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G20関連での諸国訪問や、各国首脳会談で国際外交レビューしたトランプ大統領。しかし、北朝鮮を巡る対中姿勢、対日姿勢、初のプーチン大統領との会談、独やNATOとのかかわり等々で、その言動は話題を振りまいていますね。これぞトランプと言ってばかりは居られないような。。
ここでは、北朝鮮を巡る、中、日、露との関係に注目してみます。
先ず対中姿勢。選挙戦中から初の会談にかけては、厳しい姿勢で対峙したトランプ大統領でしたが、北朝鮮の核とミサイル開発の急速な進展に、北朝鮮への交渉を中国に託し、対中貿易制裁を棚上げ延期するなどしていましたが、煮え切らない中国の姿勢と、効果なく一向に止まないミサイル発射実験は、ICBMと認められるものの実験成功にまで達してしまっています。
対中軟化から、その効果の無いことを知ったトランプ大統領。対中姿勢の硬化を進めています。
トランプ政権 対中圧力強化に復帰? - 遊爺雑記帳
初の会談での晩餐会の席で、シリア空軍基地攻撃を知らされ、狼狽した習近平から、対北制裁と核とミサイルの開発制御の約束をとりつけたトランプ大統領。一説では、安倍首相から、先制パンチへの即応性に弱い習近平の実態を聞き、実行した成果とも言われていましたね。
しかし、一向に止まないミサイル開発は、ついにICBMと認められるものの発射と大気圏再突入実験成功に至りました。この間、核実験については中国の圧力でとどまっているとの報道もありますが?
中国の対北管理が、期待通りに進まないのは、習近平の制裁の本気度もありますが、ロシアによる支援があり、原油の供給、労働者の外貨収入等、効果があがらず、中国側が攻めあぐねている面もあります。
世界の問題児、北朝鮮を密かに支えようとするロシア 北朝鮮の核・ミサイル開発にロシアが関与? | JBpress(日本ビジネスプレス)
原油や労働者の外貨稼ぎだけてなく、ミサイル開発の技術支援までとなれば、既にICBMでも宇宙開発でも世界の最先端技術を持つロシアの支援があるのですから、短期に進化・成功して当然のことで、驚くことではないし、実戦配備も、資金さえあればいつ実行されてもおかしくないのですね。
初のトランプ、プーチン会談内容(北制裁等)が注目されます。
米露首脳会談:初会談冒頭、両大統領「光栄」「うれしい」 - 毎日新聞
他方、緊密度が定着したとみられていた、日米関係には、貿易不均衡(米国の赤字)の拡大(5月は前年比657億円拡大)、EUとのEPA大枠合意、「TPP11」推進などがあり、気まぐれトランプ大統領による蜜月の陰りの声が聴かれます。
対米貿易収支 財務省
都議選の結果で野党(勝ったのは小池知事で、民進党も大敗しているのですが何故か勝った気になっている?)や偏向メディアによる逆風にさらされている安倍政権を観て、ディールに敏いトランプ大統領側は、交渉でつけこむ隙ありとみたのでしょうか。
筋が通っているのか、変化に対応しているのか、不慣れな外交で翻弄されているのか、揺れ動き正体が見極め難いトランプ外交。G7ではメルケル首相に次ぐ古株となった安倍首相。初心者トランプ大統領をしっかりサポートしてあげていただき、国内の、政策は無く政局優先の民進党等の野党や偏向メディアの雑音に惑わされることなく、世界の経済や、安全保障に貢献していただきたい。
# 冒頭の画像は、7月7日 ドイツ・ハンブルクで初会談をした米露首脳
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ここでは、北朝鮮を巡る、中、日、露との関係に注目してみます。
先ず対中姿勢。選挙戦中から初の会談にかけては、厳しい姿勢で対峙したトランプ大統領でしたが、北朝鮮の核とミサイル開発の急速な進展に、北朝鮮への交渉を中国に託し、対中貿易制裁を棚上げ延期するなどしていましたが、煮え切らない中国の姿勢と、効果なく一向に止まないミサイル発射実験は、ICBMと認められるものの実験成功にまで達してしまっています。
対中軟化から、その効果の無いことを知ったトランプ大統領。対中姿勢の硬化を進めています。
