鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

発車時刻案内の異変

2006-04-29 | 藤沢
横浜駅で京急線に乗換え、ホームの発車時刻案内を見ると、こんな表示になっていました。何かあったにしては、乗客は落ち着いています。構内放送によると、JRでトラブルが発生し、京急線に振替え乗車が急増し、ダイヤが乱れたのが原因のようです。時刻が確定できない時は、「0:00」と表示されることを学びました。

タブノキにタブの花咲く

2006-04-26 | 藤沢
湘南地方の常緑樹、タブノキをやっと見極め出来るようになりました。これは片瀬山北公園のタブノキです。公園を作る時、そこにあった樹をそのまま残したのでしょう。日当たりが良いので丸々と茂っています。

    
ちょうど、黄緑色の小花が咲く時期で、なかなかにぎやかです。よく見ると小さな虫たちも集まっていました。秋には紫黒色の球が実るようようなので、追跡調査を計画します。

ウラシマソウ

2006-04-25 | 藤沢
里山散歩で、もう1つ面白い花に出会いました。ウラシマソウ(浦島草)です。花の先端が釣り糸のように伸びるので、このような名前が付いたようです。何故このように花の先が伸びるのかについては、まだはっきりした説明は出来ないようです。

            
葉裏に花がかくれるので、うまく写真が撮れません。上はやや正面、下はやや横顔です。なんとか釣り糸の行方が確認できます。

クマガイソウ

2006-04-24 | 藤沢
里山散歩の途中で、幻の花と言われているクマガイソウに出会いました。平家物語に登場する熊谷直実が戦場で背負った母衣(ほろ)にちなんで名付けられたようです。母衣掛け草とも呼ばれます。

    
これはクマガイソウの群落です。
平家物語の一の谷の合戦では、熊谷直実が平敦盛を討つた話が有名です。その影響もあるのでしょうか、アツモリソウという花もあるようです。こちらは、幻の中の幻の花とされているので、簡単には出会えそうにありません。

江ノ島道道標

2006-04-21 | 藤沢
江戸時代、藤沢宿から江ノ島までの道沿いに、杉山検校が48基の道標を寄進したと伝えられています。これらの道標には、「えのしま道」「一切衆生」「二世安楽」と刻まれています。これは遊行通りのロータリーにある道標です。「一切衆生」とは誰でもが仏になれるといったような意味のようです。

    
夕方で少し暗くなっていますが、これは鵠沼神明の法照寺入り口にある道標です。
道端で傾いていますが、「二世安楽」が読み取れます。この世だけでなく、あの世でも安楽な生活が保証されますようにという願いでしょう。

タンポポはみんな根性持ち

2006-04-20 | 藤沢
ダイコンが舗装道路の隙間に生えると、「ど根性ダイコン」ともてはやされます。
同じ舗装道路で、ちょっとした砂だまりにタンポポが生えても、誰も驚きません。
タンポポは、どこにでも生えるのがその生き方の基本で、みんな根性持ちだからでしょう。
あまり元気なので、道路を掃除する時、そこを避けてしまいます。

大手濠の鯉

2006-04-15 | 東京
皇居を囲む濠の中で、竹橋から大手門までの間の濠が大手濠です。八重桜と新緑を楽しみながらぶらぶら散歩しましたが、濠の水はよどんでいて、お世辞にもきれいとは言えません。かなり大きな鯉がいますが、ぼんやり見えるだけです。

    
それでも、しばらく水の中を見つめていたら、突然緋鯉が現われました。水に浮かんだ桜の花びらをつついて遊んだあと、また水の中に消えました。

藤田嗣治展

2006-04-14 | 東京
東京国立近代美術館に藤田嗣治展を見に出掛けました。混みあうと思ったので、土日は避け、天候も場合によっては雨という日を選びましたが、やはり混んでいました。地下鉄の竹橋駅を一緒に降りた人の殆どが、そのまま美術館に向かうのですから、大変です。それでも、展覧会はなかなか面白かったです。

