鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

北浦和公園①カイノキ

2010-09-30 | カイノキ(学問の木)


JR北浦和駅西口です。
昨年から始めたカイノキ探訪のためにやって来ました。


駅の正面を真っ直ぐ進むと、そこが北浦和公園です。
この公園にあるカイノキを見に来たのですが、
入口の案内板には何も書かれていませんでした。


公園の中にある美術館の裏手まで行くと、
お目当てのカイノキに会うことが出来ました。
浦和市(現さいたま市)指定天然記念物です。


教育委員会の掲示板が立っていました。
旧制浦和高等学校の先生が中国の孔子廟から種を持ち帰って育てたようです。


カイノキの葉の形状をはっきり確認するための写真を撮りました。
カイノキを識別する参考資料にします。


カイノキの側に、旧制浦和高等学校の学生像が建っていました。
ここはその昔、旧制浦和高等学校が在った場所です。  

尾曲がり猫

2010-09-29 | 猫たち


本当に久し振りに白猫アップルちゃんがやって来ました。
我が家の古ベンチで一休みしていたようです。
撮った写真を眺めながら気がついたのですが、
アップルちゃんの尾っぽは、後ろ足と同じように曲がっています。
尾曲がり猫です。

バス停メルシャン前

2010-09-28 | 藤沢


おしゃれ地蔵からの帰り、バス停メルシャン前でバスを待ちました。
後ろを振り返ると、銀色の細長いタンクが並んでいました。
「ここはメルシャンの工場だ」と言う実感がしました。
メルシャンがキリンHDの完全子会社になるというニュースがあったことを思い出しました。

おしゃれ地蔵

2010-09-27 | 藤沢


引地山養命寺の側を通る東海道の向こう側におしゃれ地蔵があります。
小さな地蔵さんですが、参詣する人が多いようで、花や供物がきちんと飾ってありました。


教育委員会の解説がありました。
女性の願い事が叶うと、お礼に地蔵の顔に白粉を塗るのだそうです。
確かに地蔵の顔は白粉で白くなっています。
願い事がよく叶うのでしょう。

引地山養命寺

2010-09-26 | 藤沢


引地橋の近くにある引地山養命寺を再訪しました。
霊園開発の成果でしょうか、境内がすっきりと整備されていました。


本堂の戸が開いていたので、内部の様子を撮らせてもらいました。
ここには国指定の重要文化財の木造薬師如来像があるのですが、
寅年の4月12日にしか公開されません。
今年はその寅年ですが、すでに9月、時遅しでした。


境内にある石造物です。左端の石碑は「三界万霊供養塔」で安永4年(1775)の建立です。
「三界」とは、「前世・現世・来世」、または「三千世界」(この世のすべて)を表わす言葉のようです。

浄土宗本願寺

2010-09-25 | 藤沢


引地川の柏山橋を渡って左岸を下ると、すぐ左手に浄土宗本願寺があります。
最近住宅を新築したようで、右手の明るい参道を上りました。


墓地へ上る階段の脇に、古い墓石等の石造物がまとめてありました。
ゆかりなど不明ですが、まとまっていると時の流れを感じます。


境内を一周して帰り際、参道の右手に古い庚申供養塔を見つけました。
資料によると享保元年(1716)の建立とされていました。





木立の中の高級車

2010-09-24 | 藤沢


柏山稲荷神社の川沿いの木立の下に、大型外車3台が放置されています。
2台はどうやらロールスロイスです。ナンバープレートもしっかり付いています。
私の記憶では10年以上、ひょっとして20年以上前からここに置いてあるような気がします。
あまりに立派な車なので、誰も手を出さないのでしょう。

厳島千人力弁天社

2010-09-23 | 藤沢


柏山稲荷神社の境内は引地川沿いに広がっています。
木立に囲まれて池があり、朱塗りの橋が架かっていました。


池の縁を周ると、橋の正面に出ました。
弁天橋でした。


真上の鳥居に「厳島千人力弁天社」の額がありました。
縁起によると、「女の人だけで、社殿を建てよ」という竜神大神のお告げあり、
柏山神社の信者が相談して、女人千人で社殿建築に努力したようです。


伝説によると、この弁天社は大庭景親が厳島神社の分霊を勧進したものと伝わっています。

柏山稲荷神社

2010-09-22 | 藤沢


引地川を東海道が渡る引地橋の上流、西側に柏山稲荷神社があります。
保元3年(1158)創立で、大庭城主大庭三郎景親が勧進したと伝わっています。
大庭城が築かれていた時代、この辺りに堰があったので、
堰守の吉田将監の屋敷跡とも言われています。


境内の石碑によると、現在の社殿は昭和11年(1936)落成です。
東京築地の人が霊夢により神社改築を志し仲間を募り、
地元の有志と協力して建立したと記してあります。







城南・城(タテ)神明社

2010-09-21 | 藤沢


明治小学校正門前の小高い丘の上にある城神明社です。
創立永久5年(1117)鎌倉権五郎景政の勧進と伝わっています。
この地域は城(タテ)と呼ばれていますが、
このあたりに大庭氏の館があったもの推定されています。


境内の右手で赤い屋根が輝く鐘楼です。
隣に防災倉庫が置かれていました。


鐘楼の鐘に近づくと「城神明社」の文字が読み取れました。


社殿の左手には、古い石造物がまとめてありました。
この神社は祭神が天照皇大神なので、
土地の人は「お伊勢の宮」と呼んでいるようです。



有形文化財・旧近藤邸

2010-09-20 | 藤沢


今年7月、旧後藤医院が国登録有形文化財になりましたが、藤沢市では2件目です。
1件目は、市民会館の前庭に移築保存されている旧近藤邸です。
大正12年(1925)に辻堂東海岸の松林3000坪の敷地に建てられた別荘です。
昭和56年(1981)に現在の場所に移築されました。


設計者遠藤新は、帝国ホテル旧館の設計者ライトに6年間師事し、
和洋を組み合わせた独自な様式を編み出したと言われています。
平成元年、かながわの建築100選にも選ばれています。
敷地の狭さと樹木が繁ったこともあって、やや窮屈なイメージに見えるのが残念です。

旧後藤医院の隣地

2010-09-19 | 藤沢


現在「鵠沼橘市民の家」として利用されている旧後藤医院です。
先日、右隣の家が取壊され砂地になっていたので、その後の様子を見に行きました。


あっという間に有料駐車場が完成し、すでに営業を開始していました。
しかも満杯の盛況でした。


有形文化財の建物に直接排気ガスが吹きかかる心配がありますが、
止むを得ないということでしょう。

読書の秋

2010-09-18 | ペーパーバックス


ようやく秋らしくなって来たので、読書を楽しむ気分になりました。
ダン・ブラウンの「ロストシンボル」がやっと手に入ったので、目下半分まで読んだところです。
「ダビンチコード」と比較するのはまだ早そうです。
ジョン・グリシャムの「アソシエィツ」は久し振りに良く出来ているという評判なので、
次の出番を指名しました。

ハチス見物

2010-09-17 | 藤沢


やっと猛暑の夏から抜け出したようなので、蓮池の様子を見に行きました。
ハチス(蜂巣)の出来具合を確認するためです。
立派なハチスが出来ていました。


良く見ると出来具合はいろいろで、「蜂巣」とは思えないのもありました。
このまま保存したいほどきれいですが、やがてリアルな「蜂巣」に変わります。


ハスは花期が長いので、よく見ると、咲いたばかりの花もありました。
最終舞台を飾るハスの花です。