今朝、テニスに出かける車中のラジオで聞いて、耳を疑いましたが、変わることのない事実でした。
休筆中ですが、謹んで哀悼を申し上げたく、アップしました。
中川昭一氏については、折に触れ言及させていただきましたが、遊爺が最も心惹かれる政治家として知ったのは、東シナ海ガス田への経産相時代の対応でした。諸兄がご承知のことですが、後にも先にも、日本国が主権をもった独立国家であることを、近隣国に示し、もの申すことがなかった(新政権は、属国・自治区になり下がっている)なかで、しっかりと公言し、なおかつ行動も示されたことでした。
泥酔インタビュー&翌日観光は、身から出た錆で言い訳無用の痛恨の、日本国の世評にかかわる事件でした。(政治資金疑惑の小鳩が圧倒的に支持を得て政権のトップ2になる国ですから、それに比べればかわいいことかも...。)
政局、それも自分・自党の政権獲得中心の政治家ばかりのなか、世界の中の日本の進むべき道を唱え、行動できていた唯一といっても過言ではないかけがえのない政治家でした。
選挙戦の密着報道で、地元の女性に挨拶をしてもけんもほろろに怒られ、バツが悪そうな、腕白坊主が近所のおばさんに怒られている仕草でその場を去りきれずうろうろしながらも、平身低頭の土下座で誤ることは出来ない、ナレーター曰くシャイなおぼっちゃまでもありました。そのおばさんも、中川氏が去った後、叱ってやって薬になったろうから、応援してやらなきゃねとつぶやいていましね...。
三宅さんの決起大会での断酒のもとめに、その場で応じ、落選後も続けておられた様子でしたが。
【中川昭一氏死去】政治評論家の三宅氏「断酒宣言、ストレスだったのかな」 - MSN産経ニュース
死の状況はまだ判りませんが、自民党の今後についても選挙の時から「保守」といち早く政見を打ちだし、選挙後も、日本の事を憂えて活動していくとされていました。
選挙が終わって―『十勝・日本が危ない』 平成21年9月14日
<前略>
マスコミは新政権の行方と自民党の混乱、そして事件・事故報道ばかり。予想通り「危ない政権の危ない日本作り」が着々と進んでいる。そんな中JALの経営危機問題。この問題は永年の労組中心の高コスト構造と甘い経営に尽きる。アメリカのGMと同じだ。労組は「自分達の労働条件が悪化すると乗客の安全性が保証できない」と客の生命を人質に脅かしている。新政権になれば、ますます労組の主張が通るだろう。だからこそ、日本と日本人を守るために自民党がしっかりしなければならない。
<中略>
そう、自民党の原点は「保守」なのだ。そして今こそ原点に戻るべきなのだ。
「保守」とは守るべきものを守り、保守すべきために改革する。そして国民の活力に期待して成長のための戦略を描く。リベラリズム、ポピュリズム政権とどう区別し、対抗していくか。しかし、前進―地球の中で生き残り、真に国民を守るために何をなすべきか。と言った議論が全く欠けている。
私を含め、「保守」議員の多くがいなくなったが、まだ残っている。彼らがいかに保守の旗印をもう一度立て直し、日本を守り、真の意味で国民を守るかを真摯に議論してほしい。心ある国民はそれを是非応援してほしい。
自民党は末期的だが、今こそ日本の保守の軸を改めて確立するために全力を尽くすべきだ。さもなければ、日本は世界の中で埋没しながら自壊してゆく。
P.S. 過日、麻生総理の「就任直後に解散しておけば勝っていたかもしれない。しかし、経済状況を考えると、とてもそれはできなかった。」という主旨の報道があった。それが総理の本音であり、総理という立場の判断の辛さだと思う。私は麻生総理に対し、心から申し訳なく思っている。何故なら、昨年来、経済・生活対策を最優先にすべしと一番強く迫ったのは、財務・金融担当大臣つまり私だからである。何よりも政局より、政策実行の為に。総理の選挙を負けさせ退陣に追い込んでしまった。私も議席を失ったが、あの時の判断は、その後の対策が日本と世界を上向きにしつつある現状を見ても、間違っていなかったと今でも思っている。
私は今後新たに決意を持って進んでいきます。発信していきます。「日本が危ない」から。
国益、国民のことを考え、政策を優先する貴重な政治家を失ってしまい、この国の危機はますます深まるのでしょうか?
失ったものは帰ってこない。ただただ、心からご冥福をお祈りするばかりです。
あちらのブログは、しばらく更新されてないようだなあ、と思っておりました。
GOOにもブログをお持ちだったんですね。
しかも、こちらの方が実は本命のようで。。
民主党もそろそろ、色々と突っ込む部分が
出てきたように思います。
。。が、自民がどうもシャキっとしなくて、
攻め手がいない状況に、民主党の独壇場が続いています。
中川氏が亡くなったのは、とても信じられない事ですが、
死因もはっきりしないですが、やはりお酒と薬でしょうか。。
また、これについて、死人に鞭打つようなブログですとか、
嘲り笑うようなブログもあって、私は本当に心無いブログに悲しくなります。
今頃は、親父さんと一杯やりながら政治話をしているのでしょうか。
運命とかカルマですとか信じるほうではありませんが、親父様の亡くなった理由を考えると、やっぱり見えない力ってあるのかなあと、考えてしまったりします。
政権交代では、愚痴が多くなりますので休筆中なのですが、中川さんの死が何とも惜しく、悔しくもあり、また心から追悼の意を表さなくてはと筆をとりました。
>今頃は、親父さんと一杯やりながら政治話をしているのでしょうか。
幸せになって頂きたいですね。
欧州や隣国で鳩山政権が歓迎されているのは、日本の経済力が弱まる政権が誕生したからとの説があるのだそうですね。(論評している欧州紙等の裏が取れていませんが。)世界の中で埋没しながら自壊してゆく日本を憂えておられることでしょう。
故人献金の無記名分にも捜査の手が伸び、鳩山"個人"の資金を、"故人"名でと秘書が言っている様ですが、じゃあその個人の資金は税金を払った所得なのとか、噂の外国からの資金じゃないのとか、疑いは深まるばかりですが、法務大臣が反日政治家の千葉景子で、検察の暴走を抑える為に指揮権を発動するとテレビで公言していますから、どこまで捜査が進められるか懸念されますが、検察の奮闘に注目していきたいところです。
と、ついつい余談が出てしまいます。
もう少ししたら復帰しますので、その節はご指導をお願いします。
iZa で書き始めたのは、コメントのお返しをするためでした。iZaが開設された当初、gooからトラックバックすると文字化けが生じて読めませんでした。そのお詫びのコメントをするのがきっかけでした。
両社にそのことを数ヶ月間かけあっていたら、正常にトラックバック出来るようになりました。少しはblog界に貢献した...? (笑)