トランプ政権 対中圧力強化に復帰? - 遊爺雑記帳
G20で米中全面衝突か…トランプ氏、北ICBM“見て見ぬフリ”の習氏見限る - zakzak
ドナルド・トランプ米大統領が、中国の習近平国家主席を見限ったような言動を続けている。「核・ミサイル開発」に狂奔する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権への圧力強化を要請したが、事態は改善しなかったのだ。こうしたなか、北朝鮮は、米国が「レッドライン」と設定したとされる、ICBM(大陸間弾道ミサイル)発射に踏み切った。トランプ氏は7、8日のG20(20カ国・地域)首脳会合で、習氏と会談する予定だが、北朝鮮問題をめぐって、大荒れの可能性もある。
《中国と北朝鮮の貿易は第1四半期で40%近く増えている。中国は米国と協力していたんじゃないのか》
トランプ氏は5日、ツイッターで、中国への不満をこうブチまけた。
4月の米中首脳会談で、トランプ氏は習氏に対し、北朝鮮への圧力を強化して100日以内に成果を出すよう求めたとされる。ところが、北朝鮮はその後もミサイル発射を繰り返し、4日にはトランプ氏が「レッドライン」に定めているとみられるICBM発射まで行った。
北朝鮮への影響力を行使できない中国に対し、トランプ氏はこれまでもツイッターでメッセージを発していた。6月20日には中国による対北圧力を《うまくいっていない》《少なくとも中国は頑張った》と記した。中国による外交的解決に見切りをつけた表れとの見方が浮上した。
その後、トランプ政権は中国に圧力をかける動きに転じた。
6月29日、北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、中国の丹東銀行(遼寧省)を制裁対象に指定し、米金融機関との取引を禁止すると発表した。
今月2日には、米海軍のミサイル駆逐艦ステザムが、中国などが領有権を主張する南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島のトリトン島から12カイリ(約22キロ)内の海域を通過する「航行の自由」作戦を実施した。
北朝鮮のICBM発射を受け、5日に開かれた国連安全保障理事会の緊急会合でも、米中の主張は食い違ったままだ。
ロイター通信によると、ニッキー・ヘイリー米国連大使は「外交的解決の余地が急速になくなってきている」といい、軍事行動も含む強い対応策を取る用意があることを示した。これに対し、中国は「緊張を高めるべきではない」と、相変わらず対話を通じた解決を訴えた。
トランプ氏はG20での各国首脳との協議を通じ、「対北包囲網の強化」を狙うが、習氏が応じるかは不透明だ。最悪の場合、「米中決裂→軍事力行使」という事態もあり得る展開だ。
ドナルド・トランプ米大統領が、中国の習近平国家主席を見限ったような言動を続けている。「核・ミサイル開発」に狂奔する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権への圧力強化を要請したが、事態は改善しなかったのだ。こうしたなか、北朝鮮は、米国が「レッドライン」と設定したとされる、ICBM(大陸間弾道ミサイル)発射に踏み切った。トランプ氏は7、8日のG20(20カ国・地域)首脳会合で、習氏と会談する予定だが、北朝鮮問題をめぐって、大荒れの可能性もある。
《中国と北朝鮮の貿易は第1四半期で40%近く増えている。中国は米国と協力していたんじゃないのか》
トランプ氏は5日、ツイッターで、中国への不満をこうブチまけた。
4月の米中首脳会談で、トランプ氏は習氏に対し、北朝鮮への圧力を強化して100日以内に成果を出すよう求めたとされる。ところが、北朝鮮はその後もミサイル発射を繰り返し、4日にはトランプ氏が「レッドライン」に定めているとみられるICBM発射まで行った。
北朝鮮への影響力を行使できない中国に対し、トランプ氏はこれまでもツイッターでメッセージを発していた。6月20日には中国による対北圧力を《うまくいっていない》《少なくとも中国は頑張った》と記した。中国による外交的解決に見切りをつけた表れとの見方が浮上した。
その後、トランプ政権は中国に圧力をかける動きに転じた。
