絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

熱海梅園 2

2006-02-16 22:38:18 | Weblog

梅園は入り口からダラダラ坂を登って回遊式に一回り出来ます。
この辺りで梅林は終わります。梅の種類もずいぶんあるようで、色は白から朱まで様々な色合いがあるし、花びらも八重咲きから一重までかなりの変化があります。香りもきつい感じのもある仄かに薫る感じのもあるようですが、混ざり合っているから、どれがどうゆう香りかは判然とはしません。
この川には初夏には蛍が乱舞しています。かなりの数を放流しているらしいですが、自然繁殖もあるのではないかと思います。
私は家で蛍の養殖をしていますが、蛍というのは、はかない光を出すかよわい昆虫というイメージがありますが、飼ってみるとかなりタフでしぶとい生き物です。
先ず飼育している水ですが、水道水をそのまま使っても支障ありません。水道水では魚(金魚、めだかとか)なら一発で全滅ですからね。
餌は生きたタニシとか川蜷とかの淡水に棲む巻き貝ですが、自分より何倍も大きい貝を果敢に攻撃して食べまくります。
水替えも見た目が汚くなったら取り替える程度で済みますから、飼育は思った程、難しくありません。

 

 

 


熱海梅園

2006-02-16 19:49:13 | Weblog

熱海の梅園に行ってきました。今年の寒気が厳しかったから、いつもの年よりは開花が遅れているのだそうですが、梅園入り口にある紅白の梅の木には、春の訪れを告げる梅の花が見事に咲いていました。
梅園の中程に進むともう満開に近い木もあって、折からの馬鹿陽気(2
/15は静岡県の気温は25℃近くになっていました。)で、訪れた観光客も上着を手に持って歩いていました。

 

 


サクラソウ 水彩・葉書

2006-02-15 00:55:12 | Weblog

サクラソウを描いてみた。一鉢200円足らずで売っている。今はこの程度の繁り方だが、春先になるとこの花が段々上に階を重ねて、三重の塔のようになる。
日を置いて描いて行くと成長過程がわかるかも知れない。
ピンク色の薄いものと、濃いものの二種類を買ってきた。この絵のは薄い方の鉢である。

 


所属美術団体の総会にて

2006-02-14 08:59:27 | Weblog

絵の会の総会がありました。決算報告などのお決まりの議事があって、その後は懇親会です。
上野公園内にある、西洋料理の草分け的老舗、上野精養軒でやるのが我が会の恒例です。
都立美術館に近いし、大きな宴会場があると言うのが会場選定の主な理由ですが、会の構成員は日本全国に散らばっているから、交通の便の良いのも理由の一つです。
料理も美味しいから、これでお値段がリーズナブルだと言うことないのですが、、、
メンバーの平均年齢はかなり高いです。私などが若手と言われる程ですからね。
絵描きは長生きだと言われますが、その言葉は、かなり当たっています。大酒飲み以外は皆さん矍鑠(かくしゃく)としておいでですから。
その原則が私にも当てはまるとすると、私も未だ当分元気でいられそうです。

 


お転婆・シクラメン

2006-02-13 08:00:42 | Weblog

昨日アップした「健気なゼラニューム」の続編です。
一緒に買ったゼラニュームは、すくすくと言った感じで育っていますが、シクラメンの方は、奔放に花を下に向けているのもあれば、捩れているのもあったりで、やんちゃなお転婆娘といった感じです。
この絵は私もモチーフに影響されて、奔放に描いているので、左に寄ってしまい、右に空間があります。
額装の時はマットを少し小さめに切って、右の余白を縮めるとキッチリ収まると思います。
マットは画材店には頼まず、自分で気に入ったようにカットしています。
用紙は前出のゼラニュームと同じ水彩紙です。バックの紺系の色を塗った時に、紙が波打って色むらが出ましたが、それが良い効果を出していると自賛しています。

* マット=水彩画の周りを覆う厚手の紙。マット紙と言って画材店には
        様々な色と厚さのものがある。
       絵のサイズに合わせて中央部を斜めに切り取る。
       私は、紙問屋にいた友人に頼んで純白で4m/m厚・全紙サイズ
       のものを作ってもらってある。

 


健気なゼラニューム

2006-02-12 06:48:28 | Weblog

1月22日にアップした時には未だ花茎は一本だけで、脇に蕾を付けた茎が伸びていただけなのに、3週間で健気にも、もうこんなに花茎を増やして豪華な感じに育っています。
この絵に使ったのは、新しいスケッチブックでサイズも、16cm×24cmと変形です。イタリアの紙で初めて使ってみましたが、薄手なので水を吸うとペコペコになりますが、発色は良いようです。
このところ、扁平サイズの絵が多くなっています。油絵でも、PとかMとかの縦横比の大きいものを使うことが多いです。


 


ネッスルのコーヒーメーカー

2006-02-11 07:11:20 | Weblog

TR山荘で懐かしいコーヒーメーカーを見つけた。スイスのネッスルが出している製品で、簡単に美味しいコーヒーが入れられる。
何が懐かしいのかというと、スイスの友人宅に招かれた際に使われていたのと同じものだったからだ。
スイスの友人は、SIMONさんという。このブログにも以前、淡彩画を描く人と言うことで登場している。
シモンさんの友人がネッスルの偉いさんで、その関係でSIMON宅にこの器械があったのだろう。
日本で見かけたのはTR山荘が最初である。
手前にあるミルク入れみたいな容器に数種類のコーヒーの素がはいっていて、器具にセットして一杯ずつコーヒーを入れる。フリーズドライのインスタント・コーヒーより格段に美味しいコーヒーが出てくる。
ネッスルはスイスのヴェベェイと言う町に本社があり、コーヒーだけではなく総合食品のメーカーです。


TR山荘のダイニングルーム

2006-02-10 08:29:07 | Weblog

TR山荘の調度とか設備は、贅を尽くすと言う感じで、我が家などに比べたら、それぞれの単価が10倍ではきかない金額の物がそろっています。
私が今、座っている椅子はスペイン製だそうで、1脚20万だそうです。テーブルもお揃いで、和光の家具売り場で購入したんだそうですが、私の体型では椅子が高すぎて、足が床に届かないという欠点があります。これは椅子が悪いのではなくて、私の足が短いのが悪いのでしょうね?
我が家の椅子は1脚1万円もしないけど、私の足はちゃんと床に届くから、安定した姿勢で座っていられます。貧乏生活にも良いところがあるものなんですね?
TR山荘では食材も高級品をデパートや千疋屋等から購入していますが、唯一まがい物は、テーブル上に見える、ビール風飲料でした。奥様はビールはお飲みにならないらしく、品質にこだわりはないようです。
逆に私はビールだけは本物を飲みたいと思い、自分で金を出して買う時には、エビスを買っています。


サクランボ 水彩・葉書

2006-02-09 11:40:11 | Weblog

サクランボは食べて良し描いて良しで私のお気に入りの果物ですが、気に入らないのはそのお値段ですね。
何でサクランボってあんなお値段なんでしょうね?
山形の産地に行くと、サクランボの木には大きなビニールの覆いが掛かっています。
サクランボの実に雨が掛かると実が割れてしまい商品価値が下がるので、その予防措置だそうですが、一本の木の収穫だけで、100万円を超えるともなれば、おんぼ日傘で育てられるのも頷けます。
佐藤錦とかナポレオンとかの品種がありますが、食べては佐藤錦、描くにはナポレオンの方が私には好ましいです。


柿と洋梨 水彩

2006-02-09 11:11:07 | Weblog

柿と洋梨、これも旧作です。
柿とか洋梨とか、私の好きなモチーフです。形の整ったモチーフは描いていて面白味が少ないから、ついお気に入りの物になってしまいがちです。
それと目新しい物に惹かれます。風景でも自宅周辺の景色には興味が湧きませんから、つい遠出して写生地を探すことになります。



ムベと隼人瓜

2006-02-09 08:57:36 | Weblog

 

秋の画材ですが、谷川や日光の雪景色の写真が続いたから、色のある画像をと思い、水彩画を掲載しました。
ムベも隼人瓜も秋のモチーフですが、ご勘弁下さい。
ムベは良く垣根代わりに使われたりする、アケビに似た果物です。
アケビは実が割れて中の綿に包まれた果肉が露出しますがムベは果実が割れません。サイズもアケビよりも一回り大きいです。
隼人瓜は漬け物に使うようですが、キュウリとかに比べると、肉質が締まっています。ハリハリとした歯触りが美味しいです。


TR山荘

2006-02-08 08:34:08 | Weblog

知人の別荘 TR山荘です。日光霧降高原の別荘団地内にあります。4軒分の敷地600坪を買って建てた、私から見たら豪邸です。
貧乏絵描きが何でそんなセレブと知り合いに成れたかというと、アマチュア無線のお仲間だったからです。
アマチュア無線は王者の趣味と言われていましたからね。
その御当主はお亡くなりになってしまいましたが、奥様がこの別荘にお招き下さったので、春の躑躅の時期とか、折に触れてお邪魔させて頂いています。
別荘には私の絵も飾らせて頂いています。自分で描いた絵があると、不思議と気持ちが落ち着きます。
私のSAABも雪道を300kmも走ったから、雪にまみれて、北国生まれの車らしい風貌になっています。

 

 

 


湯の湖と湯滝

2006-02-07 00:00:27 | Weblog

湯の湖は、文字通りお湯の沸き出す湖ですから、湯口のある辺りの湖面は厳冬期でも凍らないから、水鳥が泳いだりしています。
奥日光も、湯の湖迄で冬季は行き止まりです。沼田に抜ける金精峠の道は5月の連休まで閉鎖されています。
湯本温泉とスキー場があるので、湯本まで来る車も多く除雪も行き届いていて、賑やか?です。
湯滝は、前出の竜頭の滝より標高が高いのに、凍結しないで水しぶきを上げて落下しています。滝の水源になっている湯の湖の温水のせいでしょう。


日光・竜頭の滝

2006-02-06 09:33:57 | Weblog

竜頭の滝は氷結していた。奥日光・湯の湖から、戦場ヶ原を通って中禅寺湖へ落ちる途中に有る滝が、竜頭の滝です。
写真の中央辺りから二股に分かれて落下する様が竜の頭に似ているのでしょう。一条に真っ直ぐ落ちる滝と比べると風情があります。
厳冬期で水量が少ないからか、水の落ちる形のままに凍り付いています。
飛沫が全部氷になって居ます。気温は零下17度でした。

 

 


新治村・太助資料館

2006-02-05 18:34:11 | Weblog

太助資料館とあるから、一心太助のことかと思ったら、新治村出身の塩原太助のことだった。
塩原太助(一七四三~一八一六年)は新治村下新田の農家に生まれた。幼くして両親を亡くし、十九歳の時、江戸に出て炭屋に奉公した。二十二年間、「奉公人の鑑(かがみ)」と称されるほど勤勉に働き、後に独立して成功。
晩年は多額の私財を公益事業に投じた。・・・・のだそうだ。
資料館は外から覗いただけでけんがくはせず、併設の売店の方を彷徨いてみた。
藁草履、繭で作った小物、藁で編んだ鶴、が目を引いた。そのほかにも、形の悪いリンゴとか、小粒の蕗の薹、山芋等々。地元直結の産品を売っているのが好ましい。