女子フィギアで、過去のドーピング検査結果が陽性と判明したことで、出場が危ぶまれた、カミラ・ワリエワさん(15歳=ROC、ロシア・オリンピック委員会)は、暫定措置として出場が可能となり、ショートプログラムでは首位をキープしましたが、フリーに臨むまで゛の間、話題は駆け巡り、そのプレッシャーで臨んだフリーではミスを連発、総合で4位と、メダルを逸する結果となりました。
15歳の少女のドーピングには、何があったのか。疑問が募ります。
ドーピングが国家レベルで行われるロシア。しかもそれが絶えない。どんな手段を使ってでも目的を達成する文化の国だという説があります。
なので、国としての出場が禁じられ、ROC(ロシア・オリンピック委員会)として参加する様になって久しいのですね。
なのに、プーチン氏が五輪開会式に出席の不思議。ウクライナ問題で、中露の連携強化の必要があったとはいえ、ROCが、今日では実質国家組織となっている証ですね。好成績者には、プーチン氏(=国家)から報奨金が出る。
今回のドーピング騒動対象は、15歳の少女。自分が内緒で薬物を飲んでいたとは、お国柄とはいえ考えられない。
引用に至った母親の説明は、薬を常用しいる祖父のグラスのワインを飲んだからだと。
15歳の少女。それも各種大会でドーピング検査を受けていて、その注意をしている娘が、おじいさんが飲んだグラスに口を付けますか?ロシアのクリスマスでは当然の風習と言われればそれ迄ですが。
このグラスの使用でドーピング検査で陽性となった場合、罪が問われないという実績を真似たという説が、少くない専門家から聞かれます。
「祖父のグラスで」ワリエワ選手側の主張は「よくある説明」…ドーピング専門家(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
この理由、そうしたお里が知れた真似理由として有名なのだそうで、逆に疑惑を高めている。
とかく疑惑が露呈している今回の北京五輪。今回の様に、中国とは関係ないと思われるものも少なくない。
東京五輪でも感じられましたが、五輪が制度疲労して、時代の進化についていけてない。IOC貴族の堕落と共に、五輪組織、精度の改革期にきていて、大幅見直しが必要だと考えさせられます。
# 冒頭の画像は、フリーの演技を終え顔を覆うワリエワさん
椿の花芽
杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
15歳の少女のドーピングには、何があったのか。疑問が募ります。
ワリエワ まさかの4位 ドーピング問題の中のフリーはミス相次ぎ泣き崩れる(スポニチアネックス) - goo ニュース 2022/02/17
◇北京冬季五輪第14日 フィギュアスケート女子フリー(2022年2月17日 首都体育館)
フィギュアスケート女子でカミラ・ワリエワ(15=ROC、ロシア・オリンピック委員会)がドーピング問題に揺れる中、ジャンプでミスが相次ぎ141.93、合計224.09点で4位。シニアでの大会で初めて1位となることができず、得点が発表されると泣き崩れた
ショートプログラム(SP)では着氷が乱れ82.16点だったが首位。冒頭の4回転サルコーは着氷したが、トリプルアクセル(3回転半)はステップアウト。4回転―3回転の連続トーループで転倒し、後半の4回転トーループでも手をついた。演技が終わると顔を覆うワリエワに、客席から大きな拍手が送られた。
ライバルたちに勝利を諦めさせる強さから、ファンは畏敬の念を込めてワリエワを“絶望”と呼ぶ。今シーズン出場したグランプリ(GP)シリーズ2連勝、ロシア選手権、欧州選手権と出場5戦全勝でSP、フリー、合計ですべて世界最高得点をを打ち立てた。さらに、6日に行なわれた団体戦のSPでも90・45点の高得点で鮮烈五輪デビューを果たし、フリーでは女子選手として五輪で初めて4回転ジャンプを成功させ、ROCの金メダルに貢献した。
だが、その後状況は一変。北京冬季五輪のドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は11日、昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したと発表。12月25日のロシア選手権(サンクトペテルブルク)で採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出されたという。
CASは13日夜、オンライン形式の聴聞会を約5時間半も開催。ワリエワ本人、暫定資格停止処分を解除したロシア反ドーピング機関(RUSADA)、提訴したIOC、世界反ドーピング機関(WADA)、国際スケート連盟(ISU)を事情聴取し、以下の「例外的な状況」で処分解除は妥当と裁定した。だが、裁定は五輪出場の可否のみで調査は継続中のため、今大会の成績は「暫定」扱いになる前代未聞の事態となった。3位以内に入った場合には、大会中のメダル授与式は行わないとも発表された。
メンタル面も心配される中、これまで圧倒的な強さを見せつけていたワリエワも完璧な演技を見せることができなかった。