6月29日、北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、中国の丹東銀行(遼寧省)を制裁対象に指定し、米金融機関との取引を禁止すると発表した。
今月2日には、米海軍のミサイル駆逐艦ステザムが、中国などが領有権を主張する南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島のトリトン島から12カイリ(約22キロ)内の海域を通過する「航行の自由」作戦を実施した。
北朝鮮のICBM発射を受け、5日に開かれた国連安全保障理事会の緊急会合でも、米中の主張は食い違ったままだ。
ロイター通信によると、ニッキー・ヘイリー米国連大使は「外交的解決の余地が急速になくなってきている」といい、軍事行動も含む強い対応策を取る用意があることを示した。これに対し、中国は「緊張を高めるべきではない」と、相変わらず対話を通じた解決を訴えた。
トランプ氏はG20での各国首脳との協議を通じ、「対北包囲網の強化」を狙うが、習氏が応じるかは不透明だ。最悪の場合、「米中決裂→軍事力行使」という事態もあり得る展開だ。
初の会談での晩餐会の席で、シリア空軍基地攻撃を知らされ、狼狽した習近平から、対北制裁と核とミサイルの開発制御の約束をとりつけたトランプ大統領。一説では、安倍首相から、先制パンチへの即応性に弱い習近平の実態を聞き、実行した成果とも言われていましたね。
しかし、一向に止まないミサイル開発は、ついにICBMと認められるものの発射と大気圏再突入実験成功に至りました。この間、核実験については中国の圧力でとどまっているとの報道もありますが?
中国の対北管理が、期待通りに進まないのは、習近平の制裁の本気度もありますが、ロシアによる支援があり、原油の供給、労働者の外貨収入等、効果があがらず、中国側が攻めあぐねている面もあります。
世界の問題児、北朝鮮を密かに支えようとするロシア 北朝鮮の核・ミサイル開発にロシアが関与? | JBpress(日本ビジネスプレス)
原油や労働者の外貨稼ぎだけてなく、ミサイル開発の技術支援までとなれば、既にICBMでも宇宙開発でも世界の最先端技術を持つロシアの支援があるのですから、短期に進化・成功して当然のことで、驚くことではないし、実戦配備も、資金さえあればいつ実行されてもおかしくないのですね。
初のトランプ、プーチン会談内容(北制裁等)が注目されます。
米露首脳会談:初会談冒頭、両大統領「光栄」「うれしい」 - 毎日新聞
他方、緊密度が定着したとみられていた、日米関係には、貿易不均衡(米国の赤字)の拡大(5月は前年比657億円拡大)、EUとのEPA大枠合意、「TPP11」推進などがあり、気まぐれトランプ大統領による蜜月の陰りの声が聴かれます。
対米貿易収支 財務省
日米、蜜月に陰り? ずれ込む会談 安保・貿易「すきま風」 (7/7 産経)
【ブリュッセル=原川貴郎】安倍晋三首相とトランプ米大統領は8日午後(日本時間同日夜)に20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるドイツ・ハンブルクで会談する。国際会議の際は最初に個別会談することで合意している両首脳だが、今回はG20閉幕間際に会談するだけでなく、一時は米側の事情で開催が危ぶまれた。トランプ氏就任から続いてきた日米の蜜月に陰りが出始めたのか-。
自民党が惨敗した東京都議選の翌3日、首相はトランプ氏と約35分間、電話で会談した。約半年間で7回目となる電話会談で、両首脳は日米韓首脳会談に向け、北朝鮮問題に関する政策のすりあわせを行った。
この日の電話会談をもちかけたのは米側だった。理由は「G20でのトランプ氏の日程がたて込み、日米首脳会談の時間を確保できない」から。「せめて事前に電話会談でも」ということだった。
そもそも、G20などの国際会議で「必ず首脳会談をやろう」と、2月の米国で行った会談で首相に提案したのはトランプ氏だった。国際会議の様子を熟知する首相は「みんなあなたに会いたがるから」と調整が難しいことを伝えたが、トランプ氏は「日本を必ず最優先にする。(日米間に)課題があってもなくてもやろう」とまで言っていた。
