鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

茶のみ処大船軒

2015-01-31 | 鎌倉



大船駅近くの旧道沿いで山際に建つ古い洋館です。
「茶のみ処・大船軒」という看板があったので、しばらく眺めました。
後で分かったことですが、ここは駅弁「鯵の押し鮨」で有名な明治31年創業の老舗「大船軒」の建物でした。


大寒のフラワーセンター

2015-01-28 | 鎌倉



花の季節ではない大寒の大船フラワーセンターに寄りました。
人影のないケヤキ林の一角です。



芝生の向うに立っている高い木立は「かくれんぼ」の木だそうです。
よく見ると梢近くに鳥の巣がかくれていました。



片隅のパンジーの中で、小人のような花が「春になったらまたお出で!」と言っていました。


八雲神社

2015-01-26 | 鎌倉



祇園山展望台から山を下り、八雲神社に着きました。
八雲神社は疫病を鎮めるために京都の祇園社の祭神を勧進したと伝わっています。
鎌倉最古の厄除け神社です。



境内右手に祇園山ハイキングコースの案内板がありました。
妙法寺からのコースは案内板にはありませんでした。



八雲神社の社殿の左手に、3つの稲荷神社が並んでいます。
よく見ると右手の社には猫が並んでいましたが、特別な説明はありませんでした。



鎌倉駅までの帰り道、なつかしい感じの酒屋の前を通りました。



街中を流れる滑川では、カモが2羽ゆっくりと泳いでいました。

妙本寺裏山から祇園山展望台へ

2015-01-25 | 鎌倉



妙本寺祖師堂の裏山を上って、祇園山ハイキングコースに向かいました。
あまり利用されていない急峻な道で、文字通り手足を全部使って、木の根を掴みながら這い上がりました。
木立越しに振り返った祖師堂です。



どうにかハイキングコースに辿り着き、祇園山展望台の方へ進みました。



木漏れ日を楽しみながら、のんびりと尾根道を歩きました。



展望台に着きました。
石造物がありますが、壊されたようで、正体不明の状態でした。



展望台からの眺望です。
鎌倉の市街と由比ヶ浜、稲村ケ崎の海岸線が見渡せました。

比企谷・妙本寺

2015-01-24 | 鎌倉



バスで鎌倉まで行き、妙法寺総門の前に立ちました。
総門の右手にある面白い建物は比企谷幼稚園です。



総門を入ると、長い参道が続いています。
左手の小高い場所に方丈や本堂がありますが、木立に囲まれた道を真っ直ぐ進みました。



四天王の内の持国天と多聞天を安置する二天門です。
二天門の周りでスケッチをする人たちがいました。



二天門には龍の彫刻が掲げてあります。
この下で手を叩くと龍の声が聞こえるという言伝えがあるようです。



天保9年(1838)建立の日蓮聖人を祀る祖師堂です。
この谷は「比企の乱」で滅亡した比企一族の屋敷跡と伝わっています。


石垣山一夜城④

2015-01-23 | あちらこちら



石垣山一夜城公園の駐車場横にあるヨロイズカファームに面白い馬の親子像がありました。
農場の素材を組み合わせて作った作品のようです。



帰りは車も通る石垣山農道を、ゆっくりと眺望を楽しみながら下りました。



ミカン畑の向うに丹沢山塊がパノラマのように見渡せました。



新幹線の高架に近づくと、海蔵寺の門前に出ました。
奥に堀秀政の墓がありますが、足の疲れもあって割愛しました。



上る時に眺めた魚籃観音の足下に並んでいた六地蔵です。
気持のよい快晴と素晴らしい展望に感謝して一礼し、早川駅に戻りました。

石垣山一夜城③

2015-01-22 | あちらこちら



約1時間ひたすら関白農道を上り、ようやく石垣山一夜城歴史公園に着きました。



一夜城の城跡は全体として森林の雰囲気ですが、二の丸跡は芝生広場が整備されていて公園らしくなっていました。



本丸跡にある物見台からの眺望です。
小田原城下、足柄平野、大磯丘陵、相模湾から三浦半島、房総半島が見えました。



南曲輪から本丸跡に上る石畳です。
本丸跡は森の中の陽だまりですが、「まむし注意」の標識があちこちにありました。



南曲輪下の石垣です。
一夜とは思いませんが、急いで造った石垣跡といった感じはしました。

全体として極めて自然な城跡で、素朴な雰囲気に満足しました。

石垣山一夜城②

2015-01-21 | あちらこちら



石垣とミカンと青い空です。



暫く行くと、大きな木が迎えてくれました。
ミカン畑が出来るずっと以前からここに立っていたのでしょう。



突然目の前に「牛糞堆肥販売」の看板が現れました。



公園のような緑地の向うに小田原の市街がよく見えました。
その先は相模湾の海岸線です。



素晴らしい展望にミカン畑の高みで手を上げている人影です。

石垣山一夜城①

2015-01-20 | あちらこちら



初めて東海道線早川駅で下車しました。
豊臣秀吉が小田原北条氏を攻める時、一夜で城を築いたと伝わる石垣山一夜城が目的地です。



道標に従って駅裏にまわると、民家の屋根越しに魚藍観音が見えました。
豊漁を祈願する白い観音様です。



新幹線の高架下を抜けて、関白農道の上り口に入りました。
ここから一夜城公園までは約50分の連続の坂道です。



暫く坂道を上ったところで海の方を振り返りました。



関白農道は主にミカン畑の中を抜ける農道で、両側は石垣になっていました。

キジバトがやって来た

2015-01-19 | 小さな庭



曇り日の早朝、久し振りにキジバトの番(つがい)が小さな庭にやってきました。
あわてて窓越しに撮ったのでピンボケです。



右手の雄(?)がいろいろ気遣う様子が可笑しかったです。
時々1羽で来ることがありますが、抱卵中は交代で出掛けるのだそうです。

新春に買った2冊

2015-01-18 | ペーパーバックス



新春に買った2冊のペーパーバックスです。
左の本は、ジェフリー・アーチャーのクリフトン年代記の4巻目です。
3巻で終わりと思っていたら、5巻目も出るようです。
右の本は、フランスののスリラーで、評判の高い本のようです。
フランス語は駄目なので、英訳本を手に入れました。

新春・光明寺

2015-01-17 | 鎌倉



材木座海岸近くにある光明寺の総門前です。
おぼろげな記憶を除くと、ここを訪ねるのは今回が初めてでした。



鎌倉最大の三門といわれる間口16m、奥行7m、高さ20mの光明寺の山門です。
弘化4年(1847)の再建で創建時はもっと大きかったようです。



元禄11年(1698)建立で、現存する木造古建築では鎌倉一と言われる大堂(本堂)です。
見た目も確かに立派なお堂でした。



大堂右側には三尊五祖の石庭があります。
日差しの明るい石庭の見える回廊で老人が数独に励んでいました。



大堂左の回廊の側には古い石塔が集められていました。



大堂の回廊から開山堂に近づき、記主庭園を眺めました。
庭園奥の大聖閣は、法然上人没後800年を期して建てられたようです。



境内左手にある開山堂です。
平成14年の再建で一番新しい建物のようでした。

海辺の明るい新春の境内をのんびりと散策させて頂きました。