鎌倉市扇ケ谷にある寿福金剛禅寺(寿福寺)の外門です。
北条政子が正治2年(1200)に夫源頼朝の菩提を弔って建立した鎌倉五山の第三位の寺です。
寿福寺境内は国指定史跡に指定されています。
外門から山門までの参道は桂敷きという技法で作られた石畳みの道です。
山門から先は通常は非公開なので、ここからきょろきょろのぞくしかありません。
山門から見た仏殿です。
釈迦如来坐像、文殊菩薩像、普賢菩薩坐像等が祀られていますが、正月の特別拝観時に来る必要があります。
仏殿左脇には指定天然記念物のビャクシンの大樹があります。
境内裏手の墓地には古いやぐらが並んでいます。
北条政子の墓と言われる五輪塔です。
これは源実朝の墓で、唐草牡丹の模様があることから「唐草やぐら」と呼ばれています。
高浜虚子の墓です。
これは大仏次郎の墓です。