江ノ電の車内ツルシ広告にあった「あばよ、カバよ、アリゲーター!」という詩の1行に感心したので、鎌倉文学館の田村隆一展に出かけました。若い頃「四千の日と夜」という田村隆一の詩集を愛読しました。

江ノ電由比ガ浜駅から山側に進むと、落ち着いた住宅街を抜けて、緑豊かな坂道に入ります。

入場料400円を払って、さらに進むと、招鶴洞というトンネルがあり、その先が鎌倉文学館です。

旧前田侯爵の別邸が現在の鎌倉文学館です。常設展と田村隆一展と両方見ても、2時間はかかりませんでした。詩人の生涯と作品を振り返る展示は、詩のように簡潔にまとめてあり、なかなか良かったです。
昔は、田村隆一の詩集やエッセイが出るたびに
買って読んでいました。
彼が若い頃住んでいた、池袋の椎名町あたりにも
住んだことがあり、下町情緒の残る場所で、
田村隆一の好きだった銭湯通いには、銭湯も多く打ってつけの場所でした。
もう35,6年前の話です