聖橋から見る地下鉄の鉄橋 2009-12-31 | 東京 お茶の水駅近くの聖橋から神田川を見下ろした景色です。 右手のトンネルを抜けてきた電車が鉄橋を渡り、また左手のトンネルに入って行きます。 地下鉄丸の内線の淡路町駅から御茶ノ水駅の間にある「地下鉄の鉄橋」です。
神田明神・銭形平次 2009-12-30 | 東京 湯島聖堂からの帰り、神田明神に寄りました。 東京音痴としては、東京を知る機会を逃さないようにしたいと考えたのです。 神田神社が正式な名前のようです。 神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、築地魚市場の108町会の総氏神様です。 天平2年(730)に大手町辺に創建と伝わっていますが、 元和2年(1616)に現在地に遷座し、江戸時代は江戸総鎮守と呼ばれたようです。 この随神門は昭和51年に檜木造りで再建され、江戸時代の姿を取り戻したとされています。 社殿は関東大震災で焼失した後、昭和9年に鉄骨鉄筋コンクリートで再建されたもので、 東京大空襲に耐え抜いた建物です。 社殿前の狛犬は、なかなか元気の良いスタイルで迫力があります。 子供の頃、銭形平次捕り物控を愛読した者として、境内にある「銭形平時の碑」を探しました。 神田明神と銭形平次ははるか昔のなつかしいイメージの世界です。 平次の石碑の右に小さなガラッ八の石碑もありました。
湯島聖堂・予備校の記憶 2009-12-29 | 東京 湯島聖堂をきちんと見たのは今回が初めてですが、 半世紀以前にここにあった予備校の講座に通った記憶が残っています。 紅露外語という予備校です。 湯島聖堂の正門近くに斯文会館があり、そこには学問成就の旗が立っていました。 多分ここに私の通った予備校の教室があったのだと思います。
湯島聖堂・白松 2009-12-28 | 東京 カイノキの探訪のために湯島聖堂に行きましたが、 中庭のカイノキに並んでいる面白い木に気がつきました。 白松です。 黒松、赤松はよく知っていますが、白松があるとは知りませんでした。 カイノキと同様、白松も中国原産で、日本ではあまり見かけない木です。 孔子廟ということで中国から持ち込んだのかも知れません。
湯島聖堂・カイノキ 2009-12-27 | カイノキ(学問の木) 湯島聖堂を訪ねた目的は、ここに由緒正しいカイノキがあるからです。 孔子廟・大成殿を見た後、入徳門まで戻り、塀に沿った階段を下ると大きなカイノキの前に出ました。 幹も立派で、ここの案内板では「楷樹」と記されています。 地表をよく見ると種が落ちていたので、この木は雌株でした。 案内板で特に強調されているのは、 「この木は孔子の墓にあるカイノキから種を持ち帰って育てた正式な子孫」ということでした。 そのためでしょうか、カイノキのすぐ近くには大きな孔子像が立っていました。 もう一度入徳門周辺の木立を眺めていると、そこにもカイノキがあることに気がつきました。 この木は雄株のようで、まだ葉も残っていました。 どうにかカイノキの紅葉らしい写真が撮れました。
湯島聖堂・孔子廟 2009-12-26 | 東京 突然、湯島に出掛けることになりました。 御茶ノ水駅で下車して聖橋を渡ると橋の袂に旗が立っていました。 そこから階段を下ると湯島聖堂でした。 とりあえず案内板を読みましたが、情報が一杯で読みきれません。 建物の位置関係だけ頭に入れて、境内に入りました。 これは孔子廟に入る入徳門です。 現存の建物の中では最も古く、宝永元年(1704)の建立のようです。 黒漆の塗り立てということで、ここからは入れず、脇から中に入りました。 中庭を抜けて階段を上り、杏檀門を入ると、そこが孔子廟・大成殿でした。 創建は元禄3年(1690)ですが、何度もの火災、関東大震災等があり、 現在の建物は昭和10年のコンクリート製でした。 土日休日は内部も見られるようですが、平日のため外観だけでした。 大成殿の大棟の両端に鯱のようなものが乗っていました。 よく見ると屋根を掴む爪の鋭い手足があるので、これは魚ではなく龍だと思いました。 この龍の下に、魔物を近づけないよう見張っている虎がいました。 龍虎に守られた孔子廟・大成殿です。
岡崎のフォックスフェイス 2009-12-25 | あちらこちら 岡崎のカイノキを見た帰り道、途中の畑に奇妙な植物を見つけました。 飾り物として見た記憶はありますが、畑に育っているイメージはありませんでした。 名前も知らないので、これを調べるのも大変でした。 いろいろな動物の頭で検索し、「キツネ」を入力したら当りました。 「フォックスフェイス」という名前です。正式には「ツノナス」という「ナス」の仲間のようです。
