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トランプ政権のアジア外交に重要な東アジア太平洋担当の国務次官補ポストが空席となっていましたが、ティラーソン国務長官が推挙する、スーザン・ソーントン氏が任命されました。
かつて外交官として中国に駐在した経験があり、トランプ政権の外交部門の高官任命では初めての現職女性官僚なのだそうです。
そして、ソーントン氏の国務次官補任命は、3つの理由によりワシントンの外交筋の間で強い関心を集めているのだと。
注目点のひとつ目の政党色のない純粋なキャリア官僚のソートン氏が任命されたという点。
バノン氏と対立したクシュナー氏は媚中のキッシンジャーに感化されていると言われていますが、パンダハガー化している勢力が台頭する中での中国通の登用。スーザンと聞くと思いだすのは、パンダハガーの筆頭だった、スーザン・ライス大統領補佐官。勿論、名前が同じというだけで、関係はないのですが、中国通だが媚中なのかどうかは気がかりなところです。
今回のトランプ大統領のアジア歴訪で活躍したとの事ですが、中国では接待漬けの攻勢をうけ、訪日時までの勢いはどこへやら、帰国後目を醒ました様ですが、一時はすっかり手なづけられてしまいました。
ソーントン氏は、トランプ政権の主流派よりも“正統派”の外交に傾く見通しが強いとのことですが、是非そうあっていただきたい。
ティラーソン国務長官が二度にわたって推挙し、登用されたことで、「トランプとティラーソンの不仲説」や「ティラーソン辞任説」が囁かれているが、そうした噂は否定されることとなったとのこと。
大統領と国務長官との不仲説が広く世界に流布され、政権基盤が揺るがされていましたが、安定することは歓迎されますね。
中国通のソーントン氏。日本に対しては、どのような所見を持っておられるのか。要注目ですね。
# 冒頭の画像は、スーザン・ソーントン氏
就任間近の蔡英文次期総統、米高官が「言行一致」と称賛/台湾 | 中央社フォーカス台湾 ←パンダハガーではないような?
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この花の名前は、キンシバイ
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かつて外交官として中国に駐在した経験があり、トランプ政権の外交部門の高官任命では初めての現職女性官僚なのだそうです。
そして、ソーントン氏の国務次官補任命は、3つの理由によりワシントンの外交筋の間で強い関心を集めているのだと。
バノン氏の政敵、トランプ政権のアジア政策責任者に 中国に精通するキャリア外交官、スーザン・ソーントン氏 | JBpress(日本ビジネスプレス) 2018.1.8(月) 古森 義久
トランプ政権がアジア外交政策の最高責任者にスーザン・ソーントン氏を任命した。
ソーントン氏は米国の歴代政権にキャリア外交官として長年加わってきた。トランプ政権の外交部門の高官任命では初めての現職女性官僚である。
米国でこの人事は、同政権の外交が大きく変質しようとしていることの兆しだとして注目されている。また、トランプ大統領との不和を噂されるレックス・ティラーソン国務長官の影響力が健在であることが示されたという指摘もある。
■かつて外交官として中国に駐在
トランプ政権は昨年(2017年)12月中旬、国務省のキャリア外交官、スーザン・ソーントン氏を東アジア太平洋担当の次官補に任命した。ソーントン氏は議会の上院での審議、承認を経て正式に次官補に就任する。
東アジア太平洋担当の国務次官補は日本、中国、朝鮮半島などを管轄し、政権の対アジア政策を担当する最も重要な実務ポストとされる。日米関係に関しては米国務省の実務面における最高責任者となる。
ソーントン氏は1991年のジョージ・W・H・ブッシュ政権時代に国務省に入省した。外交官として主に中国や中央アジアなどを担当し、とくに中国に精通している。中国の北京や成都、カザフスタンのアルマトイなどの駐在経験があり、本省で中国部長も務めた。