◇カミラ・ワリエワ 2006年4月26日生まれ、ロシア・カザン出身の15歳。09年にスケートを始め、12年に首都モスクワに移る。18〜19年シーズンからトゥトベリゼ・コーチに師事。13歳で臨んだ19年ジュニアGPファイナル、20年世界ジュニアで優勝。昨季のロシア選手権はジュニアながら準優勝した。今季シニアに本格デビュー。パーソナルベストのSP90.45点(22年欧州選手権)、フリー185.29点(21年GPシリーズ・ロシア杯)、総合272.71点(同)は全て世界最高得点。昨年から5センチ身長が伸び1メートル60。
◇北京冬季五輪第14日 フィギュアスケート女子フリー(2022年2月17日 首都体育館)
フィギュアスケート女子でカミラ・ワリエワ(15=ROC、ロシア・オリンピック委員会)がドーピング問題に揺れる中、ジャンプでミスが相次ぎ141.93、合計224.09点で4位。シニアでの大会で初めて1位となることができず、得点が発表されると泣き崩れた
ショートプログラム(SP)では着氷が乱れ82.16点だったが首位。冒頭の4回転サルコーは着氷したが、トリプルアクセル(3回転半)はステップアウト。4回転―3回転の連続トーループで転倒し、後半の4回転トーループでも手をついた。演技が終わると顔を覆うワリエワに、客席から大きな拍手が送られた。
ライバルたちに勝利を諦めさせる強さから、ファンは畏敬の念を込めてワリエワを“絶望”と呼ぶ。今シーズン出場したグランプリ(GP)シリーズ2連勝、ロシア選手権、欧州選手権と出場5戦全勝でSP、フリー、合計ですべて世界最高得点をを打ち立てた。さらに、6日に行なわれた団体戦のSPでも90・45点の高得点で鮮烈五輪デビューを果たし、フリーでは女子選手として五輪で初めて4回転ジャンプを成功させ、ROCの金メダルに貢献した。
だが、その後状況は一変。北京冬季五輪のドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は11日、昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したと発表。12月25日のロシア選手権(サンクトペテルブルク)で採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出されたという。
CASは13日夜、オンライン形式の聴聞会を約5時間半も開催。ワリエワ本人、暫定資格停止処分を解除したロシア反ドーピング機関(RUSADA)、提訴したIOC、世界反ドーピング機関(WADA)、国際スケート連盟(ISU)を事情聴取し、以下の「例外的な状況」で処分解除は妥当と裁定した。だが、裁定は五輪出場の可否のみで調査は継続中のため、今大会の成績は「暫定」扱いになる前代未聞の事態となった。3位以内に入った場合には、大会中のメダル授与式は行わないとも発表された。
メンタル面も心配される中、これまで圧倒的な強さを見せつけていたワリエワも完璧な演技を見せることができなかった。
◇カミラ・ワリエワ 2006年4月26日生まれ、ロシア・カザン出身の15歳。09年にスケートを始め、12年に首都モスクワに移る。18〜19年シーズンからトゥトベリゼ・コーチに師事。13歳で臨んだ19年ジュニアGPファイナル、20年世界ジュニアで優勝。昨季のロシア選手権はジュニアながら準優勝した。今季シニアに本格デビュー。パーソナルベストのSP90.45点(22年欧州選手権)、フリー185.29点(21年GPシリーズ・ロシア杯)、総合272.71点(同)は全て世界最高得点。昨年から5センチ身長が伸び1メートル60。
ドーピングが国家レベルで行われるロシア。しかもそれが絶えない。どんな手段を使ってでも目的を達成する文化の国だという説があります。
なので、国としての出場が禁じられ、ROC(ロシア・オリンピック委員会)として参加する様になって久しいのですね。
なのに、プーチン氏が五輪開会式に出席の不思議。ウクライナ問題で、中露の連携強化の必要があったとはいえ、ROCが、今日では実質国家組織となっている証ですね。好成績者には、プーチン氏(=国家)から報奨金が出る。
今回のドーピング騒動対象は、15歳の少女。自分が内緒で薬物を飲んでいたとは、お国柄とはいえ考えられない。
引用に至った母親の説明は、薬を常用しいる祖父のグラスのワインを飲んだからだと。
15歳の少女。それも各種大会でドーピング検査を受けていて、その注意をしている娘が、おじいさんが飲んだグラスに口を付けますか?ロシアのクリスマスでは当然の風習と言われればそれ迄ですが。
このグラスの使用でドーピング検査で陽性となった場合、罪が問われないという実績を真似たという説が、少くない専門家から聞かれます。
「祖父のグラスで」ワリエワ選手側の主張は「よくある説明」…ドーピング専門家(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
この理由、そうしたお里が知れた真似理由として有名なのだそうで、逆に疑惑を高めている。
とかく疑惑が露呈している今回の北京五輪。今回の様に、中国とは関係ないと思われるものも少なくない。
東京五輪でも感じられましたが、五輪が制度疲労して、時代の進化についていけてない。IOC貴族の堕落と共に、五輪組織、精度の改革期にきていて、大幅見直しが必要だと考えさせられます。
# 冒頭の画像は、フリーの演技を終え顔を覆うワリエワさん
椿の花芽
杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA