動指示に直接関与しているとの見方を西側諸国の軍事筋の話として伝えた。
国家元首や軍の制服組トップが前線での攻撃や軍事作戦について決定するという異例の力の入れ具合だ。だが、前出の米高官によると、ウクライナ軍は米国などからの軍事支援も受け、ドンバス地域の一部で巻き返しているという。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は「ウクライナは勝利できる」と述べた。
一方、旧ソ連諸国でつくる「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会合では、プーチン氏がウクライナでの軍事作戦について説明したが、CSTO部隊の参加などは協議されないなど温度差も目立っている。
こうしたなか、ウクライナ諜報部門トップのブダノフ准将が14日、英スカイニュースのインタビューで「プーチン排除のクーデターが進行中」と明かし、ロシアの敗北が指導者の交代につながるとの認識を示した。
重病やクーデター情報について「西側を攪乱(かくらん)する偽情報の可能性はゼロではないが、ロシアの情報機関が積極的に都合の悪い情報を流しているのではないか」とみるのは、ロシア政治に詳しい筑波大名誉教授の中村逸郎氏だ。
ロシアの諜報機関には連邦保安局(FSB)、対外情報庁(SVR)、軍参謀本部情報総局(GRU)がある。
「ロシアの諜報機関はポスト・プーチンをにらみ、自らに都合のいい体制づくりに着手し始め、主導権争いになっている。プーチン氏は諜報機関の離反を把握していても、制止や粛清を実行すれば、離反者が増えるという負の循環に陥っている」との見方を示す。
9日の対独戦勝記念日を境に、有力な後継候補も浮上した。中村氏はこう語る。
「戦勝記念日の映像で、プーチン氏がドミトリー・コバリョフ氏という36歳の男性と親しく話す姿が見られ、ロシア国内では後継者のお披露目ではないかとの憶測が飛び交っている。同氏はオリガルヒの息子で、大統領府の局長級とされ、プーチン氏とはホッケー仲間とされている」
交代の時期までささやかれている。6月12日の「ロシアの日」という祭日だ。1990年にはロシア共和国の国家主権の宣言が採択され、91年には初の大統領選が行われた日だ。
「プーチン氏は退陣し、院政を敷きたいと考えている。大統領令でコバリョフ氏を大統領代行に据えて『終戦宣言』を行わせ、数カ月後に大統領選を実施する可能性がある」と中村氏は語るが、スムーズな禅譲が実現できるかどうかは不確実だという。
「コバリョフ氏と仲が良いFSBが、プーチン氏を説得したとの情報もある。だが、GRUなど他の諜報機関がコバリョフ氏に不満を持てば、大統領選で野党勢力を支援する可能性もある」と中村氏は指摘した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(69)をめぐり、「重病説」や「クーデター進行説」などの情報が相次いで出てきた。36歳の後継者候補の名前も浮上、「Xデー」は、早ければ1カ月以内にも訪れるとの見方もある。ロシア軍はウクライナ南東部の要衝マリウポリを「陥落」させたが、東部などでは苦戦も続き、損害も大きい。「プーチン後」を見据えて国内の複数の諜報機関が暗闘を繰り広げているようだ。
プーチン氏をめぐっては、英紙タイムズ(電子版)が「血液のがんで重病である」とのクレムリン(大統領府)に近い新興財閥「オリガルヒ」が語ったと報じた。露独立系メディア「プロエクト」や英紙なども体調異変について伝えている。真偽は不明だが、これまでもパーキンソン病やがんなどの重病説が伝えられてきた。
戦況は泥沼化している。ロシア国防省は17日、マリウポリのアゾフスタリ製鉄所を最後の拠点として抵抗していたウクライナ部隊が「降伏した」と発表した。露軍は侵攻開始から3カ月近くかけて、ようやくマリウポリを制圧したが、ほかの地域では苦戦も続く。
米国防総省高官は16日、ウクライナ軍が同国第2の都市、東部ハリコフ周辺で露軍を国境から3~4キロの地点まで後退させたとの分析を明らかにした。
東部ルガンスク州のガイダイ知事は、セベロドネツク近郊の2集落から露軍を撤退させたとした。ウクライナ軍参謀本部は侵攻開始以降の露軍の損害は約2万8000人になったと主張した。
英BBC電子版は同日、プーチン氏と、負傷説が出ていたゲラシモフ軍参謀総長が東部ドンバス地域での軍部隊の移動指示に直接関与しているとの見方を西側諸国の軍事筋の話として伝えた。
