遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

中国は歴史を利用し、韓国は歴史にすがりつく

2014-09-09 23:58:58 | 慰安婦問題
 歴史認識の名のもとに、謝罪要求を永遠に求める中国と韓国。その姿を、「中国は歴史を利用し、韓国は歴史にすがりつく。」と絶妙な表現をされているのは、産経新聞特別記者の湯浅博氏。
 その中韓とは異なり、日本の謝罪要求家やメディアが恣意的に煽っても、載せられない人々の国の逸話をひとつ紹介しておられました。
 

「やはり、虚偽であろうな」 (9/9 産経 【東京特派員】湯浅博)

 
ずいぶん前に、日本軍の慰安婦“強制連行”が、「やはり、虚偽であろうな」と考えさせられる出来事があった。争乱が続いた東ティモールでのことである。独立直前の東ティモールを取材するため、2002年5月に何度目かの現地入りをした。その中心都市ディリで、NGOスタッフのマリオ・カネラスさんから意外な話を聞かされたのだ。
 カネラスさんは日本のテレビ局、彼に言わせると公共放送の依頼で日本占領時代のティモール人元慰安婦の取材に同行したことがあった。日本人の謝罪活動家も加わった取材班は、元慰安婦とおぼしきお年寄りを探し当てた。

 「日本軍からたくさんやらされたんじゃありませんか」

 マイクを持つ記者らは、おばあさんに恣意(しい)的な問いかけをした。ところが彼女は「仕事は仕事。みんな優しかったね」と答えた。おばあさんは兵隊相手の売春を「仕事」と割り切って、とても強制的な感じがしなかったとカネラスさんはいう。兵隊は帰り際に「子供さんに」とお土産までくれた。島民はみんな貧しかったのだ。

 おばあさんが、何度も「ヤマモトさんは優しかったね」と繰り返す。彼女が相手の日本兵の誰に対しても「ヤマモトさん」といっていることから、カネラスさんは「“ヤマモトさん”という日本語を、“兵隊さん”の意味だと勘違いしている」と推量した。いかにもリアルな逸話である。

 それなのに、記者は「悪い人がいたんじゃありませんか」と何度も問い詰める。カネラスさんはそうした取材方法に、「ずっと疑問を抱き続けてきた」と告白した。戦場で愚かな行為があったにしても、「強制性なし」の事実は揺るがないなと感じた次第である。

 テレビ記者らは、朝日新聞が何度も報じてきた日本軍の慰安婦「強制連行」なる幻想を、素直に信じてしまったのだろう。朝日は吉田某の「朝鮮半島で慰安婦狩り」をしたという虚偽証言をもとに、「村を包囲し、女性を道路に追い出す。木剣を振るって若い女性を殴り、けり、トラックに詰め込む」とまことしやかに書いたから罪は深い。そして朝日は、32年後にようやく撤回した。

 東ティモールと韓国の違いは、日本人の謝罪活動家があおり立てる工作に乗るか否か、国家が元慰安婦を政治の道具に利用するか否かであるように思う。というのは、この東ティモールで忘れられないもう一つの奇妙な光景を目撃したからである。

 独立後の支援のために大型輸送機で入った日本の自衛隊員に、空港近くで現地の若者20人と日本人数人が「自衛隊は来るな」とデモ行進をした。すると、デモを取り巻く現地住民から「助けに来てくれたのに、何で反対するんだ」と、逆にデモ隊が詰め寄られた。謝罪活動家が現地の若者をたきつけたものの不首尾に終わった。

 戦後の日本は、サンフランシスコ講和条約に従って賠償責任が問われた。だが、日本が兵を送った東ティモールは、請求を放棄したポルトガルの統治下にあったから賠償責任が生じない。で、暫定政府のラモス・ポルタ外相は、自衛隊が到着したその日、「相手の罪悪感を利用するような姑息(こそく)なことはしない」と述べた。もちろん日本は経済援助で東ティモールの国づくりを支えている。

 他方、中国や韓国からの「謝罪要求」は底なしで、いつまでたっても終わらない。日本に対し、いつまでも優位に立てるからだろうか。

 中国は歴史を利用し、韓国は歴史にすがりつく。欧州が冷戦の崩壊で核のストレスから解放されたのとは逆に、日本は将来とも歴史のストレスと上手につき合うしかない。(ゆあさ ひろし)

 「謝罪活動家」という言葉は初めて聞きましたが、遊爺が唱える、対日補償請求運動を展開し、火のないところに火種を撒いていいる、「反日利権産業」または「戦後賠償産業」に係る人権派弁護士(著名なのは、高木健一、仙谷由人、福島瑞穂)等の人種を指すものでしょう。
 
【阿比留瑠比の極言御免】慰安婦問題の発火点、日本人弁護士の画策+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

 韓国の中にも、済州島の様に、慰安婦の強制連行は無かったと真実を語る証言を続けていただいている方々がおられます。
 
 東ティモールのこの記事の話は、事実をそのまま現地の方々が語っておられるのですね。
 慰安所はあった。慰安婦はいた。そこへ日本のテレビ(公共放送?)や、日本人の謝罪活動家がきて、恣意的な誘導質問をする。
 しかし、おばあさんは売春は仕事と割り切って「仕事は仕事。みんな優しかったね」と答える。
 中韓の、反日活動や、賠償に縋りつく姿勢とはことなり、その時代の価値観(歴史認識)でありのままに話すのですね。

 売春が禁止されている今日の価値観では、売春そのものが犯罪であり、そこで働いた人々はプロで働いた人とは限らず、人権云々を問うべきケース(借金の代償、貧しい家計の支援の為、人身売買が行われた)があったのは真実でしょう。

 その事実を捻じ曲げて(歴史の時系列を混濁させて、価値観を混乱させ)、賠償を得る産業を興し、倍賞元を国家に定める商売をする日本人がいるのです。
 自己の利益を得る商売の為に、国を売っているのです。悲しい国です。

 しかし、かねて作り話とされていた吉田清二の証言をようやく朝日がつくり話と認めました。
 未だ、謝罪と、生じた損害への償いについては逃げの一手ですが、非難はつのるばかりです。
 そのことで日本国民の目が覚めました。
 真実はなにだったのかが、これからは「謝罪活動家」や「戦後賠償産業家」による捻じ曲げられた偏見を疑いながら考える時代に変わって、真実が語られる様になっていくでしょう。
 それが、世界へ広まっていくことを願っています。





  紅梅の蕾


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