いよいよ明日は大晦日です。と言っても、何か特別な準備はありません。とりあえず、玄関の掃除を少し丁寧にするくらいです。この玄関は、5年前、英国の古い扉を見つけて改造しました。ガラスに彫られた模様が気に入ってます。防犯の立場から見ると、まったく無用心な扉です。
引地川でガチョウに会いました。ガチョウは野生のガンを古代エジプト人が飼いならしたのが始まりだそうです。フランス料理のフォアグラは、無理やり肥らせたガチョウの肝臓です。このガチョウは中国でサカツラガンから作り出された、シナガチョウのようです。
川の手すりで頑張っていた勇気あるユリカモメに、もう少し接近したところ、飛び上がりました。カメラを構えていたので、なんとか撮ることが出来ました。家に戻って、写真を見ながら、その昔、「カモメのジョナサン」という本がベストセラーになったことを思い出しました。
川沿いの散歩道から、川面に浮かぶユリカモメの群れが見えました。立ち止まってカメラを構えると、餌をくれる人と間違えて、いっせいに飛び上がって近づいて来ました。しばらくして、みんな川面に戻りましたが、一羽だけ頑張って手すりに止まり、こちらを観察していました。勇気あるユリカモメです。
ビルの耐震強度の偽装問題で騒がしい毎日ですが、残念なことに、藤沢市のマンションがその中でも最も耐震強度が小さく、日本一になりました。「あのマンションを見たか?」と言う人が多いので、散歩のついでにのぞいて来ました。外観からは何も分りません。困ったものです。
深夜、テレビで名画の再放送を楽しんでいた時です。「パキン」という音と共に、雨戸に何か突き当たりました。何度か同じような物音が続きましたが、映画のストーリーの展開もあって、そのままにしました。朝になって、庭に落ちたフジの実の鞘と種を見て納得しました。この季節、フジは鞘が弾けて、種を飛ばすのです。
私の記憶の中では、駄菓子屋には一定のイメージがあって、それは大変懐かしいものです。バス停駄菓子屋の周辺を調べると、通りの向うに確かに駄菓子屋がありました。しかし、それは私の駄菓子屋ではなく、外から眺めるだけで、中に入る勇気はありませんでした。
画面中央のビルは、横浜港近くの高さ296mの日本一のビルです。手前の人が歩いている道は、昔は貨物を運ぶための線路でしたが、今は汽車道と呼ばれる遊歩道です。子供の頃、桟橋ではぜを釣ったことを思い出しながら、昼下がりの港町を散策しました。
横浜港の赤レンガ倉庫です。明治末期から大正初期に国の模範倉庫として造られ、港の物流拠点として活躍しました。今は「港の賑わいと文化を創造する空間」として、新しい役割を果たしています。久し振りに、子供の頃遊んだ場所を歩いてみました。
今年の柿は「想定外」の豊作でした。例年だと、柿の葉が落ちる頃には、実は一つもなくなっていましたが、今年は遅くまで実が残り、よく熟して彩りも綺麗で目を楽しませてくれました。それでもいよいよ数が少なくなりました。「名残り柿」です。
散歩道の少し急な傾斜をを下った場所で、黄葉がきれいな大きな樹に出会いました。根本に標識があり、ムクロジとありました。説明文によると、高さ20m位になる落葉高木で、硬くて丸い黒い種は、追羽根に使われる、とありました。正月の羽根突きの羽根のことです。
里山散歩道を辿ると、尾根が開けたところがあり、今では貴重になった里山のつながりが見えました。はるか彼方の山並みは、右から左に、鎌倉大仏の裏山から、鎌倉八幡宮の左手にある源氏山へ続くハイキングコースのあるところです。この景色の手前、「川名緑地」を残すために、NPOが活動しています。