JR藤沢駅から東へ15分ほどのところにある清水谷戸を訪ねました。川名緑地の一部、鎌倉と藤沢の境目の地域で、貴重な自然が残されています。谷戸の奥まで入ったところに、奈良時代の墓跡と言われる横穴がありました。頑張って這い上がれば、中が見えそうですが、史跡保存のため、あきらめました。ネット情報によると、ここでフクロウが子育てをすると書いてありました。
3月下旬、昼の銀座通りです。歩行者天国ですが、始まったばかりで、まだ人影も少なく閑散としています。3週間前に来た時は、名のみの春の感じがしましたが、桜情報がにぎやかになると、さすがに銀座も春らしくなりました。ゆっくりと銀ぶらを楽しみました。
伊勢山公園に桜を見に出掛けましたが、まだ見ごろではありませんでした。公園の片隅の庚申塔の石仏が、暖かな日差し中、春眠を楽しんでいるように見えました。これでは、あまり難しい願い事は頼めそうにもありません。おだやかな気持ちと共に石段を下りました。
通りがかりに見つけた、ごみ集積場のカラスです。ペットボトルをベースに、なかなか上手にカラスの造形が出来上がっています。カラス対策が目的ですが、一生懸命このカラスを作っている人の気持ちを考えると、ものづくりの楽しさが伝わってきます。カラス対カラスの対決結果はどうなったでしょうか?
藤沢橋の交差点の近くで見つけた美容室です。店名をどのように読むのか、ちょっと考え込んでしまいました。確かにカタカナで「バイオリン」を「ヴァイオリン」と書く場合はありました。しかし、ひらがなの「う」に濁点が付いたのは今まで見たことがありません。交差点の渋滞中、気がついた車の中で、いろいろと議論が沸きそうな店名です。
ツバキの花が咲き始めました。ツバキの花は変化が激しく、すぐに形がくずれてしまいます。天候と日差しの条件もあって、きれいに撮るのに意外と苦労します。ツバキは花の後も大変です。チャドクガの発生を予防するために、風通しを良くし、小鳥が木の中に入りやすくなるよう、剪定が必要です。
花がうまく咲かないので、何度か場所を変えましたが、今年は日向ミズキがきれいに咲きました。小さな木で、花も小さいので、華やかとはいえませんが、「ここにも春が来ました」という感じです。2日ほど暖かい日が続きましたが、今日は寒い日になりそうです。
肥上道
2006-03-12 | 藤沢
海岸を走る国道134号線に平行して、内側の住宅街を走る、なんの変哲もない道路です。この道に、昔は肥上道(こえあげみち)という名前がついていたようです。郷土資料によると、この地域が開発され、別荘や療養地として、人々が住むようになった頃、引地川沿いの農家の人たちが、この町の下肥を集めて運んだため、このような名前で呼ばれた、とあります。有機肥料全盛の時代の話です。