先日の衆院選の結果について、ニッポン放送の開票特番を担当した飯田アナが所見を述べておられます。
与野党幹部の進退を産んだ結果は、主権者からの審判が下ったということですねと。
そしてもうひとつ、飯田アナならではの指摘が、主権者の審判は政党以外にも下されたと感じました。それは、既存マスコミへの「ノー」です。如実に表れたのが、各社の獲得議席予測の乖離(かいり)ですと。
獲得議席の予想に使う出口調査の信頼性に、この手法自体が前時代的であるが見えたと。 . . . 本文を読む
中国共産党は、重要方針を決める会議「6中全会」を8日から開き、これまでの党の歴史を総括する「歴史決議」を審議しています。
「歴史決議」は過去、毛沢東と鄧小平が採択していて、習近平が並び立つ権威付けを狙ったものとは、諸兄がご承知の通りです。
しかし、これまでさしたる実績のない習近平は、毛沢東以来の悲願の台湾併合を実現しレジェンドたらんと虎視眈々。
「台湾有事」は「沖縄有事」「日本有事」に直結すると警鐘を鳴らしておられるのは、「八重山日報」編集主幹、仲新城誠氏。
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EUのリーダー国のドイツ。そのドイツを16年間引っ張ってきたCDU(キリスト教民主同盟)のメルケル政権が終わりを告げようとしている。
過去16年のうち12年が社民党との連立だったが、その間に、本来なら保守党であるはずのCDUが、社民党の色の濃い政策を次々に実行に移し、ドイツが静かに左傾化していった。
そのせいで社民党の株が上がったかというと、まったくその反対で、ここ10年ほどは消滅するかと思うほどの衰弱ぶりだった。
9月26日の連邦議会選挙では、その社民党(SPD)が25.7%の得票率で首位に立った。瀕死の病人が立ち上がったかのように、皆が驚いた。
次期連立政権はどの党の誰が率いるのか。
一方、まだ首相であるはずのメルケル氏は、自党の大混乱にはわれ関せずで、各国をお別れ訪問中だと、川口 マーン 惠美さん。 . . . 本文を読む
英国・グラスゴーで10月31日から11月12日までCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されています。
ところが、昨年(2020年)まで、世界の気候変動問題のリーダーシップをとると息巻いていた中国の習近平国家主席が欠席し、存在感が、急速にしぼんでいると指摘しておられるのは、元産経新聞で中国駐在をしておられた福島香織さん。
どうやら、バイデンの米国が、復権してきたようです。 . . . 本文を読む
「変えよう、一緒に変えよう、変えよう」
衆院選中、こう絶叫調で演説をしていた立憲民主党の枝野幸男代表の姿が目に浮かぶと産経論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比氏。
しかし、その言葉を体現するかのように、衆院選の敗北の責めを負い、代表の座から去っていくことになったのは枝野氏。
「自民党は変わらない、変われない」と枝野氏は唱えていたが、枝野氏の「変われない」との指摘とは裏腹に、自民党は新陳代謝を果たしていた。そしてそれは衆院選を機にした伊吹文明、大島理森両氏の衆院議長経験者をはじめ大物議員らの引退で加速する。 . . . 本文を読む
会計検査院の調査で、「アベノマスク」と呼ばれた全世帯向けを含め、国が調達した布マスクが3月時点で8300万枚(約115億円相当)が倉庫で保管されていたと報じられた。マスク不足だった昨年、国が調達したのは無駄だったといえるのだろうかと、アベノミクス創立スタッフメンバーの高橋洋一氏。
マスコミは、今回奇妙な見出しで国民をミスリードしているが、昨年4月の補正予算時、「アベノマスク」についてどう報道したのか。その時、「マスクは無意味なので無駄遣い」、その後も「マスクは不要」と言っていれば論理は一貫しているので立派だが、そう言えずに茶化すだけだったと。
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米南部の激戦州バージニア州の知事選で、民主党候補が敗れました。
共和党候補ヤンキン氏の勝利は、トランプ前大統領の支持層を手放さず無党派層も取り込む勝利の方程式を、1年後に中間選挙を控え、共和党に示したといえるだろう。と、産経・ワシントンの外信部長兼論説委員の渡辺浩生氏。 . . . 本文を読む
10月31日投開票の衆院選では、開票時までの大方の予想に反し、自由民主党は、絶対安定多数の261議席を確保、立憲民主党は議席を増やすどころか、14議席減となりましたね。
予測と結果の大きな違いは何故なのか。また結果の数値を産んだのには、どんなことがあったのか。政治評論家の紀尾井啓孟氏が解説しておられます。
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中国の不動産危機がくすぶっている。
その裏に、習近平政権が経済を「自爆」させ、債務上限問題を抱えるジョー・バイデン米政権に脅しをかける狙いがあるとみるのは国際投資アナリストの大原浩氏。
大原氏は、インフレ懸念が高まるなか、米中がデフォルト(債務不履行)危機に直面する恐れもあると指摘しておられるのだそうです。 . . . 本文を読む