国家元首や軍の制服組トップが前線での攻撃や軍事作戦について決定するという異例の力の入れ具合だ。だが、前出の米高官によると、ウクライナ軍は米国などからの軍事支援も受け、ドンバス地域の一部で巻き返しているという。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は「ウクライナは勝利できる」と述べた。
一方、旧ソ連諸国でつくる「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会合では、プーチン氏がウクライナでの軍事作戦について説明したが、CSTO部隊の参加などは協議されないなど温度差も目立っている。
こうしたなか、ウクライナ諜報部門トップのブダノフ准将が14日、英スカイニュースのインタビューで「プーチン排除のクーデターが進行中」と明かし、ロシアの敗北が指導者の交代につながるとの認識を示した。
重病やクーデター情報について「西側を攪乱(かくらん)する偽情報の可能性はゼロではないが、ロシアの情報機関が積極的に都合の悪い情報を流しているのではないか」とみるのは、ロシア政治に詳しい筑波大名誉教授の中村逸郎氏だ。
ロシアの諜報機関には連邦保安局(FSB)、対外情報庁(SVR)、軍参謀本部情報総局(GRU)がある。
「ロシアの諜報機関はポスト・プーチンをにらみ、自らに都合のいい体制づくりに着手し始め、主導権争いになっている。プーチン氏は諜報機関の離反を把握していても、制止や粛清を実行すれば、離反者が増えるという負の循環に陥っている」との見方を示す。
9日の対独戦勝記念日を境に、有力な後継候補も浮上した。中村氏はこう語る。
「戦勝記念日の映像で、プーチン氏がドミトリー・コバリョフ氏という36歳の男性と親しく話す姿が見られ、ロシア国内では後継者のお披露目ではないかとの憶測が飛び交っている。同氏はオリガルヒの息子で、大統領府の局長級とされ、プーチン氏とはホッケー仲間とされている」
交代の時期までささやかれている。6月12日の「ロシアの日」という祭日だ。1990年にはロシア共和国の国家主権の宣言が採択され、91年には初の大統領選が行われた日だ。
「プーチン氏は退陣し、院政を敷きたいと考えている。大統領令でコバリョフ氏を大統領代行に据えて『終戦宣言』を行わせ、数カ月後に大統領選を実施する可能性がある」と中村氏は語るが、スムーズな禅譲が実現できるかどうかは不確実だという。
「コバリョフ氏と仲が良いFSBが、プーチン氏を説得したとの情報もある。だが、GRUなど他の諜報機関がコバリョフ氏に不満を持てば、大統領選で野党勢力を支援する可能性もある」と中村氏は指摘した。
ロシアの諜報機関には連邦保安局(FSB)、対外情報庁(SVR)、軍参謀本部情報総局(GRU)の 3つがある。
戦果の乏しい今回のプーチンの戦争。オルガルヒの一部離反、プーチン氏の健康不安などから、早くもポストプーチンを巡り、主導権争いの情報合戦がは締まっていると、中村教授。
9日の対独戦勝記念日を境に、有力な後継候補も浮上したとも。
「戦勝記念日の映像で、プーチン氏がドミトリー・コバリョフ氏という36歳の男性と親しく話す姿が見られ、ロシア国内では後継者のお披露目ではないかとの憶測が飛び交っている。同氏はオリガルヒの息子で、大統領府の局長級とされ、プーチン氏とはホッケー仲間とされている」と中村教授。
交代の時期までささやかれていて、それは、6月12日の「ロシアの日」という祭日だと。
「プーチン氏は退陣し、院政を敷きたいと考えている。大統領令でコバリョフ氏を大統領代行に据えて『終戦宣言』を行わせ、数カ月後に大統領選を実施する可能性がある」と中村教授。
「コバリョフ氏と仲が良いFSBが、プーチン氏を説得したとの情報もある。だが、GRUなど他の諜報機関がコバリョフ氏に不満を持てば、大統領選で野党勢力を支援する可能性もある」とも。
もはや、ロシア国家や国民の事よりも、自身の延命のことしか考えていないように見えるプーチン。
国民の方々は、どのような判断をされるのでしょうか。
# 冒頭の画像は、ドミトリー・コバリョフ氏とプーチン大統領
【注目の人物】ドミトリー・コバリョフとは? - 困ったー
この花の名前は、サルマンヘンリー
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA