鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

待機する2冊

2011-02-28 | ペーパーバックス


今、ジョン・ハーツの処女作「THE KING of LIES」を読んでいます。
この2冊は次の出番を待っているペーパーバックスです。
左側のジェフリー・デーバーの電力ネットワークを利用した爆弾テロの話では、
リンカン・ライムとその仲間たちが活躍するようです。
右側のスー・グラフトンの探偵物語はシリーズ第1作で、書店で見かけたことがなかったので未読でした。
読みやすい本なので気楽に読めそうです。

読書の秋

2010-09-18 | ペーパーバックス


ようやく秋らしくなって来たので、読書を楽しむ気分になりました。
ダン・ブラウンの「ロストシンボル」がやっと手に入ったので、目下半分まで読んだところです。
「ダビンチコード」と比較するのはまだ早そうです。
ジョン・グリシャムの「アソシエィツ」は久し振りに良く出来ているという評判なので、
次の出番を指名しました。

ジョン・ハートの2冊

2010-08-02 | ペーパーバックス


今読んでいるぺ-パーバックスの2冊です。
ジョン・ハートは初めてですが、文章が簡潔なのが気に入りました。
すでに邦訳が出ていますが、横文字を追いかけています。
「DOWN RIVER]は5年前殺人容疑をかけられて故郷を捨てた男が、
故郷に戻り、再び殺人事件に巻き込まれる話です。
登場人物が多様で、事件の全貌が少しずつ見えてくる筋道がよく出来ています。
作品にバラつきがあるようなので、この2冊を読んだ上で、
後の作品に手を出すかどうか考えます。

2冊のペーパーバック

2010-04-22 | ペーパーバックス


左の1冊は、読み終わったばかりのジェフリー・ディーヴァーの13冊目のスリラーです。
人の表情や動作から真偽を見抜くキャサリン・ダンスが主役ですが、
今回はブログで攻撃される人々や
インターネット・ゲームの架空の世界と現実の世界が交錯する中で発生した殺人事件の話でした。
似たような事件が起きそうで怖い話です。

右は、これから読み始めるパトリシア・コーンウエルの検死官シリーズの1冊です。
これが16冊目で、最近の数冊はあまり面白くなかったのですが、
タイトルが主役検死官の「スカーペッタ」となっているので、少し期待しています。

一度読み始めた作者の本は極力全部読むのが一本松の流儀です。

マルタの鷹

2010-02-12 | ペーパーバックス


まとめ買いで積んであった「マルタの鷹」をやっと読みました。
ダシール・ハメットの1930年の探偵小説でハードボイルドの古典として有名です。
1941年のハンフリーボガード主演の映画も有名です。
筋書きは別として、今回最も感心したのは、人物描写です。
1930年と言えば昭和5年です。今日のように画像が氾濫する時代ではありません。
ハメットは1人の人物描写のために10行近く使って詳細に説明しています。
紙巻タバコを用意して火を付けるまでにも5行は使っています。
心の中は見せずに、人物を丁寧に描写するところがハメットの特色だと知りました。

ミレニアム3部作読了

2010-02-01 | ペーパーバックス


昨年から読み続けてきたミレニアム3部作、やっと読み終えました。
1巻:龍の刺青の女 644頁
2巻:火遊びをする女 649頁
3巻:スズメバチの巣を蹴とばした女 602頁(大判)
3巻のペーパーバックが出版されないうちに和訳の文庫本が出版されたので、
ペーパーバックの大判を間違えて入手、重い本に苦労しながら読み終えました。
スエーデンの本の英訳版ですが、人物と地名がややこしく覚えにくかったです。
作者はこの作品が出版されて人気を得るのを知らずに急逝したようです。
筋を要約するのが難しい本ですが、ネット社会の怖さも織り込まれています。

分厚い2冊にびっくり

2009-06-24 | ペーパーバックス


SwedenのStieg Larssonの「The Girl With Doragon Tattoo」が予想以上に面白かったので、
続編を注文しました。
同時に英国のKen Follettの「Pillars of the Earth」の続編も頼みました。


本を手にして驚いたのは、余りの分厚さです。649頁と1237頁です。
どちらの本も立てることができます。さて読破するのに何日かかるでしょうか? 
持久力が心配です。

「破れた窓」、これは面白い!

