鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

伊勢原・岡崎のカイノキ③朝日に映える

2010-11-30 | カイノキ(学問の木)

3度目の正直ということで、快晴の朝、6時30分出発で岡崎に8時前に着きました。
ここのカイノキは朝日が輝く時しかきれいに撮れないからです。


朝日に輝く黄葉のカイノキです。


少し右によって撮ったカイノキです。角度が変わると黄葉が厚く見えます。


木立の上の方を望遠で拡大しました。風でかなり葉が飛んでいます。


梢近くの比較的葉がある場所です。


木の真下から、葉の形をしっかり見えるようなカットです。


3本のカイノキの幹です。2本は蔦に覆われています。
かなり上まで蔦が覆っているので、カイノキが枯れる心配があります。


湯島、善行、岡崎のカイノキの紅葉(黄葉)の撮影に成功したので、
カイノキ探索はこれで一段落です。






善行のカイノキ②紅葉真っ盛り

2010-11-27 | カイノキ(学問の木)

快晴の青空の下、善行教育センターのカイノキの紅葉は今日が真っ盛りだと推定して出掛けました。


紅葉予測は大当たりでした。
ふわふわとふくれ上がったカイノキの紅葉が大きなかたまりになっていました。


光に輝く紅葉を四角に切り取った1枚です。


木の下の木蔭に近い葉は黄葉の部分も残っています。
木のある場所、葉のある場所によって、紅葉になったり、黄葉になったりするようです。


梢に近い場所の比較的に葉の大きい場所の紅葉です。
葉の大きさも、梢の部分は小さく、幹に近い部分は大き目になるようです。

伊勢原・岡崎のカイノキ②

2010-11-25 | カイノキ(学問の木)

先日、伊勢原・岡崎のカイノキを訪ねましたが、その後、善行のカイノキ、湯島のカイノキを見に行きました。
そこで今度は岡崎のカイノキの紅葉の様子を確かめにもう一度出掛けました。


地形的に少し窪んだ場所にあるので、カイノキの全体が上手く撮れません。
なんとか足場を探して、根元から梢まで入る1枚を撮りました。
雲が出てきて明るくないのが残念でした。



見上げる梢は多少色づいていましたが、あまりきれいではありません。
風が強い場所なので、色づく前に葉が飛ばされてしまうからでしょう。


木蔭になりやすい下のほうの葉はまだ緑です。
この葉をよく見ると、カイノキの特徴である偶数羽状複葉ははっきり確認できますが、
やや葉が丸いのが気になりました。


そこでネット情報で手に入れたカイノキの葉の写真と比較しました。
これで見ると、ほぼ同じと言えそうです。
どうやら根元に近い葉は丸く、先端の葉はスリムになる傾向がありそうです。


これは幹の写真です。3本の中、2本は蔦に覆われているので、幹が見えるのは1本だけです。






湯島聖堂のカイノキ

2010-11-20 | カイノキ(学問の木)

昨年湯島聖堂を訪ねたのは、カイノキが落葉した12月でした。
今年はカイノキの紅葉を目的にして、11月半ばの快晴の日に出掛けました。


御茶ノ水駅から聖橋まで行くと、湯島聖堂の木立がよく見えます。
未だ少し早いようですが、カイノキのあたりは色づいていました。


境内に入り、土塀沿いに階段を下りて、カイノキを見上げました。
紅葉というよりは、黄葉の感じですが、日差しの中で輝いていました。


足もとの石畳にはカイノキの落ち葉が散っていました。


カイノキに近づいて色づいた枝を見上げました。


同じ枝を反対側から青空をバックにに見上げました。


色づきのよい部分をアップで撮りました。
なんとか黄葉を楽しむことが出来ました。


この木の下にある掲示版です。この木は雌株ですが、境内には他に雄株が3本あります。
雄株の方の色づきはまだで、11月下旬頃だと思われました。







善行のハゼノキ

2010-11-17 | カイノキ(学問の木)


善行の教育センターのカイノキの近くにハゼノキがありました。
わざわざ幹に「ハゼノキ」の貼り紙がありました。
カイノキと似ているところがあるので、注意のなめに貼ったのかも知れません。


カイノキとの違いを確認するために、木の下から見上げたところです。


梢の葉の形状を確認すために撮った1枚です。
ハゼノキは奇数羽状複葉なので、カイノキの偶数羽状複葉とは、
先端部の1枚があるか、ないかが違いの特徴点です。

善行のカイノキ

2010-11-16 | カイノキ(学問の木)

伊勢原のカイノキに続いて、善行の教育センターにあるカイノキを見に行きました。
昨年ここのカイノキを見に来た時は、葉がすっかり落ちた後だったので、
今年は紅葉を逃さないように、事前の調査でした。
中国孔子廟から持ち帰った種から生えたカイノキの子孫と思われますが、
今回はなるべく木の特徴を確認することも目的の1つでした。


日差しの下で、木全体が煙るようにふくらんでいました。


伊勢原のカイノキとの比較のため、木の下から見上げた1枚です。


一部に紅葉が始まっていたので、そこだけアップで切り取りました。
この調子だと、1週間以内に全体が紅葉するかも知れません。


木蔭をバックにして、カイノキの葉の形を見るための1枚です。
伊勢原のカイノキに比較して、葉がスリムな感じです。


これはカイノキの幹です。
この場所には8本のカイノキがあります。

伊勢原・岡崎のカイノキ

2010-11-10 | カイノキ(学問の木)


