汽車道から離れて、今度は馬車道に向かいました。この道に「人は右、車馬は左」という交通標識があった古い記憶があります。地下鉄馬車道駅の構内に、開発に伴って壊された古い構築物の一部が、オブジェとして飾ってありました。
日が傾きかけた「みなとみらい新港地区」の汽車道です。古い貨物線が、今では人が歩く汽車道として、観光の目玉の1つになっています。紅葉をみながら帰り道を急ぐ人たちの左手に、何故だか繭玉のようなオブジェが置いてあります。
横浜赤レンガ倉庫の近くで、客待ち中のベロタクシーを見かけました。21世紀の輪タクです。環境問題がますます重さを増す時代ですから、こうした乗り物が普及しても良さそうですが、世界的な不況のためでしょうか、多くの人はしっかり歩いていました。
山下公園から臨港線プロムナードを進んで、大桟橋を過ぎたところで、工事が進行中でした。開港150周記念のプロジェクトとして進行中の象の鼻パークの建設工事です。古い港の施設で、象の鼻のような防波堤が残っているので、その近くに公園を作っているようです。
山下公園の「赤い靴はいてた女の子」の像です。童謡では、このあと「異人さんにつれられて行っちゃった」と続くので、悲しくさびしい歌になっています。横浜生まれで、異人さんにこだわりはありませんが、この歌詞にはミステリーを感じます。
快晴の山下公園へ出掛けました。元町から公園に向かうと、最初に目に入るのは氷川丸です。1930(昭和5)年竣工の貨客船で長い間活躍し、1960(昭和35)年に引退し、翌年から山下公園に係留されていましたが、2006年12月で営業を終了しました。古い船なので、スクラップになったのかと思っていましたが、今年の4月からリニューアルオープンされていました。
昨夜の風で、紅葉を楽しんでいたナンキンハゼの葉がすっかり散ってしまいました。代わって、ハナミズキの紅葉が目立つようになりました。今日も風が吹いているので、いつまで持つか心配です。今夜あたりから、冷え込みが本格化するようです。
今年もクリスマスホーリーの実が赤くなりました。鉢植えなので、日差しの良い場所に置き、虫にも気をつけたのですが、葉が良く茂った割には、実の数はあまり多くありません。別名セイヨウヒイラギと呼ばれるようですが、この木は丸葉です。