湯島聖堂からの帰り、神田明神に寄りました。
東京音痴としては、東京を知る機会を逃さないようにしたいと考えたのです。
神田神社が正式な名前のようです。
神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、築地魚市場の108町会の総氏神様です。
天平2年(730)に大手町辺に創建と伝わっていますが、
元和2年(1616)に現在地に遷座し、江戸時代は江戸総鎮守と呼ばれたようです。
この随神門は昭和51年に檜木造りで再建され、江戸時代の姿を取り戻したとされています。
社殿は関東大震災で焼失した後、昭和9年に鉄骨鉄筋コンクリートで再建されたもので、
東京大空襲に耐え抜いた建物です。
社殿前の狛犬は、なかなか元気の良いスタイルで迫力があります。
子供の頃、銭形平次捕り物控を愛読した者として、境内にある「銭形平時の碑」を探しました。
神田明神と銭形平次ははるか昔のなつかしいイメージの世界です。
平次の石碑の右に小さなガラッ八の石碑もありました。