辻堂海岸
2007-02-27 | 藤沢
鵠沼海岸の西隣に辻堂海岸があります。鵠沼海岸は、湘南海岸公園として整備されていますが、辻堂海岸は昔の素朴な海岸の雰囲気を残しています。砂防柵がたくさんありますが、砂で埋まり、砂丘のようになっている場所もあります。
暖冬のおかげでミモザアカシアが昨年より3週間も早く満開になりました。今朝はこの冬一番の冷え込みですが、快晴の空の下、黄金色の花が輝いています。この後に続くいろいろな花も、今年はみんな早くなりそうです。
今日一生
2007-02-25 | 藤沢
母の部屋の壁にかかっている、陶板に貼り付けた色紙です。「今日一笑」、「今日一楽」など、いろいろありますが、平均寿命を越えると、「今日一生」が最もふさわしい言葉のようです。フォトブログを楽しむ立場としては、「今日一撮」が日々の目標です。
藤沢の渡内地区にある禅寺天嶽院の山門です。明応4年(1495年)北条早雲開基の寺で、山門は茅葺です。天正4年(1576年)と安政2年(1855年)の火災で建物は焼失し、平成10年に20年がかりの復興が完成した、見るからに新しい寺院です。ただこの山門だけは、最期の火災をまぬがれたもののようです。
湘南海岸公園の平和の像です。平和を希求して、ハトを片手に遠く富士に向かって立つ若者の裸像です。そのハトの上に、カラスが後ろ向きにとまっています。世界には休みなく争乱が続いています。小さなこの惑星が平和になることは、はかない夢なのでしょうか。
境川を少し遡った左岸に大鋸という地区があります。昔この辺りに船大工が住んでいたので、大鋸と呼ばれたようです。その川沿いの崖に張り付いたような石碑を見つけました。上部は壊れてありませんが、下部に「石仏眠れる霊を慰めん名もなき花や香の匂い 昭和二十一年一月」と刻まれていました。終戦の翌年、私はまだ岩手の山奥に疎開していた頃です。
初雪がないまま、春一番が吹きました。一本松の根方に、松葉と松ぼっくりが沢山落ち、雨の流れに沿ってかたまっています。通りに落ちた分は、せっせと掃除しましたが、庭の中の分は、とりあえずそのままにしてあります。
勝手に「青葉通り」と名づけていますが、家から海岸までの道の一つです。昔からの道幅が狭いところが残っているため、車の通行が少なく、育った樹木が緑のトンネルになっていて、のんびり歩くには最適です。わがままですが、開発が進まないことを願っています。
写真中央のビルは、新宿駅西口のエル・タワーです。最近は年に1,2回、このビルの28階を訪ねます。サービスセンターで、デジタル一眼カメラのローパスフィルターの掃除をしてもらうためです。2時間ほど待たされて、費用は千円です。技術習得の講習は無料ですが、クリーニング・キットと電源コードを購入すると約二万円なので、時々新宿まで出掛けることにしています。
川沿いの散歩道で、早咲きの桜を見かけました。まだ植えたばかりの若木ですが、きれいに咲いていました。早咲きの桜に緋寒桜という種類がありますが、これがその桜かどうかは分りません。今日も暖かく、ますます春めいています。
片瀬山に登る自動車道に沿った崖に頑張っている樹です。丘陵の殆どが住宅地に変わりましたが、境川に沿った崖は昔ながらの緑が残っています。崖の上部で、一杯の日差しを浴びて、のびのびと枝を伸ばしている樹です。遠くに藤沢駅周辺の市街が見えます。
観測史上初めて今年は雪が降らない可能性があるという予想です。暖かな日差しの中、片瀬山にある不思議な緑地帯を歩いてきました。40年以上前から、片瀬山の下から頂上まで、緑地のまま維持されています。都市計画道路の予定があったような気がするのですが、調べても分りません。青い空に白い雲が浮かんでいます。