両首脳は約束通り、5月末のイタリア・タオルミナでの先進7カ国(G7)首脳会議の開幕前に1時間近く会談し、会議に臨んだ。しかし、会談では北朝鮮情勢をめぐって、北朝鮮に影響力を持つ中国への傾斜をにじませるトランプ氏が、米軍とともに軍事行動を取ることに制約がある日本にいら立ちをみせたという。
また、保護主義色の強いトランプ氏にとって、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの自由貿易体制を堅持する首相の姿勢に違和感を持っているのかもしれない。
日本政府関係者は「トランプ氏と安倍首相の相性がいいことは変わりない」と断言するが、さまざまな国際情勢が2人の関係に微妙な影を落としつつあるといえる。ただ、首相は意に介していないようで、3日の電話会談で「ハンブルクでは短時間でも会いましょう」と呼びかけた。トランプ氏も断れなかったようで、事務方に首脳会談の日程再調整を命じた。
【ブリュッセル=原川貴郎】安倍晋三首相とトランプ米大統領は8日午後(日本時間同日夜)に20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるドイツ・ハンブルクで会談する。国際会議の際は最初に個別会談することで合意している両首脳だが、今回はG20閉幕間際に会談するだけでなく、一時は米側の事情で開催が危ぶまれた。トランプ氏就任から続いてきた日米の蜜月に陰りが出始めたのか-。
自民党が惨敗した東京都議選の翌3日、首相はトランプ氏と約35分間、電話で会談した。約半年間で7回目となる電話会談で、両首脳は日米韓首脳会談に向け、北朝鮮問題に関する政策のすりあわせを行った。
この日の電話会談をもちかけたのは米側だった。理由は「G20でのトランプ氏の日程がたて込み、日米首脳会談の時間を確保できない」から。「せめて事前に電話会談でも」ということだった。
そもそも、G20などの国際会議で「必ず首脳会談をやろう」と、2月の米国で行った会談で首相に提案したのはトランプ氏だった。国際会議の様子を熟知する首相は「みんなあなたに会いたがるから」と調整が難しいことを伝えたが、トランプ氏は「日本を必ず最優先にする。(日米間に)課題があってもなくてもやろう」とまで言っていた。
両首脳は約束通り、5月末のイタリア・タオルミナでの先進7カ国(G7)首脳会議の開幕前に1時間近く会談し、会議に臨んだ。しかし、会談では北朝鮮情勢をめぐって、北朝鮮に影響力を持つ中国への傾斜をにじませるトランプ氏が、米軍とともに軍事行動を取ることに制約がある日本にいら立ちをみせたという。
また、保護主義色の強いトランプ氏にとって、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの自由貿易体制を堅持する首相の姿勢に違和感を持っているのかもしれない。
日本政府関係者は「トランプ氏と安倍首相の相性がいいことは変わりない」と断言するが、さまざまな国際情勢が2人の関係に微妙な影を落としつつあるといえる。ただ、首相は意に介していないようで、3日の電話会談で「ハンブルクでは短時間でも会いましょう」と呼びかけた。トランプ氏も断れなかったようで、事務方に首脳会談の日程再調整を命じた。
都議選の結果で野党(勝ったのは小池知事で、民進党も大敗しているのですが何故か勝った気になっている?)や偏向メディアによる逆風にさらされている安倍政権を観て、ディールに敏いトランプ大統領側は、交渉でつけこむ隙ありとみたのでしょうか。
筋が通っているのか、変化に対応しているのか、不慣れな外交で翻弄されているのか、揺れ動き正体が見極め難いトランプ外交。G7ではメルケル首相に次ぐ古株となった安倍首相。初心者トランプ大統領をしっかりサポートしてあげていただき、国内の、政策は無く政局優先の民進党等の野党や偏向メディアの雑音に惑わされることなく、世界の経済や、安全保障に貢献していただきたい。
# 冒頭の画像は、7月7日 ドイツ・ハンブルクで初会談をした米露首脳
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