    
帰りは北の丸公園を散策した後、大手濠に沿った八重桜を楽しみながら東京駅まで歩きました。途中で通りの向こうに気象庁のビルがあるのに気づきました。気象庁の職員は、この辺りの桜の重さを量って、開花予想をするようです。

立石海岸

2006-04-10 | あちらこちら
曇天でしたが、クラフト・ギャラリーを訪ねて、横須賀市秋谷の立石海岸に出掛けました。開店30分前に着いたので、店の前の海岸でしばらく時間をつぶしました。波打ち際に、大きな岩のブロックが立っているので、立石というようです。
足元の岩の模様が面白かったので、オブジェのように撮ってみました。

    

            

            

利休梅の顔二つ

2006-04-09 | 小さな庭
利休梅の花が盛りになりました。しなやかで、風にゆれる様子が美しい花ですが、素人写真では、そのイメージを伝えるのは難しすぎます。そこで、横顔と正面の二つの画像を紹介します。先ず、横顔の利休梅です。

    
これが正面から見た利休梅です。

ツバキの千秋楽

2006-04-07 | 小さな庭
一本松の根方のツバキですが、今年は良く咲きました。まだたくさん花がありますが、下に落ちた花のほうがはるかに多く、掃き集めて袋に入れるとずっしりと重く感じます。ツバキもいよいよ千秋楽といったところです。

砂防柵のある風景

2006-04-06 | 藤沢
江ノ島の見える海岸、手前に見えるのは砂防柵です。海岸には階段状の砂防堤防があり、その後ろに黒松の砂防林もあるのですが、海岸の最前線で砂を防いでいるのは、この砂防柵です。夕方、サーファーが1人引き上げて来ます。もう海にはあまり人が残っていません。

    
砂浜から見た砂防柵と階段状の砂防堤防、またその後ろに砂防柵が見えます。堤防の上の通路を、犬を乗せた自転車が走っています。ここまで犬を運んで来て、犬の散歩をする人が多いようです。ペット優位の時代です。

ダイヤモンド富士(春)

2006-04-04 | 藤沢
知人から電話で、湘南海浜公園で午後5時47分にダイヤモンド富士が撮れるとの連絡がありました。風が強かったのですが、道具を担いで自転車で出掛けました。ネット情報では、海岸にある地形図の「湘南海浜公園」の「海」の字のあたりが良いと書いてありました。とにかく、その場所で落日を待ちました。

    
太陽は、富士山頂のやや右肩から沈みました。山頂付近に、雲が少しあったので、ダイヤモンドのようなきらきら感は撮れませんでした。フイルター等工夫すれば、もう少しうまく撮れるのかも知れません。荒波の中でサーフィンを楽しむ人たちを画面に取り込みました。

夕映えの桜

2006-04-02 | 藤沢
夕方、鵠沼神明の辺りを散策しました。古くから人が住み、「鵠沼本村」と言われた地区です。「神明さま」と呼ばれる神社を詣でて、裏の公園に行くと、美しい満開の桜に出会いました。日が西に傾いて、足元は暗くなり始めていましたが、梢はまだ輝いていました。

    
公園には、桜の下のベンチに男の人が1人いるだけで、静かそのものです。「春宵一刻値千金」という漢詩がありますが、確かに儲かったような気分でした。帰り道、富士山頂の右肩に沈む夕日を見ました。

石崎川の桜

2006-04-01 | 横浜
私が育った横浜の石崎川の桜です。久しぶりに川沿いの道を歩いて、子どもの頃の記憶とあまりに違うので驚きました。この川でハゼを釣り、モチをつけた竿でトンボを追いかけました。川岸には、電柱置き場の原っぱがあり、暗くなるまで群れ遊んでいました。

    
こんなに大きな桜並木が育ち、川沿いに歩道も整備され、川の中にはコイが群れ、水面にはカモが遊んでいます。環境がすっかり整備され、きれいな街になりました。残念なことは、ここには群れ遊ぶ子どもがいないことです。