トランプ政権では、2017年3月にダニエル・ラッセル氏が東アジア太平洋担当の国務次官補を辞任してから代行を務めてきた。
■ソーントン氏の任命が注目される3つの理由
ソーントン氏の国務次官補任命は、少なくとも3つの理由によりワシントンの外交筋の間で強い関心を集めている。
第1の理由は、ソーントン氏がトランプ政権の外交関連分野で初めて現職キャリア官僚として高官に任命されたことだ。
国務次官補のポストは政権が政治任命し、議会の承認を必要とする職務であるが、トランプ政権はキャリア官僚ではなく共和党系の学者や元高官など非官僚の人物たちを要職に起用してきた。だが、ソーントン氏は政党色のない純粋なキャリア官僚である点が異色だといえる。また政策面でも、同氏はトランプ政権の主流派よりも“正統派”の外交に傾く見通しが強い。
第2の理由は、ソーントン氏の国務次官補任命にはトランプ政権の一部から強い反対があったのに、それが抑えられたことである。
トランプ大統領側近の首席戦略官だったスティーブ・バノン氏らは、キャリア官僚を高官に起用することに対して「民主党色が強すぎる」として強く反対してきた。またバノン氏は昨年8月の政権辞任直後、とくにソーントン氏に対して「中国への強固な政策を保つためには、ソーントン氏のような対中融和の官僚を任命してはならない」と明言していた。
だが、レックス・ティラーソン国務長官の意向が通る形でソーントン氏の起用が決定した。この人事は政権内部の外交政策が変質していることの表れだとみる向きもある。
第3の理由は、そのティラーソン国務長官の政権内での存在感が見直されたことである。
ティラーソン長官は、米国の外交においてきわめて重要な東アジア太平洋担当の国務次官補ポストが空席のままであることを懸念し、代行だったソーントン氏の任命を昨年7月にトランプ大統領に提案した。だが、その人事はなかなか実現しなかった。
その後、11月にトランプ大統領がアジア各国を訪問した際、ソーントン氏は大統領のアジア歴訪の実務面の責任者の1人となって活躍してティラーソン長官に高く評価された。今回、ソーントン氏が国務次官補に任命されたのは、ティラーソン長官がトランプ大統領に改めて要請したことの結果とみられる。ワシントンでは、「トランプとティラーソンの不仲説」や「ティラーソン辞任説」が囁かれているが、そうした噂は否定されることとなった。
こうした背景のもと誕生するスーザン・ソーントン新国務次官補の今後の動向は、日本にとっても大きな関心が持たれるところである。
トランプ政権がアジア外交政策の最高責任者にスーザン・ソーントン氏を任命した。
ソーントン氏は米国の歴代政権にキャリア外交官として長年加わってきた。トランプ政権の外交部門の高官任命では初めての現職女性官僚である。
米国でこの人事は、同政権の外交が大きく変質しようとしていることの兆しだとして注目されている。また、トランプ大統領との不和を噂されるレックス・ティラーソン国務長官の影響力が健在であることが示されたという指摘もある。
■かつて外交官として中国に駐在
トランプ政権は昨年(2017年)12月中旬、国務省のキャリア外交官、スーザン・ソーントン氏を東アジア太平洋担当の次官補に任命した。ソーントン氏は議会の上院での審議、承認を経て正式に次官補に就任する。
東アジア太平洋担当の国務次官補は日本、中国、朝鮮半島などを管轄し、政権の対アジア政策を担当する最も重要な実務ポストとされる。日米関係に関しては米国務省の実務面における最高責任者となる。
ソーントン氏は1991年のジョージ・W・H・ブッシュ政権時代に国務省に入省した。外交官として主に中国や中央アジアなどを担当し、とくに中国に精通している。中国の北京や成都、カザフスタンのアルマトイなどの駐在経験があり、本省で中国部長も務めた。
トランプ政権では、2017年3月にダニエル・ラッセル氏が東アジア太平洋担当の国務次官補を辞任してから代行を務めてきた。
