遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ゴッドマザー 鳩山安子

2009-12-01 00:46:36 | 日本を護ろう
 鳩山由紀夫は、故人献金に端を発し増大する疑惑資金に対し、検察の捜査に委ねると自らの説明責任から逃避していましたが、立件対象が会計担当者だった元秘書らにとどまり、自身の刑事責任が問われなければ続投する意向を表明したのだそうですね。
 これに先立ち、民主党御用新聞の朝日は、29日にわざわざ一面でこの発言の露払いの擁護記事を掲載していました。
 それにしても、実母、ブリジストン創業者の長女・安子氏とはどんな桁外れな資産家なのでしょう! 11億とか、 9億とか、3億が、日本の富豪で息子へのお小遣いレベルで済まされる金額なのでしょうか?他人の財布には興味のない遊爺ですが、特定アジアからの資金とか、遺産譲渡の隠れ蓑とか勘ぐりたくなる金額なので、ググってみました。
 
首相と実母、11.5億円拠出 偽装容疑は3.5億円  (11/29 朝日朝刊一面)

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)から04~08年に政治活動などのために拠出された資金の総額は、首相の実母と首相本人の分で計約11億5千万円に上ることが分かった。

 東京地検特捜部は、このうち約3億5千万円が、この5年間に同懇話会で寄付やパーティー券収入の偽装に使われたと認定。政治資金収支報告書の作成担当だった元公設第1秘書を政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で在宅起訴する方向で詰めの捜査を進めている。こうした偽装工作は十数年前に始まったという。

 首相はこれまで、偽装に実母の資金が充てられたことについて「知らない」としてきたが、今後、改めて説明が求められる事態になりそうだ。
 
 偽装献金約3億5千万円の内訳は、(1)収支報告書の「寄付者」名の記載分で、故人らの名義が勝手に使われた2千万円超(2)5万円以下の匿名の小口献金として報告書に総額だけが記載された計約1億7717万円の大半(3)政治資金集めのパーティー券収入の水増し分約1億5千万円。

 
<中略>
 実母と首相の資金計約11億5千万円のうち、同懇話会の偽装に使われた分を除く約8億円は、他の関連団体への資金や首相の私的活動に使った分とみられている。他の政治団体の場合、その収入について偽装していた可能性もある。
 
<中略>
 特捜部は、偽装献金の原資が首相個人や親族の資産で、公共工事の受注業者などからの違法献金に比べ悪質性が低いことや、元公設第1秘書が任意の事情聴取で虚偽記載の事実を認めていることを踏まえ、元秘書を逮捕せずに在宅起訴する方向で検討している模様だ。
 
<中略>
 同法違反容疑で刑事告発された首相本人と、会計責任者だった元政策秘書については、虚偽記載への直接の関与を示す証拠はこれまでのところ浮上していないとされる。特捜部は、首相らについても年内をめどに最終判断する見通しだ。
 

 窮地にある由起夫ちゃんの罪を、軽い罪なんだ、由起夫ちゃんが知らない話で罪は軽いと、わざわざ公器の一面での大擁護プレゼンです。
 偽装に使われた分を除く、 8億円の行方に触れているところは良心の仮借のせいでしょうか? 是非引き続き追跡報道をお願いしたいものです。
 
「鳩山母資金」の流れ判明 30億円引き出し9億円提供 - 政治・社会 - ZAKZAK

鳩山首相、元秘書立件でも続投 偽装献金問題で表明

 鳩山由紀夫首相は30日午後の参院本会議で、自らの偽装献金問題に関し「私に対する司法の判断を待ち、その結果に基づき、首相としての使命を果たしたい」と述べ、立件対象が会計担当者だった元秘書らにとどまり、自身の刑事責任が問われなければ続投する意向を表明した。

 首相は野党時代に政治資金問題で「秘書の問題は政治家の問題だ」と政府、与党側を追及しており、元秘書が立件された場合にこの発言が問題になるのは確実。このため、自身の刑事責任の有無という新たな「基準」を設けることで退陣論に予防線を張った格好だ。

 実母からの提供資金が偽装献金の原資に充てられたとの報道に関しては「元会計担当者からも母からも何も聞いていない」と事実関係を承知していないと強調。この答弁に関して首相は30日夜、記者団に「私が知り得るすべての状況を説明した。国民からすれば『それは本当か』と思うかもしれないが、事実だ」と強調した。


  朝日一面の露払いを踏まえての、由起夫ちゃんの開き直り発言の様ですね。

 それにしても、可愛い由起夫ちゃんに出資するゴッドマザー安子氏の財源は、石橋家の長女(石橋家本体ではなく他家へ嫁いだ人)でありながらも、枯渇することは無いのでしょうか?

 “鳩山家のゴッドマザー”は「ブリヂストン長女」(社会) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
 政界きっての資産家、鳩山首相の財布の中身を分析 株の配当金5800万、銀行利息1300万が毎年懐に(MONEYzine) - Yahoo!ニュース

 由紀夫ちゃんは、ブリヂストン株を創業者の石橋正二郎氏から中学生時代に生前贈与を受けたと言われており、安子氏と由紀夫・邦夫(元総務相)兄弟の3人が保有しているブリヂストン株は時価にしておよそ340億円と言われているのだそうです。
 弟の邦夫氏が、370万株を持っていることは麻生内閣の時に自ら公表しており、由起夫ちゃんも同等の保有量と推測される発言(保有株の損失評価談)がありました。
 問題の安子氏ですが、保有するブリヂストン株は1,600万株とのネット上の情報がありました。
 ブリジストンの配当は、2008, 2009年度共に 24 円(以前は 26円)とのことですから、1,600万 × 24 円 = 384百万円/年の配当がありますから、1,500万 ×  12月 = 180百万円/年を由起夫ちゃんに投資しても、その他の資産運用も併わせれば、余裕で(?)可能な額なのでした...。(驚)
 そりゃまあ、悠長な空論ばかり並べて、名誉職に走り、政策は二の次になるはずですねと思うのは、げすの遊爺なのですかねぇ。

 タイヤのコマーシャル、パチンコ屋のコマーシャルがどれだけの影響力があるのかは解りませんが、擁護してくれるメディアに助けられ、開き直った由起夫ちゃんは、ますます売国に精を出すのでしょうか?


↓ よろしかったら、お願いします。


 








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