今回のロシアのウクライナ侵略戦争の注目点のひとつに、ドローンの活躍が挙げられるのは衆目の一致する所ですね。
「特攻ドローン」と、旧日本軍の特攻を冠する呼び方もされるものもありますが、戦闘前線の無人化が進められる現代戦の象徴でもあり、その効果は大きい。
開戦当初、ウクライナ軍は、米国の衛星情報と連携し、ロシア軍の戦車攻撃で大きな成果を挙げたことは、諸兄がご承知の通りです。
この新たな「ドローン戦争」が、戦況を左右する時代到来の現状を、元陸自東部方面総監・渡部氏が解説いただいています。
新開発された「特攻ドローン」の強烈な威力(動画あり) | WIRED.jp
ウクライナ軍のドローン導入の成果に慌てたロシアは、急遽イランから輸入を開始していましたが、米紙ワシントン・ポストによれば、ロシアとイランは、生産拠点をロシアに移す「ドローン生産合意」をしたのだそうですね。
イランは生産拠点をロシアに移すことで米欧の制裁を逃れる狙いとみられると、渡辺氏。
「ロシアが生産するのは、従来使用してきた『シャヘド136』とみられるが、搭載できる弾薬量は少量で、家屋の一部を破壊する程度の能力だ」と、渡辺氏はロシアが戦況を好転出来るまでには否定。
一方、米軍のウクライナ支援では、最先端ドローンの「MQ-1Cグレイイーグル」に改良を施したものを新たに導入するのだそうです。
グレイイーグルは空対地ミサイル「ヘルファイア」を 4基搭載可能で、高度7600メートルを30時間近く飛行可能。
「ウクライナが現在使用している『バイラクタルTB2』などより能力は上だ。供与されれば、奪還したへルソン州西部からクリミア半島やクリミア大橋まで飛ばし、偵察や鉄道などインフラへの攻撃も視野に入る」と、渡辺氏。
これまで米国の軍事支援にグレイイーグルは含まれていなかったのは、「極秘部分がロシア軍に回収されることを恐れて及び腰だった。供与する場合、極秘の部分を除去し、ロシア領内で使用しないことを確約させるのではないか」と渡部氏。
ウクライナ支援より、国内の物価対策優先を唱える声を内包する共和党が下院を制した米国。
グレイイーグルの支援は実現するのでしょうか。
# 冒頭の画像は、米軍のドローン「MQ-1Cグレイイーグル」
この花の名前は、ユキモチソウ
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
「特攻ドローン」と、旧日本軍の特攻を冠する呼び方もされるものもありますが、戦闘前線の無人化が進められる現代戦の象徴でもあり、その効果は大きい。
開戦当初、ウクライナ軍は、米国の衛星情報と連携し、ロシア軍の戦車攻撃で大きな成果を挙げたことは、諸兄がご承知の通りです。
この新たな「ドローン戦争」が、戦況を左右する時代到来の現状を、元陸自東部方面総監・渡部氏が解説いただいています。
新開発された「特攻ドローン」の強烈な威力(動画あり) | WIRED.jp
戦況を決する「ドローン戦争」の行方 ロシアはイランと結託 ウクライナに米が最新鋭供与なら「クリミア半島の奪還に期待」元陸自東部方面総監・渡部氏 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.11/22
ロシアとウクライナの「無人機(ドローン)対決」が戦況を決するのか。ロシアはイランで開発されたドローンを国内で生産するとされ、対するウクライナには米国の最先端ドローンが供与される可能性が出てきたと報じられた。専門家は、最先端ドローンをウクライナが導入すれば、ロシアが併合した南部クリミア半島への攻撃など奪還作戦で「活躍が期待できる」との見方を示す。
ロシアとイランのドローン生産合意は、米紙ワシントン・ポストが米安全保障当局者らの話として伝えた。ロシアは民間インフラを破壊し、都市部に打撃を与える戦略で、精密誘導弾の不足を補えるという。イランは生産拠点をロシアに移すことで米欧の制裁を逃れる狙いとみられる。
ドローンでロシアは戦況を好転させられるのか。元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は「ロシアが生産するのは、従来使用してきた『シャヘド136』とみられるが、搭載できる弾薬量は少量で、家屋の一部を破壊する程度の能力だ」として否定的だ。
一方、米国は最先端ドローンの「MQ―1Cグレイイーグル」に改良を施す検討をしており、改良によってウクライナに供与される可能性が高まると米CNN(日本語版)が報じた。
グレイイーグルは空対地ミサイル「ヘルファイア」を4基搭載可能で、高度7600メートルを30時間近く飛行できるという。