■ソーントン氏の任命が注目される3つの理由
ソーントン氏の国務次官補任命は、少なくとも3つの理由によりワシントンの外交筋の間で強い関心を集めている。
第1の理由は、ソーントン氏がトランプ政権の外交関連分野で初めて現職キャリア官僚として高官に任命されたことだ。
国務次官補のポストは政権が政治任命し、議会の承認を必要とする職務であるが、トランプ政権はキャリア官僚ではなく共和党系の学者や元高官など非官僚の人物たちを要職に起用してきた。だが、ソーントン氏は政党色のない純粋なキャリア官僚である点が異色だといえる。また政策面でも、同氏はトランプ政権の主流派よりも“正統派”の外交に傾く見通しが強い。
第2の理由は、ソーントン氏の国務次官補任命にはトランプ政権の一部から強い反対があったのに、それが抑えられたことである。
トランプ大統領側近の首席戦略官だったスティーブ・バノン氏らは、キャリア官僚を高官に起用することに対して「民主党色が強すぎる」として強く反対してきた。またバノン氏は昨年8月の政権辞任直後、とくにソーントン氏に対して「中国への強固な政策を保つためには、ソーントン氏のような対中融和の官僚を任命してはならない」と明言していた。
だが、レックス・ティラーソン国務長官の意向が通る形でソーントン氏の起用が決定した。この人事は政権内部の外交政策が変質していることの表れだとみる向きもある。
第3の理由は、そのティラーソン国務長官の政権内での存在感が見直されたことである。
ティラーソン長官は、米国の外交においてきわめて重要な東アジア太平洋担当の国務次官補ポストが空席のままであることを懸念し、代行だったソーントン氏の任命を昨年7月にトランプ大統領に提案した。だが、その人事はなかなか実現しなかった。
その後、11月にトランプ大統領がアジア各国を訪問した際、ソーントン氏は大統領のアジア歴訪の実務面の責任者の1人となって活躍してティラーソン長官に高く評価された。今回、ソーントン氏が国務次官補に任命されたのは、ティラーソン長官がトランプ大統領に改めて要請したことの結果とみられる。ワシントンでは、「トランプとティラーソンの不仲説」や「ティラーソン辞任説」が囁かれているが、そうした噂は否定されることとなった。
こうした背景のもと誕生するスーザン・ソーントン新国務次官補の今後の動向は、日本にとっても大きな関心が持たれるところである。
注目点のひとつ目の政党色のない純粋なキャリア官僚のソートン氏が任命されたという点。
バノン氏と対立したクシュナー氏は媚中のキッシンジャーに感化されていると言われていますが、パンダハガー化している勢力が台頭する中での中国通の登用。スーザンと聞くと思いだすのは、パンダハガーの筆頭だった、スーザン・ライス大統領補佐官。勿論、名前が同じというだけで、関係はないのですが、中国通だが媚中なのかどうかは気がかりなところです。
今回のトランプ大統領のアジア歴訪で活躍したとの事ですが、中国では接待漬けの攻勢をうけ、訪日時までの勢いはどこへやら、帰国後目を醒ました様ですが、一時はすっかり手なづけられてしまいました。
ソーントン氏は、トランプ政権の主流派よりも“正統派”の外交に傾く見通しが強いとのことですが、是非そうあっていただきたい。
ティラーソン国務長官が二度にわたって推挙し、登用されたことで、「トランプとティラーソンの不仲説」や「ティラーソン辞任説」が囁かれているが、そうした噂は否定されることとなったとのこと。
大統領と国務長官との不仲説が広く世界に流布され、政権基盤が揺るがされていましたが、安定することは歓迎されますね。
中国通のソーントン氏。日本に対しては、どのような所見を持っておられるのか。要注目ですね。
# 冒頭の画像は、スーザン・ソーントン氏
就任間近の蔡英文次期総統、米高官が「言行一致」と称賛/台湾 | 中央社フォーカス台湾 ←パンダハガーではないような?
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