地図で見ると、ここは五差路のようになっていますが、先ず左折の道があります。
右手に旧家の竹垣が長く続く気持ちの良い細道で、花沢町を経て藤沢駅に通じる近道です。
今度は右手に2本の道を分けます。左側は、これも古道の「新田道」です。
「新田道」は砂丘列の右裾を鵠沼海岸まで伸びる名の通りの農道だったようです。
右側も古道の「東原道」で、鵠沼本村の大東地区に通じています。
旧家の木立や生垣に沿って「裏街道」を進みます。
この先の左手に住宅地開発があり、明るい道になりましたが、時の流れです。
しばらく進むと、左に花沢町に沿って藤沢駅まで真っ直ぐ続く道を分けます。
左折のすぐ右側の家は、日本画家上田臥牛(1945-1999)の住居でした。
道は次第に大きく右に曲がります。
まだ両側に玉石垣が残っているのが古道の証です。
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