遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

地元の声を無視する翁長氏に、国や世界に発信する資格はない

2015-09-29 23:58:58 | 東シナ海尖閣諸島
 翁長沖縄県知事が国連人権理事会で、2分のスピーチの機会を獲得(常任理事国中国の支援説あり)して、「沖縄の人々は、自己決定権や人権をないがしろにされている」などとあらぬことを口走ったことは、衆知のことで、反論を、沖縄のジャンヌダルク・我那覇真子さんが行い論破したことも諸兄がご承知の通りです。この反論がなければ、日本政府に勧告が出されかねなかったのですね。
 我那覇さんが帰国し、日本記者クラブで会見しましたが、産経以外の全国紙やテレビでの報道を知りません。県知事選で勝利した翁長氏は、民主主義の日本では、県民の支持を得たことにはなりますが、反対票も少なくはなかったわけで、とても「オール沖縄」というほどの支持ではありませんでした。
 「沖縄の人々がないがしろにされている」と言いつつ、我那覇さんや石垣市議が主張するように、沖縄の地元の移転承認派の声をないがしろにしています。
 そして、前知事が承認した埋め立ての、承認取り消しに専心しています。
 日々迫りくる中国による領土侵略行為や、世界一危険な普天間基地の除去についての対応策には具体的提案はありません。つまり、県民生活への配慮策はないのです。
 中国の意を汲んだ言動との指摘があるのは、当然のことです。沖縄県民で、翁長知事に投票された方々は、翁長氏が冊封国の象徴の龍柱建設を進めたことであらわされている様に、中国の属国になることを望んでいるのでしょうか?

 
【我那覇真子】9.25 国連人権理事会における「沖縄問題」の展開 帰国記者会見[桜H27/9/28] ‐ ニコニコ動画:GINZA
 辺野古移設 埋め立て承認の取り消し10月中旬以降 政府主張受け聴聞実施へ (産経新聞) - Yahoo!ニュース
 
尖閣国有化3年 油断なく抑止力を高めよ (9/29 産経 【主張】)

 
日本固有の領土である尖閣諸島を、中国は虎視眈々(たんたん)とねらっている。油断なく守りを固めなければならない。
 政府が尖閣諸島を地権者から買い上げ、国有化してから3年余がたった。中国海警の公船は、尖閣周辺で日本の排他的経済水域(EEZ)を徘徊(はいかい)し、毎月延べ7~9隻により領海侵入を繰り返すことが常態化している。
 海上保安庁の巡視船がその都度退去を求めているが、
日本から領土を奪い取ろうという、中国の執拗(しつよう)な意志
がうかがえる。
 米中首脳会談でオバマ大統領が南シナ海での人工島の軍事拠点化をやめるよう求めたのに対し、習近平国家主席は応じなかった。
 
対日外交で軟化の気配があるともいわれる中国だが、海洋覇権の追求では米国の抗議さえはねつける。尖閣でも強硬な態度を変えないだろう

 海保は今年度中に、千トンから3千トン級の巡視船12隻による尖閣専従の体制をとる。尖閣を24時間監視するために航空機の更新、整備も進める。
 ところが
中国海警は、海保が持たない1万トン級の大型船を建造
した。いずれ尖閣海域に投入してくる。中国の「お家芸」である衝突や体当たりを仕掛けてきたらどうなるか。新たな対応は急務だ。
 軍事的にも圧力をかけることをためらわないのが中国である。
 中国海軍は、尖閣の画像を背景に「たとえ辺境の地でも、彼らの占領を許さない」というナレーション付きの新兵募集の動画を公開した。「彼ら」とは日本を指している。好戦的な姿勢を隠そうともしていない。
 2年前には尖閣上空を含む東シナ海に防空識別圏を一方的に設定し、先の軍事パレードでは独自開発した早期警戒機を飛行させ、空軍力の増強を誇示した。
 安倍晋三政権は、安保関連法の成立を踏まえ、自衛隊の離島防衛力の強化を急ぐとともに、日米同盟の抑止力を高めてほしい。
 また、
自民党が以前掲げていた公務員の尖閣常駐はどこへいったのか
。東シナ海での不測の事態を避けるため、日本が中国に呼びかけた「海空連絡メカニズム」も早期に実現したい。
 
中国は公船の尖閣侵入に慣れさせることで、日本人の警戒心を弱めようとしている。その手に乗ってはならない。

 安保法制反対派には、法制の違憲との学者論議に踊らされているいる人々、中国の意を受けて踊らされている人々など法案そのものに反対している人々と、法の整備は必要だが、今急ぐ必要はないという人々に別れます。この、後者の方々には、中国が尖閣近海での侵略行為が切迫していること。EEZ境界線のガス田が、レーダー拠点化され東シナ海の制空権が敷かれかねないこと、南シナ海の国際法に違反した埋め立ての暴挙で、南シナ海の制海空権が奪われ、シーレーンはもとより、東アジアが中国に制圧されてしまう事。繰り返しますが、それが切迫している事を知れば、法制が遅すぎるし、諸々の制約をつけられ不十分であることがわかれば、何故今なのか、納得できるはずです。

 憲法9条の書面を掲げていれば他国から侵略されないと言うのなら、何故中国が尖閣を侵略しようとしているのか。それをとりあえずは阻止出来ているのは憲法9条の書面ではなく、海保のひとかどならぬご苦労と、日米安保の抑止力であること。何故、竹島や北方領土は、ムザムザと韓国やロシアに不法占拠されているのか。抑止力が無く無抵抗またはそれに近い状態だったからと、史実が証明していることを認識すべきです。
 
 中国、北朝鮮、ロシアといった国際法を無視する国々と隣接する日本。一国だけで、これらの国からの侵略を防ぐのは困難です。
 同盟国、準同盟国、有志の国々と連携して、戦争を起こさせない抑止力を持つことが、急がれるのです。



 # 冒頭の画像は、日本記者クラブで会見する我那覇さんと砥板石垣市議




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