渡部氏は「ウクライナが現在使用している『バイラクタルTB2』などより能力は上だ。供与されれば、奪還したへルソン州西部からクリミア半島やクリミア大橋まで飛ばし、偵察や鉄道などインフラへの攻撃も視野に入る」と指摘する。
これまで米国の軍事支援にグレイイーグルは含まれていなかった。「極秘部分がロシア軍に回収されることを恐れて及び腰だった。供与する場合、極秘の部分を除去し、ロシア領内で使用しないことを確約させるのではないか」と渡部氏。
ウクライナは南部や東部の奪還攻勢を加速する構えだ。前出の渡部氏は「本格的な攻勢と後方の兵站(へいたん)攻撃を並行する作戦とみられるが、ドローンはあらゆる方面で活躍が期待できる」との見通しを示す。
米国は決断するのか。
ロシアとウクライナの「無人機(ドローン)対決」が戦況を決するのか。ロシアはイランで開発されたドローンを国内で生産するとされ、対するウクライナには米国の最先端ドローンが供与される可能性が出てきたと報じられた。専門家は、最先端ドローンをウクライナが導入すれば、ロシアが併合した南部クリミア半島への攻撃など奪還作戦で「活躍が期待できる」との見方を示す。
ロシアとイランのドローン生産合意は、米紙ワシントン・ポストが米安全保障当局者らの話として伝えた。ロシアは民間インフラを破壊し、都市部に打撃を与える戦略で、精密誘導弾の不足を補えるという。イランは生産拠点をロシアに移すことで米欧の制裁を逃れる狙いとみられる。
ドローンでロシアは戦況を好転させられるのか。元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は「ロシアが生産するのは、従来使用してきた『シャヘド136』とみられるが、搭載できる弾薬量は少量で、家屋の一部を破壊する程度の能力だ」として否定的だ。
一方、米国は最先端ドローンの「MQ―1Cグレイイーグル」に改良を施す検討をしており、改良によってウクライナに供与される可能性が高まると米CNN(日本語版)が報じた。
グレイイーグルは空対地ミサイル「ヘルファイア」を4基搭載可能で、高度7600メートルを30時間近く飛行できるという。
渡部氏は「ウクライナが現在使用している『バイラクタルTB2』などより能力は上だ。供与されれば、奪還したへルソン州西部からクリミア半島やクリミア大橋まで飛ばし、偵察や鉄道などインフラへの攻撃も視野に入る」と指摘する。
これまで米国の軍事支援にグレイイーグルは含まれていなかった。「極秘部分がロシア軍に回収されることを恐れて及び腰だった。供与する場合、極秘の部分を除去し、ロシア領内で使用しないことを確約させるのではないか」と渡部氏。
ウクライナは南部や東部の奪還攻勢を加速する構えだ。前出の渡部氏は「本格的な攻勢と後方の兵站(へいたん)攻撃を並行する作戦とみられるが、ドローンはあらゆる方面で活躍が期待できる」との見通しを示す。
米国は決断するのか。
ウクライナ軍のドローン導入の成果に慌てたロシアは、急遽イランから輸入を開始していましたが、米紙ワシントン・ポストによれば、ロシアとイランは、生産拠点をロシアに移す「ドローン生産合意」をしたのだそうですね。
イランは生産拠点をロシアに移すことで米欧の制裁を逃れる狙いとみられると、渡辺氏。
「ロシアが生産するのは、従来使用してきた『シャヘド136』とみられるが、搭載できる弾薬量は少量で、家屋の一部を破壊する程度の能力だ」と、渡辺氏はロシアが戦況を好転出来るまでには否定。
一方、米軍のウクライナ支援では、最先端ドローンの「MQ-1Cグレイイーグル」に改良を施したものを新たに導入するのだそうです。
グレイイーグルは空対地ミサイル「ヘルファイア」を 4基搭載可能で、高度7600メートルを30時間近く飛行可能。
「ウクライナが現在使用している『バイラクタルTB2』などより能力は上だ。供与されれば、奪還したへルソン州西部からクリミア半島やクリミア大橋まで飛ばし、偵察や鉄道などインフラへの攻撃も視野に入る」と、渡辺氏。
これまで米国の軍事支援にグレイイーグルは含まれていなかったのは、「極秘部分がロシア軍に回収されることを恐れて及び腰だった。供与する場合、極秘の部分を除去し、ロシア領内で使用しないことを確約させるのではないか」と渡部氏。
ウクライナ支援より、国内の物価対策優先を唱える声を内包する共和党が下院を制した米国。
グレイイーグルの支援は実現するのでしょうか。
# 冒頭の画像は、米軍のドローン「MQ-1Cグレイイーグル」
この花の名前は、ユキモチソウ
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遊爺さんの写真素材 - PIXTA