昨年も訪れた伊勢原・岡崎のカイノキを訪ねました。
昨年の写真を見たカイノキに詳しい方が、
「これはカイノキかどうかよく分からない」というので、再確認のためです。


岡崎四郎墓所という道標に従って少し坂を下ると、3本のカイノキがあります。
2本はかなり高いところまでツタに覆われているので、幹の肌が見えません。


カイノキ固有の葉の形が見えるように、梢を見上げながら写真を撮りました。
葉が繁っているので、形が見えるようにするのがなかなか難しかったです。


更に望遠を伸ばして、葉の形が確認できるように撮った1枚です。
カイノキは羽状複葉植物で特に先端の小葉を欠いた偶数羽状複葉になりやすいのが特徴なのだそうです。
写真を見た限りでは、この条件は満たしているように思われます。

北浦和公園①カイノキ

2010-09-30 | カイノキ(学問の木)


JR北浦和駅西口です。
昨年から始めたカイノキ探訪のためにやって来ました。


駅の正面を真っ直ぐ進むと、そこが北浦和公園です。
この公園にあるカイノキを見に来たのですが、
入口の案内板には何も書かれていませんでした。


公園の中にある美術館の裏手まで行くと、
お目当てのカイノキに会うことが出来ました。
浦和市(現さいたま市)指定天然記念物です。


教育委員会の掲示板が立っていました。
旧制浦和高等学校の先生が中国の孔子廟から種を持ち帰って育てたようです。


カイノキの葉の形状をはっきり確認するための写真を撮りました。
カイノキを識別する参考資料にします。


カイノキの側に、旧制浦和高等学校の学生像が建っていました。
ここはその昔、旧制浦和高等学校が在った場所です。  

善行・カイノキ(楷の木)

2010-05-10 | カイノキ(学問の木)

昨年から始めたカイノキ(学問の木)探訪、今年も続ける予定です。
先ず、善行にある教育センターのカイノキの芽吹きを見に行きました。


教育センターの正面から入って進むと、中庭の両側の芝生の縁にカイノキが並んでいます。
明るい緑の葉を伸ばし始めたカイノキです。


カイノキは雌雄異株で、花も見たかったのですが、残念ながら盛りは過ぎていました。
僅かですが、雄株には淡黄色の花が残っていました。


雌株も芽吹き前に花が咲いた筈ですが、確認できませんでした。
来年に期待します。
これは芽吹きのアップです。

湯島聖堂・カイノキ

2009-12-27 | カイノキ(学問の木)


湯島聖堂を訪ねた目的は、ここに由緒正しいカイノキがあるからです。
孔子廟・大成殿を見た後、入徳門まで戻り、塀に沿った階段を下ると大きなカイノキの前に出ました。


幹も立派で、ここの案内板では「楷樹」と記されています。
地表をよく見ると種が落ちていたので、この木は雌株でした。


案内板で特に強調されているのは、
「この木は孔子の墓にあるカイノキから種を持ち帰って育てた正式な子孫」ということでした。


そのためでしょうか、カイノキのすぐ近くには大きな孔子像が立っていました。


もう一度入徳門周辺の木立を眺めていると、そこにもカイノキがあることに気がつきました。
この木は雄株のようで、まだ葉も残っていました。


どうにかカイノキの紅葉らしい写真が撮れました。

もう一度岡崎のカイノキ

2009-12-24 | カイノキ(学問の木)


善行のカイノキを見た後、もう一度伊勢原から岡崎のカイノキを見に行きました。
11月からどう変わっているかを確認するためです。
入口の案内板です。


落葉樹の葉が落ちたため、先日より木立は明るくなっていました。
ツタの絡んだカイノキもすぐに見分けることが出来ました。


11月に来た時と同じ場所から、カイノキを撮りました。
葉はすべて落ちていました。木の下に実があるかどうか調べましたが、見つかりませんでした。
ここにある3本のカイノキはみんな雄株のようです。


比較のために11月に同じアングルから撮った写真を並べました。

善行のカイノキ(楷の木)

2009-12-23 | カイノキ(学問の木)


小田急線善行駅近くにある県立総合教育センターです。
11月に伊勢原・岡崎まで見に行ったカイノキが、このセンターにあると聞いたので訪ねました。


正門から入った通路の左右に4本ずつありました。
通路の右手の4本をまとめて一線にして画面に納めたものです。


4本のカイノキを横に並んだ状態で撮りました。
すでに葉が落ちているので残念でしたが、来年は時々のぞきに来ようと思いました。


左右の4本の中、1本ずつが雄株のようでした。
雌株は葉も実も落ちていましたが、雄株はところどころに葉が残っていました。
紅葉が美しいと言われていますが、その気配はありませんでした。


木の下に、カイノキの説明板がありました。
はじめ大きく書き出し、だんだん字が小さくなり、どうにか1枚に収まったという説明板です。

岡崎の「楷の木」

2009-11-10 | カイノキ(学問の木)


岡崎四郎の墓を訪ねたのは、
鵠沼公民館開設50周年に植樹された「楷の木」が墓の側にあると知ったからです。
小さな森ですが、木が茂っているので、最初はどれが「楷の木」なのか分かりませんでした。
近くの畑地まで離れて、振り返って、やっと見つけました。
写真中央で、幹にツタが巻きついている木でした。


紅葉を目印に探せば分かると思ったのですが、梢の葉が多少色づいただけで、紅葉はもう少し先のようです。
日差しの方向から考えて午前中の早い時間に来ないと、紅葉見物は難しそうです。
とりあえず、「楷の木」が見つかったので満足しました。

「学問の木」

2009-11-06 | カイノキ(学問の木)


鵠沼公民館が今年50周年を迎え、記念に「楷の木」が庭に植えられました。
「楷の木」は孔子ゆかりの木で、「学問の木」とも呼ばれます。
中国の科挙に合格したに人に、「楷の木」の杓が与えられたことによるようです。
この木は紅葉も有名ですが、数が少なく見るのは難しい木です。