2009-05-07 | ペーパーバックス

左側は読み終わったジェフリー・ディーバーの「破れた窓」です。
好評のライム・シリーズの新刊ですが、これは面白い本です。
個人情報がリアルタイムで膨大なデータベース化される中で、
個人の出生・教育・職業・収入・支出・資産・行動記録までもが克明に集積され、
この情報が犯罪に利用され、その犯罪の糾明にも使われるといった物語です。
その中で証拠分析のプロのライムと仲間たちが活躍します。
右側は書評で知ったスエーデンの本ですが、英訳が出たのでこれから読み始めます。

ダシール・ハメットに出会う

2009-03-26 | ペーパーバックス
藤沢駅北口に出来たジュンク堂書店の洋書50㌫引きバーゲンセールで、ダシール・ハメットの本に出会いました。ハードボイルドの古典作家ですが、今まで手にしたことがありませんでした。ここでは短編集「NIGHTMARE TOWN」を買いましたが、定評通りの簡潔な文体に満足したので、早速別の3冊を取り寄せ、目下積読を楽しんでいます。

ジェフリーの3冊

2008-12-12 | ペーパーバックス
最近読んだペパーバックス3冊です。たまたまですが、3冊とも作者の名前がジェフリーでした。1冊は英国のジェフリー・アーチャーの本で、無実なのに22年の刑なった男が、めげずに4人の真犯人を追い詰める話です。2冊はジェフリー・ディーヴァーの本で、1冊は車椅子捜査官リンカーン・ライムと婦人警官アメリア・サックスが中国の亡命請負屋で殺し屋の正体不明の蛇頭を追い詰める話で、もう1冊はライム・シリーズの脇役で登場した女性捜査官キャサリン・ダンスが得意の相手の表情や動作から、その考えを読み取る能力を発揮して活躍する話です。

遺伝子工学の先にあるもの

2008-08-26 | ペーパーバックス
今読んでいるペーパーバック、マイケル・クライトンの「NEXT」です。最先端遺伝子工学のもたらす近未来の話です。遺伝子治療の明暗。精子、卵子の商品化。遺伝子操作の結果で誕生した話の出来るチンパンジー。子供の宿題を手伝うインコ。特許をめぐって、遺伝子を狙われる家族など。ひとつひとつのエピソードは、荒唐無稽なコミックのような話ですが、こんな時代がすぐそこまで来ていることを感じさせます。読み物としては面白いのですが、ちょっと背中が寒くなる作品です。

97円安くなった

2008-05-18 | ペーパーバックス
最近買ったペーパーバックは、ほとんどがアマゾンのインターネット通販です。この2冊は、注文時2545円でしたが、届いた時の値段は2448円でした。送料無料の上に、97円安くなっていました。
女性検死官ケイ・スカーペッタのシリーズ最新刊「死者の書」と、リンカン・ライムのシリーズから独立して、尋問専門の女性捜査官キャスリン・ダンスが主役になって登場した新刊「眠り人形」の2冊です。果たして期待通りかどうかは、読み終わるまで分かりません。

ペーパーバックスその4

2007-12-22 | ペーパーバックス
年末なので、ペーパーバックス読書の近況報告です。
上段のROBERT GODDARDの「NEVER COME BACK」年配になった元軍人が、若い時の軍の機密人体実験の結果、連続殺人事件に巻き込まれる話です。
JOHN GRISHAMの「THE INNOCENT MAN」は珍しく、無理やり殺人犯にされ、長い苦しい時間を経て、やっと無罪になった元野球選手の実話です。
THOMAS HARRISの「HANNIBAL RISING」は「羊達の沈黙」などで有名になったハンニバル博士の生い立ちを書いた本です。
MICHAEL CONNELLYの「BLOOD WOORK」は元FBIの部員だった男が殺人被害者の女性の心臓の移植を受けた後、その犯人を追求する中で、昔の事件とも重なり、連続殺人魔を追い詰める話です。
下段の2冊はこれから読む本です。STEVE BERRYは全部で6冊本を出していますが、3冊は読了、6冊目はまだペーパーバックスが手に入りません。

ペーパーバックスその3

2006-11-30 | ペーパーバックス
少しペースが落ちましたが、相変わらずペーパーバックスを楽しんでいます。最近読んだこの2冊、面白い共通点があります。どちらも美術品収集をめぐるサスペンスです。The Amber Roomは、ロシアのエカテリーナ宮殿からドイツ軍が略奪した琥珀の間の所在をめぐって起る数々の事件、False Impression はゴッホの最後の自画像をめぐって9・11テロ前後に起きた追跡劇で、悪徳バンカー他7人が入り乱れて起こす事件です。サスペンスのネタは尽きないようです。

ペーパーバックスその2

2005-02-08 | ペーパーバックス
これらは最近読んだペーパーバックスです。上のダン・ブラウンの4冊は、ダ・ビンチ・コードが面白かったので、続けて読みましたが、最初の1冊がベストでした。下のジェフェリー・ディーバーの3冊は、友人から紹介され、リカーン・ライムのシリーズの3冊に挑戦しました。肢体麻痺の主人公が手足となって活躍する美女の警官とともに、現場の証拠から犯人を追い詰める話です。