もう一度岡崎のカイノキ 2009-12-24 | カイノキ(学問の木) 善行のカイノキを見た後、もう一度伊勢原から岡崎のカイノキを見に行きました。 11月からどう変わっているかを確認するためです。 入口の案内板です。 落葉樹の葉が落ちたため、先日より木立は明るくなっていました。 ツタの絡んだカイノキもすぐに見分けることが出来ました。 11月に来た時と同じ場所から、カイノキを撮りました。 葉はすべて落ちていました。木の下に実があるかどうか調べましたが、見つかりませんでした。 ここにある3本のカイノキはみんな雄株のようです。 比較のために11月に同じアングルから撮った写真を並べました。
善行のカイノキ(楷の木) 2009-12-23 | カイノキ(学問の木) 小田急線善行駅近くにある県立総合教育センターです。 11月に伊勢原・岡崎まで見に行ったカイノキが、このセンターにあると聞いたので訪ねました。 正門から入った通路の左右に4本ずつありました。 通路の右手の4本をまとめて一線にして画面に納めたものです。 4本のカイノキを横に並んだ状態で撮りました。 すでに葉が落ちているので残念でしたが、来年は時々のぞきに来ようと思いました。 左右の4本の中、1本ずつが雄株のようでした。 雌株は葉も実も落ちていましたが、雄株はところどころに葉が残っていました。 紅葉が美しいと言われていますが、その気配はありませんでした。 木の下に、カイノキの説明板がありました。 はじめ大きく書き出し、だんだん字が小さくなり、どうにか1枚に収まったという説明板です。
レモン・ポンデローザ 2009-12-22 | 藤沢 鵠沼散歩の途中で、民家の生垣で面白い果実を見つけました。 柑橘系の果実らしいということは分かったのですが、見た記憶はありません。 近づいてよく見ると果実の陰に説明ラベルがありました。 レモンの一種で「レモン・ポンデローザ」と言い、地中海地方原産とありました。 よく質問されるので、ラベルを用意したようです。
松が岡5丁目の里山 2009-12-21 | 藤沢 鵠沼松が岡5丁目の里山を見に行きました。 「鵠沼の緑と景観を守る会」が活動して、藤沢市の管理地になったと聞いていたからです。 住宅地に囲まれた現場には、ささやかな看板がありました。 自然を残すことが狙いなので、特別な手入れはされていないようでした。 古くからある小さな階段を登って、緑地の中に入りました。 里山ジャングルといった雰囲気でした。 ここも昔は砂丘で、砂防のための黒松が植えられたところです。 ビワなどもありますが、これは近くの人が種を投げたためでしょう。 住宅に囲まれわずかに残った緑地ですが、 高さがあるため尾根の黒松は松が岡のシンボルのようです。 あるがままに残すのは難しいことですが、「守る会」に感謝です。
個人的には地獄坂 2009-12-20 | 藤沢 鵠沼にある昔の砂丘を上る坂です。 この坂は上るほど幅が狭くなり、坂を上りきるとその向こうは下り坂です。 この坂を車で上る時は、対向車が来ないことを願いながら上ります。 坂の途中で対向車に出会うと、止む無くバックしなければなりません。 個人的にはこの坂を「地獄坂」と呼んでいます。
でんき自動車「ジラソーレ」 2009-12-19 | 藤沢 鵠沼公民館の中庭で面白い自動車に出会いました。 藤沢市が今年の2月に導入した公用電気自動車「ジラソーレ」です。 イタリア製で日本の軽自動車よりひとまわり小さく、 2人乗り・左ハンドル・後輪駆動で最高速度65km/hです。 環境問題に積極的に取り組むための先行実験のようですが、 何故イタリア製なのかと考えてしまいました。
鵠沼公民館開設50周年 2009-12-18 | 藤沢 鵠沼公民館の玄関の上に、横長のポスターが貼ってありました。 公民館が開設されて今年で50周年を迎えた行事案内でした。 藤沢市の公民館の中では2番目に古い公民館です。 鵠沼公民館は古くから充実した活動を続けたこともあって、 平成元年(1983)日本書籍発行の教科書「小学社会4」に14ページにわたって紹介されています。 ここでは「公民館まつり」が紹介されています。 公民館活動の様子も紹介されています。 「おばさん」と「おばあさん」が元気に活動していると書いてあるのが、面白いです。
蓮池の今昔 2009-12-17 | 藤沢 40年以上前の古い写真の中から、鵠沼の蓮池が写っている1枚を見つけました。 鵠沼女子高(現在は鵠沼高)の校舎の手前にある蓮池で少年たちが釣りをしています。 これは現在の同じ場所の風景です。 川跡池の蓮池は、長い間その保存のために「蓮池を守る会」が活動を続け、 紆余曲折がありましたが、現在は藤沢市の管理地になっています。 いちめんに生えていたアシを刈り取った後なので、今が一番きれいな時です。 鵠沼高の校舎近くから見た蓮池です。 池の向こうには、蓮池を一部埋め立て整備された鵠沼高のグラウンドがあります。 注)現在蓮池は2つあり、ここは第1蓮池で、実際に蓮が見られるのは、近くにある第2蓮池の方です。